第1回ワイン「ソンタレール」につきまして

イタリアワイン通信講座 受講生のみなさま

お送りいたしました赤ワイン“SONNTALER”につきまして補足の説明をいたします。

ラベルには、Grauvernatsch と Schiava Grigia とが併記されていますが、これは品種名になります。

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テキストにも書かれていましたように、アルト・アディジェは公用語としてドイツ語も使用しますので、
イタリア語とドイツ語が併記されているのです。なかには表記がドイツ語だけのラベルも多々あります。

ドイツ語:Grau グラウ=
イタリア語:Grigia グリージャ  *意味 は灰色

ドイツ語:Vernatsch ヘルナッチュ=
イタリア語:Schiavaスキアーヴァ

つまり、Grauvernatsch グラウヘルナッチュ= Schiava Grigia スキアーヴァ・グリージャ
となります。

スキアーヴァには主に4種類のタイプがあり、グリージャはその一つです。
他に、スキアーヴァ・ジェンティーレ、スキアーヴァ・グロッサ、スキアーヴァ・ネーラがあります。(スキアーヴァ・グリージャ、ジェンティーレ、グロッサは主にアルト・アディジェ地方で栽培され、スキアーヴァ・ネーラは主にトレンティーノ地方やヴェネト州、ロンバルディア州で栽培されております。)

ちなみに、“SONNTALER”ソンタレールというのは、このワインのオリジナル・ネームとなります。

ご質問などありましたら、お気軽にどうぞ!

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イタリアワイン通信講座 事務局
(株式会社Vino Hayashi 内)
メール: support@vinohayashi.com
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*営業時間 平日10:00~18:00

前期期末テストを行います

イタリアワイン通信講座 第5期生の皆さま

4月からお送りしております通信講座ですが、半年を過ぎました。
ここで前期期末テストを行いたいと思います。

出題は20問。3択問題となっています。
テキストをよく読んで復習した上、挑戦し半年間の成果を試してみてください。
※できるだけテキストを見ずに行ってくださいね!

以下のリンクをクリックし、テストに取り組んでください。
回答送信後、正解シートをダウンロードすることができます。

イタリアワイン通信講座 第5期<前期期末テスト>
http://goo.gl/forms/C3YV0vchmH
(PCでもスマートフォンでも閲覧・解答できます)

テストは11月27日(日)までに行ってください。
追って、各問題の正解率をご連絡致します。

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初回分発送のお知らせ

イタリアワイン通信講座第6期生の皆様

Vino Hayashiの林功二と申します。

10月19日(木)より、初回分の発送を開始致しました。

下記をお届け致しますので、到着後内容物をご確認くださいませ。
万が一、不足やグラスの破損等がございましたら、事務局までご連絡ください。

1. ワイングラス 4種(内容はテキスト9ページに記載しています)
2. テキスト (第1回イタリアワインの世界へようこそ)
3. 別添資料
4. ワイン 2本(赤ワイン/白ワイン各1本)

今後こちらの専用ブログより、皆様に随時お知らせをさせて頂きます。

お問い合わせ・配送変更依頼、
またご質問・ご意見・ご感想などは
下記のメールアドレスに頂けますようお願い致します。
kouza@ml.vinohayashi.com

どうぞ宜しくお願いいたします。

最後におさらい!確認テスト

イタリアワイン通信講座 第4期生の皆様

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。
Vino Hayashi井手です。

1年間イタリアワイン通信講座を受講していただき誠にありがとうございました。
美味しく楽しくイタリアワインについて学ぶことはできましたでしょうか。

第4期は9月で修了致しましたが、
「最後におさらい!確認テスト」と致しまして、総合テストをお送り致します。

1年間を通してすべての内容から、20問3択の問題となっております。
イタリアワイン通信講座をお勉強された方にはこれだけは押さえておいてほしい!
という確認のテストです!
是非挑戦していただければと思います!
回答後、答えをご自分でチェックして頂けます。

イタリアワイン通信講座 総合テスト
http://bit.ly/kouzatest160506
(PCでもスマートフォンでも閲覧・解答できます)
【質問・お問合せ】
お問い合わせ・配送変更依頼など
▶︎ kouza@ml.vinohayashi.com

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イタリアワイン通信講座 事務局
(株式会社Vino Hayashi 内)
メール: kouza@ml.vinohayashi.com
電 話: 03-5643-5558
*営業時間 平日10:00〜18:00

第6回お届けワイン|グラスとの相性について

イタリアワイン通信講座第5期生のみなさま

第6回は様々なタイプのワインを2本お送り致します。弊社スタッフも4種のグラスで試飲してみました。皆様も各グラスごとに香りや味わいの特徴を掴んでみて下さい。

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Perla del Garda Garda DOC Chardonnay Spumante“BRIO”NV
ペルラ・デル・ガルダ|ガルダ シャルドネ スプマンテ “ブリオ”

<ボルドー型>
柑橘系の華やかな香りがきれいに一番感じやすい。口に含むとクリーミーな泡とハチミツのニュアンスが心地よい。
余韻に酸味が伸びることで、全体のバランスが整っている。

<チューリップ型>
ハツラツとした泡が印象的でフレッシュな果実味と酸味のバランスが良い。ボルドー型とはまた違った印象。

<中くらいのバルーン型>
香りは非常に良く感じ取れるが、時間が経つにつれてバランスが崩れ後味がぼけてしまう。

<ブルゴーニュ型>
注ぎたての香りは良いが、ボウルが大きいため泡も抜けやすく味も次第にぼけてくる。

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RICCHI Alto Mincio IGT Passito Bianco “Le Cime”
リッキ|アルト・ミンチオ パッシート・ビアンコ ”レ・チーメ”  2011

選ぶポイントは、このデザートワイン特有の濃厚な香りのキンカンや杏、オレンジピールのような香りが心地よく感じられるグラス。また甘いだけでなく、酸味とのバランス、飲んだ後の余韻も評価のポイントとしました。

<中くらいのバルーン型>
香りの凝縮感が感じられる。また、香りと甘みのバランスもよく感じられる。

<小さめのチューリップ型>
香りの凝縮感は一番まとまりよく感じられる。

<ブルゴーニュ型><大きめのボルドー型>
バランスが崩れがちになる。

通常デザートワインは、小さめのグラスで飲むケースが多いです。
今回大きいグラスが良いと感じたのは、試飲をしたタイミングが食前であったことも影響しています。よって上記はワイン単体でのティスティングの感じ方です。

食事をした後の満腹の時には、より濃い味わいが感じられる小さいグラスのほうが向いていると感じられることもあるかと思います。
このように、状況によっても選ぶグラスは変わってきます。
また、温度が高いと酸がだれて感じ、甘さばかりが重く感じるので、6~8度ぐらいに冷やしておくのがポイントです。
皆さまの感想はいかがでしたでしょうか?

写真で見るロンバルディア州|第6回お届けワインについて(リッキ)

イタリアワイン通信講座第5期生のみなさま

事務局の瀬戸でございます。
イタリアワイン通信講座 第6回は、ロンバルディア州の作り手(リッキ)について、
私たちが実際に取材し撮影した現地の風景を写真でご紹介します。

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CANTINA RICCHI(カンティーナ リッキ) ロンバルディア州 ガルダ湖の南側に位置します。
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メルローの畑
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メルローの収穫。2015年の取材日当日9/1が収穫日でした。

 

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メルローの房

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シャルドネ

 

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ブドウの房が重ならないように平らなプラスチックのカゴに丁寧に入れられます。
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清潔に保たれた乾燥室

 

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シャルドネを乾燥させ、アパッシメント効果により凝縮したブドウになります。

 

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アルコール発酵はステンレスタンクで行われます。

 

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ソフトプレス機
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トノーの置かれた熟成庫
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熱い想いを語るエレナさん

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写真と動画で見るロンバルディア州|第6回お届けワインについて(ペルラ・デル・ガルダ)

イタリアワイン通信講座第5期生のみなさま

事務局の鶴岡でございます。
イタリアワイン通信講座 第6回は、ロンバルディア州の作り手(ペルラ・デル・ガルダ)について、
私たちが実際に取材し撮影した現地の風景を動画と写真でご紹介します。

 

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周りには高い山もなく、なだらかな平地が続くエリア。
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畑の真ん中にあるのは水が湧き出てできた小さい湖。今も水が湧き出ており、この辺りにはちょこちょこあるそうです。

 

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ペルラ・デル・ガルダ=ガルダ湖の真珠 という名のワイナリー。

 

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畑は約30ヘクタール。トレッビアーノ・ディ・ルガーナのほか、シャルドネ、メルロー、カベルネ・ソーヴィニョンといった国際新種や、レボという土着品種を栽培しています。
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樹と樹の間の間隔が広く、日がしっかりと当たる畑。

 

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トレッビアーノ・ディ・ルガーナ

 

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モダンでおしゃれな造りのワイナリー。

 

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コレクションも置かれています。

 

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オーナーのジョヴァンナさん。
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圧搾機。
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自重で下の階にあるステンレスタンクに移すことによって、ブドウジュースへのストレスを軽減させています。
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ピカピカにお手入れされた発酵用のステンレスタンク。

 

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オシャレに整備された貯蔵庫。
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ジョヴァンナさんがデザインしたオリジナルスタイルのボトル。ラベルにはパールのモチーフ。

第6回お届けのグラスの相性につきまして

イタリアワイン通信講座第5期生のみなさま

いつもご愛顧いただきありがとうございます。
Vino Hayashiの東です。

昨日、発送いたしました、ロンバルディア州の2本のワインにつきまして
各造り手の紹介「写真で見るロンバルディア州」と、
ワインをより引き立たせるためのおすすめグラスを私たちが選んでご紹介しております、
グラスの相性につきましてのブログを公開しております。

現地の写真を観ながら第6回イタリアワイン通信講座をお楽しみください。
是非4種類のグラスで飲み比べていろいろ感じて頂ければと思います。

受講生様専用ページに投稿いたしましたのでご覧ください。
http://blog.vinohayashi.com/wineschool5/

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【質問・お問合せ】
講座の内容についてご質問・ご意見・ご感想、
お問い合わせ・配送変更依頼などはお気軽にメールしてください。
kouza@ml.vinohayashi.com
—————————–
イタリアワイン通信講座 事務局
(株式会社Vino Hayashi 内)
メール: kouza@ml.vinohayashi.com
電 話: 03-5643-5558
*営業時間 平日10:00~18:00

第12回ワイン グラスとの相性について

イタリアワイン通信講座第4期生のみなさま

第12回は偉大なワインを2本お送り致しました。弊社スタッフも4種のグラスで試飲してみました。

また今回が最終回とのこともありまして、いつも以上に熱のこもったグラスの相性でした!

皆様も各グラスごとに香りや味わいの特徴を掴んでみて下さい。一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べていますので、どうぞご参考に。
4期_12回Viginバルバレスコ_IMGP9413Vigin Barbaresco DOCG “Montersino” 2012
ヴィジン|バルバレスコ “モンテルシーノ” 2012

<ブルゴーニュ型>
香りに複雑性が非常にあるこのワインにおけるポテンシャルが、最大限に発揮される。時間が経ってもバランスが崩れない。

<中くらいのバルーン型>
4つのグラスの中では1番口当たりが柔らかい印象。香りの広がりも良い。

<ボルドー型>
タンニンや果実味が力強く感じられるようになるため、しっかりめのお肉などに合わせるなら、こちらのグラスがオススメ。

<小さめのチューリップ型>
グラスが小さ過ぎてこのワインのポテンシャルを発揮できない。

 

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TAGARO Primitivo di Manduria DOC 2016
プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア ピニャターロ プリミティーヴォ2016  ※未発売品

<中くらいのバルーン型>
品種の特徴であるイチゴジャムやプラムのような熟した黒系果実の香りが感じとれる。タンニンもキメ細かく、滑らかな舌触り。全体的にバランスが良い。

<大きめのボルドー型>
口当たりが非常にやわらかく感じる。全体的にまとまりのある香りが綺麗に広がる。

<ブルゴーニュ型>
時間の経過と共に香りが広がっていき、変化が楽しめる。味わいは柔らかい印象になり、余韻にのこる酸味が綺麗に伸びる。

<小さめのチューリップ型>
4つのグラスの中では、香り、味わい共にコンパクトにまとまってしまう印象。

このプリミティーヴォは、どのグラスで飲んでも充分に満足のいく香りと味わいが楽しめるかと思います。「ワイン単体で飲む場合」や「合わせる食事」といったシーン別でお選びください。

私たちもバルバレスコは偉大なワインだということを改めて感じることが出来ました!

1年を通してイタリアワインに触れてきましたが、これらはほんの一部です。引き続きいろいろなワインを試し楽しみながら、この先もイタリアワインの深い世界に浸って頂けたら、と思います。

 

写真と動画で見るプーリア州|第12回お届けワインについて

イタリアワイン通信講座第4期生のみなさま

事務局の鶴岡でございます。
イタリアワイン通信講座 第12回は、最終回となるプーリア州を私たちが実際に取材し撮影した現地の風景を写真と動画でご紹介します。

 

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プーリア州は州土の50%以上が平野。平らな大地が続きます!
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ブドウ栽培も盛んですが、オリーブ畑も驚くほど多くみられます。その生産量はイタリアNo.1 !!
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白い粘土質のネグロアマーロの畑。
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ネグロアマーロ。

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古木のプリミティーヴォ。鉄分を多く含んだ赤土の土壌はプリミティーヴォの栽培に向いています。
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木に生ったままアパッシメントしたプリミティーヴォ。糖度が高まり、凝縮感が増します。

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日本でもお馴染みの魚介を生で食します。味付けは塩コショウ、オリーブオイル、レモン。
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旧市街にある偉大なロマネスク建築、サン・ニコーラ聖堂。バーリの守護聖人がサン・ニコーラなのです。

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バーリ港は、バルカン諸国や中東へ向けた重要な玄関口。多くのヨットが並んでいます。
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プーリア州第の港町、ターラント。
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ターラントは軍港の町。プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリアの産地はターラント県に位置します。
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町には南国感漂うやしの木が多く見られます。