イタリアワイン通信講座第6期生のみなさま
イタリアワイン通信講座 第6回は、ロンバルディア州の作り手(ペルラ・デル・ガルダ)について、
私たちが実際に取材し撮影した現地の風景を動画と写真でご紹介します。














イタリアワイン通信講座第6期生のみなさま
イタリアワイン通信講座 第6回は、ロンバルディア州の作り手(ペルラ・デル・ガルダ)について、
私たちが実際に取材し撮影した現地の風景を動画と写真でご紹介します。
イタリアワイン通信講座第6期生のみなさま
第6回は様々なタイプのワインを2本お送り致します。弊社スタッフも4種のグラスで試飲してみました。皆様も各グラスごとに香りや味わいの特徴を掴んでみて下さい。
Perla del Garda Garda DOC Chardonnay Spumante“BRIO”
ペルラ・デル・ガルダ|ガルダ シャルドネ スプマンテ “ブリオ”
<ボルドー型>
柑橘系の華やかな香りがきれいに一番感じやすい。口に含むとクリーミーな泡とハチミツのニュアンスが心地よい。
余韻に酸味が伸びることで、全体のバランスが整っている。
<チューリップ型>
ハツラツとした泡が印象的でフレッシュな果実味と酸味のバランスが良い。ボルドー型とはまた違った印象。
<中くらいのバルーン型>
香りは非常に良く感じ取れるが、時間が経つにつれてバランスが崩れ後味がぼけてしまう。
<ブルゴーニュ型>
注ぎたての香りは良いが、ボウルが大きいため泡も抜けやすく味も次第にぼけてくる。
RICCHI Alto Mincio IGT Passito Bianco “Le Cime”
リッキ|アルト・ミンチオ パッシート・ビアンコ ”レ・チーメ” 2013
選ぶポイントは、このデザートワイン特有の濃厚な香りのキンカンや杏、オレンジピールのような香りが心地よく感じられるグラス。また甘いだけでなく、酸味とのバランス、飲んだ後の余韻も評価のポイントとしました。
<中くらいのバルーン型>
香りの凝縮感が感じられる。また、香りと甘みのバランスもよく感じられる。
<小さめのチューリップ型>
香りの凝縮感は一番まとまりよく感じられる。
<ブルゴーニュ型><大きめのボルドー型>
バランスが崩れがちになる。
通常デザートワインは、小さめのグラスで飲むケースが多いです。
今回大きいグラスが良いと感じたのは、試飲をしたタイミングが食前であったことも影響しています。よって上記はワイン単体でのティスティングの感じ方です。
食事をした後の満腹の時には、より濃い味わいが感じられる小さいグラスのほうが向いていると感じられることもあるかと思います。
このように、状況によっても選ぶグラスは変わってきます。
また、温度が高いと酸がだれて感じ、甘さばかりが重く感じるので、6~8度ぐらいに冷やしておくのがポイントです。
皆さまの感想はいかがでしたでしょうか?
イタリアワイン通信講座第6期生のみなさま
イタリアワイン通信講座 第6回は、ロンバルディア州の作り手(リッキ)について、
私たちが実際に取材し撮影した現地の風景を写真でご紹介します。
イタリアワイン通信講座第5期生のみなさま
イタリアワイン通信講座 第11回は、カンパーニア州について現地の風景、造り手をご紹介します。
イタリアワイン通信講座第5期生のみなさま
第11回はカンパニーア州のワインを2本お送り致します。弊社スタッフも4種のグラスで試飲してみました。皆様も各グラスごとに香りや味わいの特徴を掴んでみて下さい。
OPPIDA AMINECampania IGT Fiano “SIMBIOTICO”
オッピダ・アミネア| カンパーニア・フィアーノ “シンビオティコ” 2016 ※一般販売はしておりません。
<ボルドー型>
パイナップルやリンゴといったフルーツの複雑な香りや、野菜ジュースのような香りが心地よく感じられる。。
余韻に伸びるきれいな酸味と溌剌としたミネラルがバランス良くまとまっている。
<ブルゴーニュ型>
ボールの大きさの効果で、非常に良い香りが広がる。。程よい力強さと繊細さが感じられる。口当たりもやわらかく旨味を一番感じることができる。
<チューリップ型>
ナッツや野菜ジュースのような香り。アタックには酸味を一番に感じやすい。
<中くらいのバルーン型>
香りがぼやけて要素を掴み取りにくい。
OPPIDA AMINEASannio DOC Coda di Volpe 2015
オッピダ・アミネア| サンニオ コーダ・ディ・ヴォルペ2015
<ボルドー型>
はちみつやドライフルーツ、キンカンなどの香りが華やかにバランス良く感じられる。
心地よい塩味と苦味、とろりとやわらかい口当たりでワインの良さを最大限引き立ててくれる。
<中くらいのバルーン型>
香りのバランスは非常に良い。味わいは苦味、塩味がやや強調される印象があるが、舌触りとしてはとろっとしているので、まろやな味わいに感じる。
<チューリップ型>
カリンやオレンジピールなどの柑橘系の香りがしっかりと感じられる。果実味の凝縮感のある締まった味わい。
<ブルゴーニュ型>
苦味が強調される。余韻は長く感じるが全体的に味わいのボリュームが平たくなってしまう。
イタリアワイン通信講座第6期生のみなさま
第5回は、ヴェネト州、フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州の2本のワインになります。
ワインをより引き立たせるためにはどのグラスが一番良いか、比較しましたので参考にしてみてください。写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。
SECONDO MARCO|Valpolicella Classico 2015
セコンド・マルコ|ヴァルポリチェッラ クラッシコ2015
<大きめのボルドー型>
香り、味わいにおけるバランスが一番良い。香りにはクランベリー、ザクロ、スイカなどを感じとることが出来る。きれいな酸が伸び、キメ細かい緻密なタンニンが印象的な、非常にエレガントな味わい且つ、まとまりがある。
<中くらいのバルーン型>
香り、味わい共に非常にバランスがよく、このワインのエレガントさをうまく引き出してくれる。
<小さめのチューリップ型>
ザクロ、クランべリーといったチャーミングな香りが広がる。余韻にほろ苦さを感じ、全体的にもキレイにまとまっている。
<ブルゴーニュ型>
時間の経過と共に香りと味わいにばらつきが見られる。全体的にややぼやける。
Borgo san Daniele|Venezia Giulia Bianco IGT “Jiasik” 2016
ボルゴ・サン・ダニエーレ|ヴェネツィア・ジューリア ビアンコ ”ヤシック” 2016
<中くらいのバルーン型>
香りと味わいのバランスが一番良い印象。白桃や夏みかんなどのフルーツの香り。マルヴァジア由来のアロマティックな香りがより感じられる。全体的に華やかな印象が際立つ。
<大きめのボルドー型>
香りもしっかりと立つ。溌剌とした酸味が感じられ、清涼感あるフレッシュな味わいで余韻が心地よく続く。
<小さめのチューリップ型>
香りも味わいも凝縮感があり、ギュッと詰った印象。他のグラスに比べ果実味と酸味がやや強めにとらえられる。
<ブルゴーニュ型>
グラスが大きすぎるため、味わいがぼやけて感じられる。香りも取りづらい。
皆さまの感想はいかがでしたでしょうか?
既にお飲みになられた方も、ご自身で感じたグラスの相性と比べてどうだったか、ぜひ参考にしてみてください。
イタリアワイン通信講座第6期生のみなさま
イタリアワイン通信講座 第5回は、ヴェネト州について、
私たちが実際に取材し撮影した現地の風景、造り手をご紹介します。
イタリアワイン通信講座第6期生のみなさま
イタリアワイン通信講座 第5回は、
フリウリ=ヴェネツィア州のワインについて、
私たちが実際に取材し撮影した現地の風景、造り手をご紹介します。
第10回ではサルデーニャ・シチリア島のワインをお届けいたします。
4種類の各グラスでどのような良さが引き出せるか。スタッフレポートです。画像右手から順にお勧めのグラスとなりますので、既に飲まれた方もご自身の感想と照らし合わせてみてください。
デッペール|ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ“ルーリス”2016
<大きめのボルドー型>
シトラス、パイナップルの果実の香りとハーブや白い花といった清涼感のある香り。味わいにもこのワインの特徴といったミネラル、酸味、塩味、苦味らがバランスよく感じられる。
<中くらいのバルーン型>
心地よい香りがバランスよく感じ取れる。味わいは苦味、甘みがやや強調される印象があり優しい味わいに感じる。
<小さめのチューリップ型>
夏みかんのような 柑橘系の香りがしっかりと感じられ、味わいは酸味が強調される。バランスはよいが、このワインに対してはグラスが小さ過ぎて良さを発揮しきれない。
<ブルゴーニュ型>
ボリューム感や厚みはあって良いが、グラスが大きすぎて時間が経つにつれ香りがぼやけていく。
<中くらいのバルーン型>
香り、味わい共にバランスが一番良く感じられる。注ぎたてはブルーベリーやブラックチェリーといった黒ベリー系の香りが強調され、スパイス、コーヒーの香りもあとからしっかりくる。味わいはフルーティーな華やかさがあり、タンニンもほどよく感じられる。
<大きめのボルドー型>
最初のアタックが好印象で果実味とほど良いタンニンがバランス良く余韻も心地よく感じる。
<小さめのチューリップ型>
果実味がギュッと詰った印象。香りも控えめで飲みやすさが強調される。
<ブルゴーニュ型>
注ぎたては香りは良いがボールが大きいため時間が経つにつれ香りと味わいがぼけやすい。
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kouza@ml.vinohayashi.com
イタリアワイン通信講座第5期生のみなさま
事務局の瀬戸です。
イタリアワイン通信講座 第10回にお届けするシチリア州のワインについて、
私たちが実際に取材し撮影した現地の風景、食事、造り手をご紹介します。