<イタリアワイン通信講座>ヴェルディッキオについて

イタリアワイン通信講座第4期生の皆さま

いつもご愛顧いただきありがとうございます。
Vino Hayashiの鶴岡でございます。

イタリアワイン通信講座<第8回>は、マルケ州・ウンブリア州についてご紹介致しました。
今日は、マルケ州の土着品種「ヴェルディッキオ」について少しお話します。

この品種は比較的お手ごろな価格のものから世に出回っており、日本でも割りと見かけることができます。
ちなみに私はファミレスの○イ○リヤで、ヴェルディッキオのボトルを時々注文しますが、安旨でなかなかいけます(笑)!!
昔から売られているペッシェ・ヴィーノというお魚の形をしたかわいいボトルをご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
このヴェルディッキオ種が使われているワインです。(ちなみにイタリア語でペッシェは魚、ヴィーノはワインという意味です。)

ヴェルディッキオに関して言いますと、比較的アドリア海に近く、広いエリアの『ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ』と、
アペニン山脈の麓の小さいエリア『ヴェルディッキオ・ディ・マテリカ』と、二種類あります。
同じ品種のワインと言えどもあえて違う銘柄として確立しています。

品種の特徴としては、ミネラルと酸味!!これが溌剌と感じられるタイプが個人的にはだいすきです!!
ミネラルは石灰系であったり、昆布出汁っぽいニュアンスを見つけることができます。それが感じられるたびに、
これは「和食に合うなあ~」としみじみ感じます。たとえば、おでんであったり、タコとわかめの酢の物であったり。
皆様も是非いろいろと合わせてみてください。私たちの日常の食卓に、非常に合わせやすいブドウ品種なんですよ!
あとは、アーモンドっぽい香りがするのも特徴のひとつといえます。

ヴェルディッキオは比較的早飲みタイプのデイリーワインの生産量が多いですが、RISERVAのカテゴリーもあり、
長期熟成が可能な高いクオリティのアイテムもあります!
日本ではまだあまり出回っていませんが、最近はスプマンテを造る生産者も増えてきています。
品種の名前が長くてでたいへんですが、是非、覚えておいてくださいね!

実際、マルケ州のこの辺りを訪れる機会はなかなか無いと思います。なぜなら、
目立った観光地がない上に、ローマやフィレンツェなど、大都市から行くにしても
アペニン山脈を越えなければならず、とても行きづらいエリアだからです。。
私は個人的にヴェルディッキオが大好きなので、実はがんばって行ってみましたが、
「マテリカ」という駅に着いたとき、この上なく嬉しかったことが今でも忘れられません!

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あと、ご紹介が遅れましたが、みなさまにひとつご案内です。
弊社の福利厚生?!「まかないワイン」をまとめた記事です。社内でブラインドテイスティングを行い、
ワインの味わいの捕らえ方を鍛えております!日ごろの私たちの勉強の様子をご覧頂けます。
https://www.modern-blue.com/page/topics/b018_makanai/150219_b018_makanai.html

参考ついでに、ヴェルディッキオをブラインドテイスティングした際の記事をご案内します。
https://www.modern-blue.com/page/topics/b018_makanai/150402_b018_makanai.html

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<ウンブリア州について>

2016年10月に発生した中部イタリアの地震で、今回のウンブリア州の写真にあるノルチャの美しい大聖堂が
大変残念なことに被災して大破してしまいました。このような素晴らしい建築物が崩れてしまったのは本当に悲しいです。
また、「天空の花畑」で知られる標高1,400mに位置するカステルッチョ村もかなりの被害のようです。
この辺りはアペニン山脈の影響で地震が多い地域ですが、今後の復興とこれ以上の被害が出ないことを願うばかりです。

【質問・お問合せ】

お問い合わせ・配送変更依頼など
kouza@ml.vinohayashi.com
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イタリアワイン通信講座 事務局
(株式会社Vino Hayashi 内)
メール: kouza@ml.vinohayashi.com
電 話: 03-5643-5558
*営業時間 平日10:00~18:00

<イタリアワイン通信講座>前期期末テストを行います

受講生の皆様

Vino Hayashi 東です。

10月からお送りしております通信講座ですが、半年を過ぎました。
ここで前期期末テストを行いたいと思います。

出題は20問。3択問題となっています。
テキストをよく読んで復習した上、挑戦し
半年間の成果を試してみてください。
※できるだけテキストを見ずに行ってくださいね!

以下のリンクをクリックし、テストに取り組んでください。
回答送信後、正解シートをダウンロードすることができます。

イタリアワイン通信講座 第4期<前期期末テスト>
http://goo.gl/forms/C3YV0vchmH
(PCでもスマートフォンでも閲覧・解答できます)

追って、各問題の正解率をご連絡致します。

【質問・お問合せ】
講座の内容についてご質問・ご意見・ご感想、
お問い合わせ・配送変更依頼などはお気軽にメールしてください。
kouza@ml.vinohayashi.com
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第2回お届けワイン|グラスとの相性について

イタリアワイン通信講座第5期生のみなさま
こんにちは。

第2回お届けのワインについて、スタッフおすすめのグラスにつきましてレポートいたします。

添付しました写真では、一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べています。 ご参考にされてください!

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Vigin Barbera d’Alba DOC “My Ruby” 2014
ヴィジン|バルベーラ・ダルバ ”マイ・ルビー”

<中くらいのバルーン型グラス>
カシス、ブラックベリーなどの果実や樽由来のバニラ香、チョコレートやコーヒーといった複雑な香りを感じ取れる。また、しっかりとした酸味、穏やかなタンニンといった味わい共にバランスが1番良い。

<大きめのボルドー型>
香りが開きやすく、味わいもバランスがよい。少し酸が強調される印象。味をより感じたい方はこちらのグラスをお勧めします。

<小さめのチューリップ型>
バルベーラ種らしい果実の旨み、ベリー感をより感じたい場合は小さめのチューリップ型グラスも良いが、ワインの良さを表現しづらい。

<大きいブルゴーニュグラス>
ブルゴーニュグラスがより香りを引き立たせ、キレイな熟成を感じられ、穏やかな味わいを楽しめるが時間が経つにつれ香りがぼやけてしまう傾向。

 

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Stroppiana Langhe DOC Nebbiolo 2014
ストロッピアーナ|ランゲ・ネッビオーロ

<中くらいバルーン型 >
一番酸味、果実味がバランス良く味わいもキレイにまとまり後から程よいタンニンが
心地よく感じられる。チャーミングな印象。

<大きめボルドー型>
果実味がしっかりと感じられるが、口当たりは柔らかい。最初は、優しい印象。後から細かいタンニンをしっかりと感じることができ、味のふくよかさを感じる。

<ブルゴーニュ型>香りにふくらみがあり赤系ベリーの香りが一番感じやすい。酸味が強めにキレイにのび華やかな印象。

<小さめのチューリップ型 >
香りが多少感じづらく全体的にキュッと詰った味わいで酸味と苦味が際立ってしまう。
次の一口に行きづらくなってしまう。

いかがでしたでしょうか?弊社スタッフの意見を総合して、おすすめのランキングをつけてみました。

ですが、ワインは、飲む温度、室温、ワインボトルの個体差によっても感じ方は違います。また、それぞれの好みもあります。

一概に正解はこれ!というものはないので、洗い物はちょっぴり大変かとおもいますが(笑)、是非4種類のグラスで飲み比べていろいろ感じて頂ければと思います。

既にお飲みになられた方も、ご自身で感じたグラスの相性と比べてどうだったか、ぜひ参考にしてみてください。kouza@ml.vinohayashi.comへのご感想の投稿もお待ちしております!

第2回お届けワイン|写真で見るピエモンテ州|STROPPIANA(ストロッピアーナ)

イタリアワイン通信講座 第5期生のみなさま

イタリアワイン通信講座 第2回で特集するピエモンテ州についてお届けするワインの生産者STROPPIANA(ストロッピアーナ)を、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。

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ネッビオーロの畑
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モンフォルテ・ダルバの丘
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モンフォルテ・ダルバのパノラマ写真
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カンティーナでの試飲風景
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ピエモンテの名産品の一つヘーゼルナッツの収穫。
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ラ・モッラのネッビオーロの特徴とは?
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小樽(バリック)、中樽(トノー)、大樽(ボッテ)、さまざまな大きさの木樽。
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ランゲ・ネッビオーロに使用される小樽(バリック)
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テイスティングの撮影風景。
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世界でもトップクラスの品質を誇るピエモンテ州のヘーゼルナッツ。
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イタリア50番目の世界遺産として登録されているランゲのブドウ畑
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美しいブドウ畑が広がります。
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斜面が織りなす陰影。
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パーフェクトに整備された垣根。
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ネッビオーロ種

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バローロのクリュ、サン・ジャコモの試飲
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造り手のダリオ・ストロッピアーナ氏。

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第2回お届けワイン|写真で見るピエモンテ州|Vigin(ヴィジン)

イタリアワイン通信講座第5期生のみなさま

イタリアワイン通信講座 第2回で特集するピエモンテ州についてお届けするワインの生産者Vigin(ヴィジン)を、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。

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VIGINの若きオーナー兼醸造家、ダヴィデ・ヴィリーノ氏。
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発酵に用いるステンレスタンク。
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ピエモンテ州アルバ名物の牛肉のタルタル。
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ピエモンテ名物のタリオリーニ(卵入りのパスタ)。ピエモノンテではタヤリンと呼ばれる。
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ネッビオーロの畑。土は白く、石灰が多いことがうかがえる。
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バルバレスコのクリュの一つ、モンテルシーノの畑。
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近年は若い造り手が躍進している。
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バルバレスコの主な土質である石灰岩。
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アルコール発酵中の醪(もろみ)。
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収穫されたバルベーラ種。
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小さな家族経営のワイナリー。
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ルモンタージュ中のステンレスタンク。
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除梗、破砕中のバルベーラ。

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<イタリアワイン通信講座>第8回発送につきまして

イタリアワイン通信講座第4期生のみなさま

いつもご愛顧頂き、誠に有難うございます。
Vino Hayashi 東でございます。

昨日発送いたしました、第8回のワインにつきまして
・テヌータ・サン・マルチェッロ/ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ  クラッシコ“ブーカ・デッラ・マルコーナ”2015 4,104円(税込)
http://store.vinohayashi.jp/products/detail407.html

・ルーチェソーレ/ロッソ・コーネロ“カンポフィオリート” 2013 4,104円(税込)
http://store.vinohayashi.jp/products/detail472.html

「写真で見るマルケ州」と「グラスの相性」をブログに公開致しました。

是非4種類のグラスで飲み比べていろいろ感じて頂ければと思います。

 

【質問・お問合せ】
講座の内容についてご質問・ご意見・ご感想、
お問い合わせ・配送変更依頼などはお気軽にメールしてください。
kouza@ml.vinohayashi.com
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イタリアワイン通信講座 事務局
(株式会社Vino Hayashi 内)
メール: kouza@ml.vinohayashi.com
電 話: 03-5643-5558

第8回お届けワイン| グラスとの相性について

イタリアワイン通信講座第4期生のみなさま

第8回はマルケ州のワインを2本お送り致します。弊社スタッフも4種のグラスで試飲してみました。皆様も各グラスごとに香りや味わいの特徴を掴んでみて下さい。


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ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージCL ”ブーカ・デッラ・マルコーナ”2015
Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico DOC “Buca della Marcona”2015

 

<中くらいバルーンの型>
香り、果実味のバランスが一番良い。石灰系ミネラル、ナッツ、キャラメルなどの香り。余韻の程よい苦味が心地よく、そういった品種の特徴がわかりやすい。

<小さめチューリップ型>
果実味が主張される。力強い味わいが口いっぱいに広がり全体的にまとまった印象。小さいグラスにもかかわらずとても力強い香りが溢れインパクトが大きい。

<ブルゴーニュ型>
このグラスでは酸味とミネラル感がきれいに感じられる。ただアルコール感が際立ってしまう印象がある。

<大きめボルドー型>
香りは力強く感じられるが、他のグラスに比べるとバランスが悪く感じ印象がぼやけてしまう。


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ルーチェソーレ|ロッソ・コーネロ ”カンポフィオリート” 2013
Rosso Conero DOC “CAMPOFIORITO” 2013


<大きめのボルドー型>

コーヒー、ブラックベリー、キノコ、腐葉土のような香り。果実味の凝縮感があり、香りの印象を一番しっかりとらえやすく、余韻も長い。時間がたってもバランスを崩さずゆっくりと楽しむことができる。

<中くらいのバルーン型>
このワインの個性ある香りが柔らかく広がって良いが、飲んだときの口当たりは柔らかい印象。エレガントに味わいたい場合はこちらのグラスを使用するとよい。

<ブルゴーニュ型>
香りの印象は非常に良いが、このワインにはボウルが大きすぎるため味わいのバランスが崩れてしまいがち。

<小さめチューリップ型>
モンテプルチャーノの凝縮感を非常に良く感じ取れるので、品種の個性の認識をしやすいが、せっかくの良い香りがこのグラスの小ささでは表現しきれない部分がある。

あわせるお料理や、温度、体調、抜栓後の時間経過などによってワインの香りや味わいは変わってきます。その時々のシーンにあったグラスをお選びください。

皆さまのご感想もお待ちしております!

第8回お届けワイン|写真で見るマルケ州|Lucesole(ルーチェソーレ)

イタリアワイン通信講座 第4期生のみなさま

事務局の林でございます。
イタリアワイン通信講座 第8回で特集するマルケ州についてお届けするワインの生産者Lucesole(ルーチェソーレ)を、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。

 

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健康的なモンテプルチャーノ種。

 

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ヒマワリ畑の隣のブドウ畑。

 

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アドリア海を臨むカンティーナ。

 

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アグリツーリズモ(宿泊施設)、トラットリアを併設したワイナリー。
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ワインにサクランボを漬け込んだ『ヴィショラ』という甘口のリキュールも造っています。

 

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造り手のマッシモ・マニーニ氏。

 

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栽培・醸造家の兄とシェフの弟

 

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第8回お届けワイン|写真で見るマルケ州|Tenuta San Marcello(テヌータ・サン・マルチェッロ)

イタリアワイン通信講座 第4期生のみなさま

事務局の林でございます。
イタリアワイン通信講座 第8回で特集するマルケ州についてお届けするワインの生産者Tenuta San Marcello(テヌータ・サン・マルチェッロ)を、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。

 

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一面に広がるヒマワリ畑。

 

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熟して色づいたラクリマ種。

 

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色づき始めたラクリマ種

 

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熟し始めたヴェルディッキオ種

 

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プール付きアグリツーリズモを併設するワイナリーです。

 

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ここのアグリツーリズモでは宿泊者みんな一緒に食事をします。

 

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子ヤギが敷地を駆け回っています。

 

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チェーナ(夕食)の期待高まる夕暮れ時。

 

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<イタリアワイン通信講座>今月からクール便でのお届けとなります

イタリアワイン通信講座第4期生のみなさま

Vino Hayashi鶴岡でございます。
いつもご愛顧頂き、誠に有難うございます。

今月5月分から9月お届け分まではクール便にて発送致します。
(クール代は弊社負担となります。)

ご注意頂きたいことが一点ございます。
クール便はご不在の場合、ヤマト運輸さんで保管しておける期間が短くなります。
保管期間を過ぎますと、弊社へ返品となり、再配達の際は送料を頂戴する場合がございます。

昨日もご連絡させて頂きましたが、今月の発送は5月18日(木)となっており、
皆様へは5月19日(金)以降のお届けとなります。
お届け日時指定をご希望の方は、
5月14日(日)までにinfo@vinohayashi.com宛てにご連絡頂けますと助かります。
それ以降でも、ご変更がある場合は早めにご連絡くださいませ。
(★既にご連絡を頂いている方へはご指示どおり手配させて頂きます)

配送業者の再配達問題が連日取りざたされております。
お受け取りご協力のほど、何卒よろしくお願い致します。