お届けワインに合うレシピ “アクアパッツァ”


カンパーニア州の名物料理アクアパッツアと酸味、ミネラル豊富なグレコ種の相性は◎!

アクアパッツァ

【材料】(24cm 鍋2~3人分)    
鯛 1尾  
あさり 120 g 
チェリートマト 12個
ブラックオリーブ 10個
ドライトマト 5枚
塩漬けケッパー 大さじ1
白ワイン 50cc
水 50cc
タイム、イタリアンパセリ 適量
オリーブオイル・塩 適量

【作り方】
①ドライトマトはぬるま湯に30分ほど浸けて、1~2cm幅に切る。あさりは砂抜きをする。ケッパーは水でサッと洗う。内臓と鱗を取った鯛の腹にハーブを詰める。

②鯛に軽く塩をふり、オリーブオイルをたっぷりしいたフライパン(または鍋)で両面を焼く。

③あさり、チェリートマト、ドライトマト、オリーブ、ケッパー、タイムを加え、そこへ白ワインと水を注ぎ、蓋をする。

④あさりが開いて、全体に火が通れば出来上がり。 ※お好みで他の魚(きんき、いさき、すずき等)でもお試しください。

※塩漬けのケッパーが手に入らない場合は、酢漬けのもので代用してください。

イタリア料理研究家 星野佳代さんレシピより

お届けワインとグラスの相性(18期vol.11|カンパーニア州)

第11回はカンパーニア州のワインを2本お送りします。各グラスでどのような良さが引き出せるか。スタッフレポートを参考に、実践されてみてください。

CANTINE DI MARZO|Greco di Tufo DOCG
カンティーネ・ディ・マルツォ|グレコ・ディ・トゥーフォ

<リースリング型>
果実の特徴がストレートに味わえる。凝縮感があり、酸味も心地良い。

<ボルドー型>
柑橘の香りが柔らかく感じられる。全体のバランスが良い。土壌の特徴である硫黄のニュアンスが感じられ、現地をイメージできる。

<ボジョレー型>
白い花などフローラル・植物系の香りを感じることができる。全体的に印象は弱い。

<ブルゴーニュ型>
ボウルが大きすぎるためか、輪郭がぼやけてしまい香りの印象も弱い。

CANTINE DI MARZO|Irpinia DOC Aglianico
カンティーネ・ディ・マルツォ|イルピニア アリアニコ

<ボジョレー型>
全体のバランスがとても良い。ビターチョコ、甘草など様々な香りを楽しむことができる。

<ボルドー型>
アリアニコ独特のクセが和らいで飲みやすい。酸と力強さもありつつ、全体的に柔らかい印象。

<ブルゴーニュ型>
初めはチョコレートのニュアンスを感じることができるが、時間が経つにつれ輪郭がぼやけてします。

<リースリング型>
果実味をダイレクトに感じる。ダークチェリーのほか、ピーマンなどのベジタルなニュアンスも強いが、アルコール感が強くやや飲みづらい。

ワインの温度、何を一緒に食べていたか、抜栓してどのくらい時間が経っているか、その日の体調などによっても感じ方は変わってきます。上記が解答ではありません。あくまでも、参考になさってください。既にお飲みになられた方も、ご自身で感じたグラスの相性と比べてどうだったか、ご感想お待ちしております!

写真と動画で見る(18期vol.11|カンパーニア州|カンティーネ・ディ・マルツォオ)

イタリアワイン通信講座第のみなさま

イタリアワイン通信講座 第11回は、カンパーニア州について現地の風景、造り手をご紹介します。

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ナポリで一番広く開放的なプレビシート広場とサン・フランチェスコ・ディ・パオロ聖堂

 

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南イタリアの重要な港の拠点・ナポリ湾とカンパーニア州を代表するヴェスーヴィオ火山

 

世界中で愛されているイタリア料理の代表・ピッツァ
世界中で愛されているイタリア料理の代表・ピッツァ

 

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カンパーニア州を代表する観光地 青の洞窟で有名なカプリ島

 

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カプリ島の名物料理「ホウボウのアックアパッツァ」

 

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温泉地としても有名なイスキア島とアラゴネーゼ城(手前)

 

ソレント
カンツォーネ「帰れソレントへ」で名を馳せるソレントの港町

 

ポジターノ
断崖に張りつくようにできた可愛らしいポジターノの町

 

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ユネスコ世界遺産に登録されているアマルフィ海岸の中心都市アマルフィは映画の舞台でもよく使われる

 

サレルノ湾に面する陶器の町、ヴィエトリ・スル・マーレ
サレルノ湾に面する陶器の町、ヴィエトリ・スル・マーレ

 

マヨルカ焼きの陶器工房
マヨルカ焼きの陶器工房

 

銘醸地グレコ・ディ・トゥーフォは複数の生産者が集まっている。
銘醸地グレコ・ディ・トゥーフォは複数の生産者が集まっている。

 

カンティーネ・ディ・マルツォの畑。界隈でも最古参の生産者であるため、樹齢は平均30年以上。
カンティーネ・ディ・マルツォの畑。界隈でも最古参の生産者であるため、樹齢は平均30年以上。

 

ワイナリーは硫黄採掘場のほど近く。
ワイナリーは硫黄採掘場のほど近く。

 

カンティーナ内でのテイスティング。
カンティーナ内でのテイスティング。

 

地方のチーズやパン、サラミなどとともに。
地方のチーズやパン、サラミなどとともに。

 

海に面しているため、海の幸も豊富。
海に面しているため、海の幸も豊富。

 

アリアニコのぶどうを練りこんだパスタ。
アリアニコのぶどうを練りこんだパスタ。

お届けワインとグラスの相性(19期|第4回エミリア=ロマーニャ州)

イタリアワイン通信講座受講生の皆さま

第4回は、エミリア=ロマーニャ州の2本のワインになります。
ワインをより引き立たせるためにはどのグラスが一番良いか、比較しましたので参考にしてみてください。写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。

Venturini Baldini|Reggiano Lambrusco DOP Frizzante”Marchese Manodori”
ヴェントゥリーニ・バルディーニ|ランブルスコ “マルケーゼ マノドーリ

<ボルドー型>
イチゴやラズベリーなど華やかな香りに加え、ほんのり甘みを感じることもでき、ミネラルや酸が全体を引き締め、バランスがよい。

<ブルゴーニュ型>
ブドウの味がよく出ており、香りもダイレクトに感じることができる。

<リースリング型>
やや炭酸を強く感じ、渋みを感じやすい。

ただ、相性を確かめていく中、温度変化もあり、味わい、香りの変化が訪れる。面白いことに炭酸が抜けたとしても、しっかりとした味わいがあるため赤ワインを飲んでいるかのような一度で二度美味しく、愉しむこともできる。

Nicolucci Sangiovese di Romagna DOC Superiore “Tre Rocche”
サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ スーペリオーレ”トレ・ロッケ”

向かって右から、
<ボルドー型>
甘草、木いちご、赤系果実の香りに加え、シナモンやピンクペッパーといったスパイス系の香りや、木樽熟成由来のコーヒーやバニラといった香ばしい香りも感じ取れる。タンニンはきめ細かく繊細だが存在感が非常にあり、ワインのポテンシャルを感じられる。
スタッフの意見もほとんど一致したのがボルドーグラス。

<リースリング型>
甘い香りが際立ち、ボルドー型より酸味やタンニンを感じ取れる。凝縮感がしっかりとした印象。

<ブルゴーニュ型>
香り、味わいともに広がりすぎてぼやけてしまう印象に。

ワインの温度、何を一緒に食べていたか、抜栓してどのくらい時間が経っている か、その日の体調などによっても感じ方は変わってきます。
上記が解答ではありません。あくまでも、参考になさってください。
既にお飲みになられた方も、ご自身で感じたグラスの相性と比べてどうだったか、ご感想お待ちしております!

【質問・お問合せ】
講座の内容について、ご質問・ご意見・ご感想などはこちら
support@vinohayashi.com

写真と動画で見る(19期|第4回エミリア=ロマーニャ州|ニコルッチ)

イタリアワイン通信講座受講生の皆さま

イタリアワイン通信講座 第4回は、エミリア=ロマーニャ州のワインについて、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景を動画と写真でご紹介します。

今回は、グッと生産者に迫った内容です。
ワインを巡り親子の物語がここにあります。
▼画面をタッチすると動画(4分30秒ほど)が流れます

 

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ムッソリーニの故郷として有名なプレダッピオという街があります。

 

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プレダッピオの隣の丘の上にある小さな村が、プレダッピオ・アルタ。

 

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ロマーニャ地方のワイン生産において、歴史的に重要なその村を代表するワイナリーが、ニコルッチです。

 

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ブドウ畑は標高350~400mの丘の上に位置します。ロマーニャ地方でも特に標高の高い急斜面での栽培。

 

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また、伝統的な大樽を用いた熟成により、長期熟成に耐え得るパワフルで繊細な赤ワインを造り出す造り手です。

 

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たわわに実る「サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ」。

 

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ワイナリー内にずらっと並ぶ古酒。

 

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アレッサンドロ・ニコルッチ氏にインタビュー。

 

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トップキュヴェ「プレダッピオ・ディ・ピレダッピオ」はガンベロ・ロッソ誌最高評価3グラス獲得の常連アイテム!

 

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左から

プレダッピオ・ディ・プレダッピオ、ネーロ・ディ・プレダッピオ、トレ・ロッケイ・マンドルリ

写真と動画で見る(19期|第4回エミリア=ロマーニャ州|ヴェントゥリーニ・バルディーニ)

イタリアワイン通信講座受講生の皆さま

イタリアワイン通信講座 第4回は、エミリア=ロマーニャ州|ヴェントゥリーニ・バルディーニについて、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景を動画と写真でご紹介します。

▼画面をタッチすると動画(1分20秒ほど)が流れます

 

ヴェントゥリーニ・バルディーニのカンティーナ
ヴェントゥリーニ・バルディーニのカンティーナ
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合計約130ヘクタールの敷地を所有、そのうち30ヘクタールがブドウ畑。 エノロゴ(醸造家)のデニーさん。
ヴェントゥリーニ・バルディーニのスプマンテは、 ほとんどがシャルマ方式(メトド・シャルマ)によるタンク内で二次発酵を行う製法
ヴェントゥリーニ・バルディーニのスプマンテは、ほとんどがシャルマ方式(メトド・シャルマ)によるタンク内で二次発酵を行う製法
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インタビュー撮影中!オーナーのジョゼッペさん(左)、エクスポートマネージャーのダンテさん(右)
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様々なランブルスコのテイスティング中!
グランパロッサ
今回お届けしているランブルスコ”マルケーゼ・マノドーリ”の品種のうちのひとつ、ランブルスコ・グランパロッサ。
サラミーノ
今回お届けしているランブルスコ”マルケーゼ・マノドーリ”の品種のうちのひとつ、ランブルスコ・サラミーノ。
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取材の途中で遭遇した。 これから圧搾期にかけられる収穫されたばかりのピノ・ネロ種。
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白のスプマンテになるため、素早くフォークリフトで何度も運びこまれる。
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2メートル以上の圧搾機の上に上り、ブドウが詰まらないように、スコップで掻き出す。
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圧搾機内部
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野菜が入ったラザニア。
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地元の名産品の生ハム、サラミは一般的にランブルスコと合う。
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第4回お届けワインのご紹介

イタリアワイン通信講座事務局の水澤です。

第4回は7月14日(日)頃のお届けとなります。(日時を変更済みの方へは、ご指定の日時にお届けいたします)

今回は西側エミリア地方と東側ロマーニャ地方と分かれた文化を持ち、芸術と美食の州、エミリア=ロマーニャを巡ります。

お届けワインも同様に、エミリア地方とロマーニャ地方のそれぞれ特徴を持ったワインをお送りします。微発泡の赤ワインで有名なランブルスコと、ロマーニャ地方南東部の丘陵地帯で造られるサンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ種を。

どうぞお楽しみに!


【第4回微発泡赤ワイン】

Reggiano Lambrusco DOP Frizzante “Marchese Manodori”
ヴェントゥリーニ・バルディーニ|レッジャーノ ランブルスコ フリッツァンテ “マルケーゼ・マノドーリ”

チェリーやスミレ、甘草、クローブやコショウといった複雑な香り。味わいには熟したチェリーやラズベリー、イチゴのような果実味を感じ、後味はドライな仕上がり。

【おすすめのアッビナメント】
カボチャのトルテッリ、豚肉のスペアリブの燻製、椎茸の大葉チーズ焼き、ピロシキ

【第4回赤ワイン】

Romagna Sangiovese DOC Superiore “Tre Rocche”
ニコルッチ|ロマーニャ・サンジョヴェーゼ スーペリオーレ “トレ・ロッケ”

凝縮感のある赤系ベリーやプルーン、スパイスなどの香り。なめらかなタンニンと果実味の柔らかさ、旨み、穏やかな酸味がバランスよく感じられる。

【おすすめのアッビナメント】
豚肉と牛肉の合い挽きラグーソースのタリアテッレ、サルシッチャのオーブン焼きローズマリー風味のローストポテト海塩添え、トマトと牛肉のオイスター炒め


その他ご質問やご不明点等がございましたら、カスタマーサポートまでお気軽にご連絡くださいませ。


【お問合せ先】
フリーダイヤル:0120-991-202
営業時間:平日11:00-17:00(定休:土日祝)
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