トスカーナの伝統料理、リボッリータ 硬くなったパンで作るミネストローネ。トスカーナ伝統料理はいかがでしょうか。 リボッリータ【材料】(6人分) バゲット薄切り 6枚 玉ねぎ(小) 1個 にんじん、セロリ、キャベツ 各60g ほうれん草(冷凍) 50g 白いんげん缶詰 1/2缶 ローリエ 1枚 塩、ペペロンチーノ、オリーブオイル 適量 【作り方】①玉ねぎは角切りに、キャベツはザク切りにする。にんじん、セロリはスライスにする。 ②鍋にオリーブオイルとペペロンチーノを入れ弱火で、玉ねぎ、にんじん、セロリをしんなりするまで炒める。 ③キャベツを加え、油がまわってきたらトマトを加え炒める。 ④白いんげんの水分、水(400cc<らい)、ほうれん草、ローリエ、塩を加え、弱火で30分煮込む。 ⑤白いんげんを加え、さらに20〜30分煮込む。(途中で水分がなくなってきたら、湯を加える。) ⑥味を調えてパンを加え、火を止めてしばらく置く。 イタリア料理研究家 星野佳代さんレシピより
お届けワインとグラスの相性(19期|第7回トスカーナ州) 第7回は赤・白2本のワインをお送りいたします。弊社スタッフも3種のグラスで試飲してみました。皆様も各グラスごとに香りや味わいの特徴を掴んでみて下さい。 IL COLOMBAIO | Vernaccia di San Gimignano DOCG “Selvabianca” イルコロンバイオ | ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ “セルヴァビアンカ” <ボルドー型> 果実味と酸のバランスが最もよく感じる。口当たりまろやかで酸も優しく、飲み疲れしない。 <リースリング型> 3つのグラスの中で最も香りをはっきりと感じる。全体的にフレッシュな印象でハーブのような清涼感も感じられる。 <ブルゴーニュ型> 酸味は穏やかに感じられ、香りは柔らかい印象になる。時間が経つと香りや味わいがぼやけてしまいがち。 Pietro Beconcini |Chianti riserva “Pietro Beconcini” ピエトロ・ベコンチーニ|キャンティ リゼルヴァ “ピエトロ・ベコンチーニ” <ブルゴーニュ型> 香りの華やかさが印象的。赤系ベリーのほか、スパイスやけもののワイルドさなど、様々な要素が感じられる。果実味とのバランスも大変良い。 <ボルドー型> 香りはもちろん、タンニン、酸、果実味の味わいにおけるバランスも良い。 <リースリング型> 木イチゴやラズベリーなど赤系ベリーの香りをストレートに感じる。サンジョヴェーゼらしい酸や、濃厚な果実味など品種の個性を存分に感じる為に最も適したグラス。
お届けワインとグラスの相性(20期|第1回トレンティーノ=アルト・アディジェ州) 受講生のみなさま第1回で発送させていただきました、トレンティーノ=アルト・アディジェ州の2本のワインについてお知らせいたします。 一緒にお送りした3つの形状の違うグラスで1本のワインを実際に飲み比べをしてみて、どのグラスがよりワインの美味しさを引き出せるかを検証するのも、この講座のポイントの一つです。 私たちスタッフも、3つのグラスを用いて、それぞれのワインをより引き立たせるものはどれかを選んでみました。よろしければ参考にしてみてください。※写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。 Alto Adige DOC Sauvignonコルタッチ|アルト・アディジェ ソーヴィニヨン <ブルゴーニュ型>フレッシュな柑橘系の香りやジンような香りが広がる。大きめのボルドー型より香りを感じやすく、香り味わい共にバランスが良い。酸味も穏やかになり甘味さえ感じる。 <リースリング型>味わいもバランスよくまとまっている。柑橘系ワイン特有の酸味をシャープに表現してくれる。香りを楽しむグラスか、酸味を楽しむグラスかは好みになる。 <ボルドー型>フレッシュな柑橘系の香りやハーブの香りが広がる。このグラスも良いがブルゴーニュ型の方が香りを感じやすい。 “Alto Adige DOC Schiava”SONNTALER”コルタッチ|アルト・アディジェ スキアーヴァ “ソンタレール” <ボルドー型>華やかなバラの香りがグラスから立ちのぼってくる。きれいな酸味に、タンニンが穏やかに感じられる。 <ブルゴーニュ型>開けたてのワインに対してはグラスが少し大きすぎるため、香りのバランスが若干崩れやすく、香りが地味に感じられる。抜栓3日目以降からはフローラルな香りが溢れてくるのでブルゴーニュ型もお薦めです。 <リースリング型>スミレ、イチゴジャム、バラなど様々な香りがつまっているように感じられる。このワインの特徴であるほろ苦さが良く伝わる印象。
写真と動画で見る(19期|vol.7 トスカーナ州|ベコンチーニ) イタリアワイン通信講座受講生のみなさま 第7回お届けするトスカーナ州のワインについて、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景、造り手であるピエトロ・ベコンチーニをご紹介します!! フィレンツェとピサの間に位置するサンミニアート このエリアはワインだけでなく白トリュフの産地としても有名 サンジョヴェーゼ いろいろな種のブドウが混植されている畑 畑の地中から出てきた貝殻 表土にも貝殻が! トスカーナらしい糸杉が並ぶ光景 伝統的なセメントタンク バリック(小樽)と中樽 3代目当主レオナルド氏 ペッパー入りのサラミ 生ハムとリンゴ フォルマッジ・トスカーニ 猫たちもカンティーナを見守る
写真と動画で見る(20期|第1回トレンティーノ=アルト・アディジェ州) イタリアワイン通信講座 第1回で特集するトレンティーノ=アルト・アディジェ州についてお届けしたワインの生産者Kurtatsch(コルタッチ)を、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。 そして…空からドローンで撮った動画をご覧ください! グリ系品種のゲヴュルツトラミネール。 ソーヴィニヨン・ブラン このように色着いていますが、白ワインが造られます。 色づき始めたスキアーヴァ種。 コルタッチのスキアーヴァは棚仕立て。樹齢は約40年。 6千リットルの大樽。 発酵・熟成に使用されるセメントタンク。 コルタッチは村の協同組合が経営するアルト・アディジェでは比較的規模の大きなワイナリーです。 チロル様式のカンティーナの建屋。 山塊の麓に張り付くブドウ畑。 北のオーストリアに向かうアディジェ峡谷を走る高速道路(A22)。 道路看板はドイツ語とイタリア語の並記。 ここはイタリアですが、いかにもドイツ的な建物。 屋外にも設置される大きなステンレスタンク。 降雪残る、1月のアルト・アディジェ。 日当たりの良い傾斜の畑。 2,000m級の山脈に囲まれた平地。 貯蔵庫内にはバリックが並んでいます。 1年間どうぞよろしくお願いいたします。
写真と動画で見る(19期|vol.7 トスカーナ州|イル・コロンバイオ・ディ・サンタ・キアーラ) イタリアワイン通信講座受講生のみなさま イタリアワイン通信講座 第7回は、トスカーナ州の造り手(イル・コロンバイオ・ディ・サンタ・キアーラ)について、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景を動画と写真でご紹介します。 ▼画面をタッチすると動画(2分半ほど)が流れます イル・コロンバイオ・ディ・サンタ・キアーラ社の畑から見えるサン・ジミニャーノの塔。ユネスコの世界遺産。 イル・コロンバイオ・ディ・サンタ・キアーラが経営するアグリツーリズモと栽培するヴェルナッチャのブドウ畑。 イル・コロンバイオ・ディ・サンタ・キアーラが経営するオリーブ畑。 ブドウ畑の特殊な土壌。 オーナーのアレッシオさん。フィレンツェ大学にて醸造学を学んだのち、ワイナリーを設立。ワイン造りからマーケティングまで行っている。 ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノの熟成に使用するセメントタンク。 向かって右の黒いボトルの”ラルベレータ”は2011年ヴィンテージから毎年ガンベロ・ロッソ誌において最高評価のトレ・ビッキエーリを獲得し常連のアイテムとなっている。 イル・コロンバイオ・ディ・サンタ・キアーラ作っている生ハムとサラミ(非売品) イル・コロンバイオ・ディ・サンタ・キアーラのロジ家が経営するロカンダ・デイ・ロジというアグリツーリズモのお部屋。窓からブドウ畑が見える。 ロカンダ・デイ・ロジで用意されている朝食。 ロカンダ・デイ・ロジに面する道 ヴェルナッチャ・デイ・サン・ジミニャーノのワイン街道の看板。 サン・ジミニャーノの道で手作り商品のお店とお土産屋さんが並んでいる。 ペコリーノやオリーブオイルなどの名産物を扱うお店。 サン・ジミニャーノ産サフラン 2006年と2008年にアイスクリームワールドカップにおいて優勝したジェラテリア・ドンドリ。 ジェラテリア・ドンドリのジェラートの中でイル・コロンバイオ・ディ・サンタ・キアーラのセルヴァビアンカと同じブドウで作られているヴェルナッチャ味もある ジェラテリア・ドンドリがある広場はジェラートを食べる人気スポットとして知られている。 ロカンダ・ラ・マンドラゴーラで食べられるビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ パッパ・アル・ポモドーロ(余ったパンをトマトソースで煮込んだ料理)を詰めたラヴィオリ サフランを練りこんだナストリ(リボン状パスタ)トスカーナ産白玉ねぎとサン・ジミニャーノのサルシッチャ チンタ・セネーゼ(シエナ産の高級黒豚)のラグーのシエナ風ピチ(シエナ発祥の太麵パスタ) ウサギのローストとズッキーニの花のフリット ラ・ロッカ館でヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノの歴史に触れる。 イル・コロンバイオ・ディ・サンタ・キアーラが勧めた東京にあるクリマ・ディ・トスカーナの佐藤慎一オーナーシェフと千種雄介さん。 Photo by Yuji Komatsu
動画で見てみよう!(20期/第1回トレンティーノ=アルト・アディジェ州) 第1回vol.1テキスト8〜9ページでは、“なぜイタリアワインは多様なのか”ということを解説しておりますが、その大きな要素の一つである“生産者の多様性”を理解する上で、大変分かりやすい動画がありますのでご紹介させていただきます。 12世紀から現在までのヨーロッパ諸国の支配領土の遷移を動画にしたものです。 イタリア半島のみならず、ヨーロッパの歴史が感覚的に理解できます。 フランス、スペインに比べ、イタリア半島のがいかに他民族の影響を受けてきたのかというところがポイントです。ぜひご覧ください。
第1回お届けワインのご紹介 はじめまして、イタリアワイン通信講座事務局の水澤です。 皆さんと一緒に大好きなイタリアをワインと共に楽しく旅していきたいと思います!1年間どうぞよろしくお願いいたします。 第1回はいよいよ10月20日(日)頃より順次お届けとなります。(日時を変更済みの方へは、ご指定の日時にお届けいたします) 初回のテーマ『イタリアワインの世界へようこそ』では、歴史、地理、文化的な視点からイタリアワインの多様性を理解していきます。まずお届けするのはイタリア北部アルト・アディジェ地方のワイン2本。年間300日もの日照時間と標高差、寒暖差によって、上質なブドウが出来る地域のワインとなります。 お楽しみに! 【第1回白ワイン】 Alto Adige DOC Sauvignonコルタッチ|アルト・アディジェ ソーヴィニヨン 柑橘系の華やかな香り。味わいには果実味、塩味がしっかりと感じられる。程よいボリュームがあり、余韻には爽やかな酸が伸びる。 【おすすめのアッビナメント】焼き鳥(塩)、サーモンのマリネ、ゴーヤチャンプルー、菜の花と筍のパスタ、春野菜の天ぷら、アスパラ、ブロッコリー、ロマネスコなどの岩塩炭火焼き 【第1回赤ワイン】 Alto Adige DOC Schiava”SONNTALER”コルタッチ|アルト・アディジェ スキアーヴァ “ソンタレール” チャーミングで華やかなベリー類の香り。口に含むとフレッシュな果実味と、樽熟成由来のほのかに感じられるスモーキーさが絶妙なバランスで広がる。 【おすすめのアッビナメント】スモークタン、炭火焼き鳥、キノコとサルシッチャのパスタ、イタリア風オムレツ(フリッタータ) その他ご質問やご不明点等がございましたら、カスタマーサポートまでお気軽にご連絡くださいませ。 【お問合せ先】フリーダイヤル:0120-991-202営業時間:平日11:00-17:00(定休:土日祝)FAX:03-5643-5559E-MAIL:support@vinohayashi.com―――――――――――――――――株式会社Vino Hayashi〒103-0014東京都中央区日本橋蛎殻町1-2-3-3Fhttps://store.vinohayashi.com―――――――――――――――――