<イタリアワイン通信講座>夏こそ冷やした甘口ワインを飲もう!

イタリアワイン通信講座第4期生の皆さま

いつもご愛顧いただきありがとうございます。
Vino Hayashiの井手です。

夏こそ冷やした甘口ワインを飲もう!

冒頭からすみません。

今回は、第6回お届けした事のある『甘口ワイン』について書かせて頂きます。
前回お送りしたワインは「RICCHI/リッキ」という生産者の甘口ワインになります。
リッキは他にも、白ワインの
『ガルダ シャルドネ “メリディアーノ” 』(約15日間の陰干し)
赤ワインの
『ガルダ メルロー “カルピノ”』 (約30日間の陰干し)
を扱っております。

ここのワイナリーの注目するべきポイントは甘口以外のワインにもアパッシメント(陰干し)の工程を加えて造っていることです。
アパッシメントは基本的に甘口ワインを造るときに使う伝統的な製法です。乾燥させ干しブドウにしてブドウの『糖度を高める』ために行います。
陰干しブドウで造る白ワイン、赤ワイン共に濃厚で深みのある味わいに仕上がります。

白ワイン
ガルダ シャルドネ “メリディアーノ”
Garda DOC Chardonnay “Meridiano”
イタリアワイン最大の見本市「Vinitaly」の白ワイン樽熟成部門にて、No.1の「プラチナ賞」を受賞。
日本で飲もう最高のワイン 白ワイン・辛口部門で最高賞受賞。

赤ワイン
ガルダ メルロー “カルピノ”
Garda DOC Merlot “Carpino”

プロのソムリエからの人気が高く入荷するとすぐ完売するスターワインです。

1度リッキのワインを飲むと、その濃厚でエレガントな味わいのファンになります。
林 就基も在籍した、21年間三ツ星を獲得し続ける『リストランテ ダル ペスカトーレ』のオンリストワインです!素晴らしい!

第6回にお送りしたリッキの甘口ワイン
アルト・ミンチオ パッシート・ビアンコ “レ・チーメ”
Alto Mincio IGT Passito Bianco “Le Cime” (500ml)
非常に長い『約90日間の陰干し』!何と3ヶ月間!
ほぼ干しブドウになった状態でプレスして絞っているため果汁はあまり出ません。
普通のワインの1本に入るブドウの数と比較すると3倍以上です。ブドウが贅沢に詰まっているワインです!
こんなに美味しくて贅沢なワインが何故日本ではあまり飲まれていないのかとても不思議です?

『甘口ワイン』っていい方がまず良くない!

これは自然が織りなす『天然のデザート』です!砂糖もシロップも水も入っていません。

完熟した葡萄の糖度をさらに高め、濃度の濃い果汁を発酵させ、長い時間かけ熟成させて造る天然のデザートです。水も砂糖も使用していません!
さらに『6年熟成』させてあります。
なんと6年ですよ!デザートを6年間かけて作りますか?

デザートワインは瓶で熟成させる事でより複雑味が増し、旨味が凝縮して至高のデザートに変身します。
ゆっくり口に含み、口の中全体で味わって下さい!液体の温度の上昇と共に幸せが口いっぱいに広がっていきます。
夏こそ冷やしたデザートワインを飲みましょう!
アイスを食べるより大人の幸せが口いっぱいに広がります!(アイスにかけて食べる方も!)
デザートワインは発酵させたデザートなので暑さで奪われた体力を回復させる栄養が詰まっています!

余談ですがデザートワインは10年熟成させてからが美味しいと言う方もいます。
レストランの最後にデザートではなくデザートワインに代えてみると新しい大人の幸せを発見できますよ!

新しいデザートワインと出会うたび、新しい感動に包まれます。
奥深いデザートワインをこの夏探しに行こう!

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<イタリアワイン通信講座>前期期末テストの正解率発表

イタリアワイン通信講座 第4期生の皆様

Vino Hayashi東でございます。
イタリアワイン通信講座前期期末テストの正解率を集計致しました。

全20問、1問を5点として計算致しましたところ、平均点は73.3点でした。

わかりやすい問題、難しい問題といろいろありましたので、
全体の正解率とご自分の解答と見比べて参考にしてください。

<以下のリンクより問題を見ることができます>
まだテストをされてない方も挑戦可能です。
http://goo.gl/forms/C3YV0vchmH
(PCでもスマートフォンでも閲覧・解答できます)
復習をすることで記憶に残ると思いますので、是非活用してください。

テストと共にアンケートにもお応え頂き、有難うございました。

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第3回お届けワイン グラスとの相性について

通信講座第5期生のみなさま
第3回はリグーリア州とヴァッレ・ダオスタ州のワインを2本お送り致しました。
各グラスでどのような良さが引き出せるか、スタッフレポートを参考に、実践されてみてください。

一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べています。

ご参考にリグーリア州のワインをご紹介致します。
http://store.vinohayashi.jp/products/list17.html

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ビオ・ヴィオ|リヴィエラ・リグーレ・ディ・ポネンテ ピガート ”マレネ” 2016

<大きめのボルドー型>
他のグラスに比べ、ディルのようなハーブの香りと、後からリンゴやハチミツのようなふくよかな香りも感じる事が出来る。品種特有の心地よい苦みとミネラル、塩味がバランス良くまとまっている。

<小さめのチューリップ型>
華やかな果実の香りが立ち上がってきやすく、ハチミツのような香りも感じ取ることが出来る。
キュっと締まった果実味と酸が心地よく感じられる。

<中くらいのバルーン型>
香りの第一印象が一番良い。サフラン、白胡椒といったスパイスの香り。口に含むと果実味の凝縮感やミネラル感、心地よい苦味がバランスよく感じられる。

<ブルゴーニュ型>
香りがダイナミックに広がるが、このワインには少しボウルが大き過ぎるため、味わいが少しぼやける。

 

 

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ディー・アンド・ディー| ヴァッレ・ダオスタ ガメイ 2015

<大きめのボルドー型>
香り、味わいのバランスが一番良い。山ブドウ、スミレ、木いちごなどの、香りを感じとることが出来る。口に含んだときの滑らかな味わいがバランス良く、ワインのポテンシャルが最大限に発揮される。

<小さめのチューリップ型>
4つのグラス中では、一番酸味、果実味がはっきりとストレートに感じられ、味わいの特徴が掴みやすい。チャーミングな印象が強くなる。

<中くらいのバルーン型>
華やかな香りと豊かな果実味を心地よく感じられるが、若干閉まりがなくぼやけた印象。

<ブルゴーニュ型>
時間の経過と共に香りと味わいにばらつきが見られる。
全体的にややぼやける。

写真で見るヴァッレ・ダオスタ州|第3回お届けワイン

アオスタという小さい土地の中で、量より質を重視した勢いのあるワイナリーです。
アルプスに囲まれた渓谷が生み出す特異な文化ヴァッレ・ダオスタ州は、ピエモンテ州の北に位置するイタリア最北西の州。北はスイス、南西はフランスと国境を接し、モンテ・チェルヴィーノ(マッターホルン)、モンテ・ローザ、モンテ・ビアンコ(モンブラン)という名峰に囲まれる山岳地帯。冬はスキーをはじめとするウィンタースポーツが人気で、夏はアルピニストの町と化します。
高い山々に囲まれたアオスタの盆地は、ヴァッレ・ダオスタ州の中で最も広い平地です。
高い山々に囲まれたアオスタの盆地は、ヴァッレ・ダオスタ州の中で最も広い平地です。

 

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黒ブドウはピノ・ネロ、ガメイ、プティ・ルージュ、フミン、シラー。白ブドウはプ ティ・アルヴィーヌ、モスカート、ミュラー・トゥルガウなどの栽培が主流です。

 

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現在は、伝統、革新をそれぞれ取り入れて、全部で8種類のブドウ品種を作っています。
ヴァッレ・ダオスタ州ではポピュラーな白ブドウ品種であるプティ・アルヴィーヌ

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もともと2~3種類のブドウ品種を作ってきましたが、新たに土着品種や国際品種も栽培し始めました。
イタリアで最も小さな州ながら、日当たりの良い、温暖な気候に恵まれ、ブドウなどの果樹の栽培に適しています。

D&Dはヴァッレ・ダオスタ州の州都であるアオスタから程近いコサン地方にあるワイナリーです。

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ヴァッレ・ダオスタ州は紀元前25世紀頃にはローマ人に征服された歴史を持ち、今日でもローマ遺跡が良い保存状態で残っています。

写真で見るリグーリア州|第3回お届けしたワイン

イタリアワイン通信講座第5期生のみなさま

お届けしたリグーリア州のワインについて、
私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。

リグーリア州は食材の宝庫で、素材を生かしたイタリア料理のイメージにぴったり当てはまります。
実際に隣国フランスのカンヌ、ニースやモナコの高級レストランのシェフが、リグーリアまで食材の調達に足を運ぶほど。

実は、私たちがイタリア出張で一番楽しみにしているのが、第3回でお届けしたワイナリーBioVio(ビオ・ヴィオ)での食事です。

マンマが作る料理はどれも美味しくて優しい。
ついつい食べ過ぎますが、翌日もたれることはありません。
外食続きのイタリア出張では本当に癒されます。
(一緒に食卓を囲む美人3姉妹にはさらに一層癒されてます。笑)

ビオ・ヴィオの写真(私の大好きなバジルを練りこんだ生パスタ”ファルファッレ”も)をアップしましたので、ぜひご覧ください。

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ヴェルメンティーノは、主にサルデーニャ島、トスカーナ州(地中海側)、リグーリア州で作られる白ブドウ。 14世紀にスペインからコルシカ島に持ち込まれ、14~18世紀にリグーリア州へ、その後サルデーニャ島に渡ったとされています。セージやタイム、ローズマリーといったハーブのアロマが特徴的でトロピカルフルーツ、パイナップルの香りも感じられます。
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ピガートは、リグーリア州原産の白ブドウです。ヴェルメンティーノはコンパクトな房で果実が小さく、熟した後でも果皮が緑かかっているのに対し、ピガートは房が大きくて果実の間隔が空いており、熟した後はとてもキレイな黄色になります。

 

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リグーリアの州都ジェノバから海岸沿いに南西へ向かうとアルベンガという小さな街があります。

 

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ビオヴィオのファミリーはこのアルベンガで古くから農業を営んできました。

 

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1999年までは作ったブドウを売却していましたが、2000年にワイナリーを設立。

 

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質の高いピガート、ヴェルメンティ-ノやロセーゼといったこの土地土着のブドウからワインを造っています。

 

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気候条件など自然環境に恵まれたアルベンガでは、伝統的にオーガニック(有機的)な農業が営まれてきました。

 

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ビオヴィオは1989年にビオロジコの認証を取得していますが、取得にあたって特に何も変える必要はなかったとのこと。自然なものだけを使ってブドウ作りを行ってきた生産者です。

 

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2.5キロメートル先に海が広がり、逆側はアルプス山脈の麓という絶好のロケーションにある畑から作られるワインは、誰もが驚く程キレイなビオワインです。

 

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実は、私がイタリア出張で一番楽しみにしているのが、ビオ・ヴィオさんのお宅での食事です。 マンマが作る料理はどれも美味しくて優しい。

 

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ついつい食べ過ぎますが、翌日もたれることはありません。 外食続きのイタリア出張では本当に癒されます。 (一緒に食卓を囲む美人3姉妹にはさらに一層癒されてます。笑)

 

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奥さんの手作り、バジルを練りこんだ生パスタ”ファルファッレ”は絶品です!

 

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第9回ワイン グラスとの相性について

第9回はアブルッツォ州のワインを2本お送り致しました。

各グラスでどのような良さが引き出せるか。スタッフレポートを参考に、実践されてみてください。

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fontefico|Abruzzo DOC Pecorino Superiore 2016
フォンテフィーコ|アブルッツォ ペコリーノ・スーペリオーレ 2016

<大きめのボルドー型>
果実味がギュッと詰った印象。カリンやレモン、ういきょうなどの香り。口に含むとグレープフルーツの皮の白い部分にあるような心地よい苦味があり、厚みのある味わい。凝縮感をかんじることができ、全体的にまとまっている。

<小さめのチューリップ型>
塩味、ミネラル、ういきょうといった香りが華やかに広がる。味わいにおいても品種の特徴の苦味や、酸味、果実味をバランスよく感じることができる。

<中くらいのバルーン型>
レモン、バジルの華やかな香り。香りはキレイに広がるがアルコール感が強く際立ってしまう。

<ブルゴーニュ型>
グラスに注いだ時にはグレープフルーツの華やかな香りを感じることができるが、ボールが大きいため時間が経つにつれ香りと味わいがぼけやすい。

 

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fontefico|Cerasuolo d’Abruzzo DOC Superiore 2015
フォンテフィーコ|チェラスオーロ・ダブルッツォ・スーペリオーレ2015

<中くらいのバルーン型>
赤い花、ザクロ、といった可愛らしい香りが広がる。クランベリーやアメリカンチェリーのような余韻が感じられ、全体的にキレイにまとまっている。

<大きめのボルドー型>
華やかな香りと果実味をとらえやすく、あとからチャーミングな酸味を感じる。
中くらいのバルーン型に比べ全体的に優しい味わい。

<ブルゴーニュ型>
入れ注ぎたての印象は悪くないが、時間が経つにつれて香りの複雑性が感じられにくくなり、ややぼやけてしまう印象に。

<小さめのチューリップ型>
品種の個性であるミントの香りといった清涼感を一番感じるグラス。時間が経つにつれて、香りは飛びづらいが香りと味わいがばらついてしまいます。
好みや飲むシチュエーションにより、グラスを選んで楽しむことができるワインと言えます。

好みや飲むシチュエーションにより、グラスを選んで楽しむことができるワインと言えます。

 

写真で見るアブルッツォ州|第9回お届けワイン|fontefico(フォンテフィーコ)

イタリアワイン通信講座第4期生のみなさま

第9回お届けアブルッツォ州のワインについて、
私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。

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ブーツ型のイタリア 足首からふくらはぎにかけて長く続くアドリア海の海岸線
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かつてペコラ(羊)が好んでこの実を食べていたことから名付けられたというペコリーノ種 ※今回お送りした2016ヴィンテージより、ラベルが変更となっております。
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地元のチーズとサラミの盛り合わせ

名産 旨辛サラミ ヴェントリチーナ
名産 旨辛サラミ ヴェントリチーナ
棚仕立で作られるモンテプルチャーノ種
棚仕立で作られるモンテプルチャーノ種
ペコリーノ種
ペコリーノ種
マンマお手製の絶品グリル野菜
オーガニック認定の畑
オーガニック認定の畑
弟エマヌエーレ、兄二コラとマンマ
弟エマヌエーレ、兄二コラとマンマ
若き兄弟の情熱により飛躍するワイナリー フォンテフィーコ
若き兄弟の情熱により飛躍するワイナリー フォンテフィーコ

マンマお手製の絶品グリル野菜

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<イタリアワイン通信講座>第9回お届けのワインにつきまして

イタリアワイン通信講座 第4期生の皆様

Vino Hayashi東でございます。
いつもご愛顧頂き、誠に有難うございます。

昨日発送いたしました、
第9回 アブルッツォ州の2本のワインにつきまして
実際に取材し撮影した現地の風景とグラスの相性をブログにて公開いたします。

fontefico(フォンテフィーコ)のワインはこちら
http://store.vinohayashi.jp/products/list67.html?=ml4

ワインをより引き立たせるためのおすすめグラスを私たちが選んで、
ご紹介しております。
是非、4種類のグラスで飲み比べていろいろ感じて頂ければと思います。

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【質問・お問合せ】
講座の内容についてご質問・ご意見・ご感想、
お問い合わせ・配送変更依頼などはお気軽にメールしてください。
kouza@ml.vinohayashi.com

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イタリアワイン通信講座 事務局
(株式会社Vino Hayashi 内)
メール: kouza@ml.vinohayashi.com
電 話: 03-5643-5558
*営業時間 平日10:00~18:00

<イタリアワイン通信講座>第9回発送につきまして

イタリアワイン通信講座第4期生のみなさま

Vino Hayashi 井手です。
いつもご愛顧頂き、誠に有難うございます。

<第9回>イタリアワイン通信講座は、来週6月15日(木)に発送致します。

皆様には6月16日(金)の以降のお届けとなります。
お届け日時のご指定がございましたら、6月11日(日)までに kouza@ml.vinohayashi.com宛 にご連絡くださいませ。
それ以降でも、ご変更がある場合は早めにご連絡くださいませ。

※既に毎回の日時指定をご連絡いただいている方はご指示どおり手配致しますので、ご連絡は不要です。

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第9回は以下について学習します。
・造り手の哲学とスタイルの違い
・アブルッツォ州/モリーゼ州について
・貴族から農夫まで、ワイナリーの実態
・アッビナメントのヒント〔アンティパスト〕

テキストは計13枚お送りします。
万が一不足等がございましたら、kouza@ml.vinohayashi.com宛にご連絡ください。

今回はリクエストにお応えして作成しましたイタリア語の「テイスティング・ノート評価項目リスト」もお届けします。
テイスティング表現の勉強に是非お役立てください。

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お届けするワインは、アブルッツォ州の2本です。

①生産者 フォンテフィーコ/ アブルッツォ ペコリーノ スーペリオーレ2016

バジルやセージなどのハーブの香りを感じます。熟した柑橘系、ピンクグレープフルーツの香り、ステンレスタンクのみでの醸造により、
フレッシュさを保ちつつ、ペコリーノの特徴であるミネラル感や切れのある酸味、深い味わいが感じられます。
・ムール貝のワイン蒸
・魚介のアヒージョ

などがオススメ料理です。
また、同じ名前のチーズ「ペコリーノ」との相性もばっちりです!

②生産者 フォンテフィーコ/ チェラスオーロ・ダブルッツォ スーペリオーレ2015

紫のニュアンスのある非常に濃いピンク色、ラズベリーなどのフレッシュな味わいとミネラル感が印象的です。ミントやカンゾウなどの余韻が長く残ります。
・サルシッチャのような軽めのお肉料理
・アクアパッツァ
などがオススメ料理です。

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第8回にお届けしたマルケ地方のワインはいかがでしたでしょうか。
先日お送りした『ロッソコーネロDOC』より力強い『コーネロDOCG リゼルヴァ』、
非常に珍しい『生のサクランボを漬け込んだデザートワイン』も合わせてご紹介させて頂きます。

≪マルケ州おすすめワイン!≫

『生産者約20社!マルケ州の貴重なDOCGワイン、ロッソコーネロ・リゼルヴァ!』
■ルーチェソーレ|ロッソコーネロ DOCG リゼルヴァ “ニンファ” 2008
→価格5,200円(税抜)
VIP会員様価格(10%off)→¥4,680円(税抜)
http://store.vinohayashi.jp/products/detail244.html
9年熟成で飲み頃を迎えたスペシャルワインです!熟成感と果実味をしっかり味わう事の出来る贅沢な一本です。

■ルーチェソーレ|ベヴァンダ・アロマティッツァータ ”スカンタファーヴォラ” 2012
→価格4,600円(税抜)
VIP会員様価格(10%off)→¥4,140円(税抜)
http://store.vinohayashi.jp/products/detail435.html
これは美味過ぎる罪なワインです!
なんと!『ワインに生さくらんぼを山盛り漬け込んだスイートワイン!』ブドウの果実味とさくらんぼの上品な酸味が合わさると至福な時間に早変わり!
こんなに贅沢でラベルがお洒落なスイートワインは他にありません。抜栓してから2〜3ヶ月は余裕で持つので安心して下さい!

※通信講座の受講生の方は10%引きでお買い求めいただけます。 マイページにログインの上ご注文ください。

■■同梱のご注文承ります■■

通信講座の商品お届け時に同梱でお送りするようご指示いただけますと、
1本からでも送料無料でお届けが可能です。
(通常は20,000円以上のご注文で送料無料となっております)
発送ワインへの同梱を希望される方は6/11(日)までにご注文ください。
※ご注文の際、備考欄に「同梱希望」とお書き添えください。
ご注文時には送料が加算されておりますが、後ほどこちらで送料無料に訂正させて頂きます。
メールやお電話でのご注文も承ります。

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<イタリアワイン通信講座>ヴェルディッキオについて

イタリアワイン通信講座第4期生の皆さま

いつもご愛顧いただきありがとうございます。
Vino Hayashiの鶴岡でございます。

イタリアワイン通信講座<第8回>は、マルケ州・ウンブリア州についてご紹介致しました。
今日は、マルケ州の土着品種「ヴェルディッキオ」について少しお話します。

この品種は比較的お手ごろな価格のものから世に出回っており、日本でも割りと見かけることができます。
ちなみに私はファミレスの○イ○リヤで、ヴェルディッキオのボトルを時々注文しますが、安旨でなかなかいけます(笑)!!
昔から売られているペッシェ・ヴィーノというお魚の形をしたかわいいボトルをご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
このヴェルディッキオ種が使われているワインです。(ちなみにイタリア語でペッシェは魚、ヴィーノはワインという意味です。)

ヴェルディッキオに関して言いますと、比較的アドリア海に近く、広いエリアの『ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ』と、
アペニン山脈の麓の小さいエリア『ヴェルディッキオ・ディ・マテリカ』と、二種類あります。
同じ品種のワインと言えどもあえて違う銘柄として確立しています。

品種の特徴としては、ミネラルと酸味!!これが溌剌と感じられるタイプが個人的にはだいすきです!!
ミネラルは石灰系であったり、昆布出汁っぽいニュアンスを見つけることができます。それが感じられるたびに、
これは「和食に合うなあ~」としみじみ感じます。たとえば、おでんであったり、タコとわかめの酢の物であったり。
皆様も是非いろいろと合わせてみてください。私たちの日常の食卓に、非常に合わせやすいブドウ品種なんですよ!
あとは、アーモンドっぽい香りがするのも特徴のひとつといえます。

ヴェルディッキオは比較的早飲みタイプのデイリーワインの生産量が多いですが、RISERVAのカテゴリーもあり、
長期熟成が可能な高いクオリティのアイテムもあります!
日本ではまだあまり出回っていませんが、最近はスプマンテを造る生産者も増えてきています。
品種の名前が長くてでたいへんですが、是非、覚えておいてくださいね!

実際、マルケ州のこの辺りを訪れる機会はなかなか無いと思います。なぜなら、
目立った観光地がない上に、ローマやフィレンツェなど、大都市から行くにしても
アペニン山脈を越えなければならず、とても行きづらいエリアだからです。。
私は個人的にヴェルディッキオが大好きなので、実はがんばって行ってみましたが、
「マテリカ」という駅に着いたとき、この上なく嬉しかったことが今でも忘れられません!

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あと、ご紹介が遅れましたが、みなさまにひとつご案内です。
弊社の福利厚生?!「まかないワイン」をまとめた記事です。社内でブラインドテイスティングを行い、
ワインの味わいの捕らえ方を鍛えております!日ごろの私たちの勉強の様子をご覧頂けます。
https://www.modern-blue.com/page/topics/b018_makanai/150219_b018_makanai.html

参考ついでに、ヴェルディッキオをブラインドテイスティングした際の記事をご案内します。
https://www.modern-blue.com/page/topics/b018_makanai/150402_b018_makanai.html

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<ウンブリア州について>

2016年10月に発生した中部イタリアの地震で、今回のウンブリア州の写真にあるノルチャの美しい大聖堂が
大変残念なことに被災して大破してしまいました。このような素晴らしい建築物が崩れてしまったのは本当に悲しいです。
また、「天空の花畑」で知られる標高1,400mに位置するカステルッチョ村もかなりの被害のようです。
この辺りはアペニン山脈の影響で地震が多い地域ですが、今後の復興とこれ以上の被害が出ないことを願うばかりです。

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