第2回お届けワイン|グラスとの相性について

イタリアワイン通信講座第5期生のみなさま
こんにちは。

第2回お届けのワインについて、スタッフおすすめのグラスにつきましてレポートいたします。

添付しました写真では、一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べています。 ご参考にされてください!

myruby

Vigin Barbera d’Alba DOC “My Ruby” 2014
ヴィジン|バルベーラ・ダルバ ”マイ・ルビー”

<中くらいのバルーン型グラス>
カシス、ブラックベリーなどの果実や樽由来のバニラ香、チョコレートやコーヒーといった複雑な香りを感じ取れる。また、しっかりとした酸味、穏やかなタンニンといった味わい共にバランスが1番良い。

<大きめのボルドー型>
香りが開きやすく、味わいもバランスがよい。少し酸が強調される印象。味をより感じたい方はこちらのグラスをお勧めします。

<小さめのチューリップ型>
バルベーラ種らしい果実の旨み、ベリー感をより感じたい場合は小さめのチューリップ型グラスも良いが、ワインの良さを表現しづらい。

<大きいブルゴーニュグラス>
ブルゴーニュグラスがより香りを引き立たせ、キレイな熟成を感じられ、穏やかな味わいを楽しめるが時間が経つにつれ香りがぼやけてしまう傾向。

 

langhe

Stroppiana Langhe DOC Nebbiolo 2014
ストロッピアーナ|ランゲ・ネッビオーロ

<中くらいバルーン型 >
一番酸味、果実味がバランス良く味わいもキレイにまとまり後から程よいタンニンが
心地よく感じられる。チャーミングな印象。

<大きめボルドー型>
果実味がしっかりと感じられるが、口当たりは柔らかい。最初は、優しい印象。後から細かいタンニンをしっかりと感じることができ、味のふくよかさを感じる。

<ブルゴーニュ型>香りにふくらみがあり赤系ベリーの香りが一番感じやすい。酸味が強めにキレイにのび華やかな印象。

<小さめのチューリップ型 >
香りが多少感じづらく全体的にキュッと詰った味わいで酸味と苦味が際立ってしまう。
次の一口に行きづらくなってしまう。

いかがでしたでしょうか?弊社スタッフの意見を総合して、おすすめのランキングをつけてみました。

ですが、ワインは、飲む温度、室温、ワインボトルの個体差によっても感じ方は違います。また、それぞれの好みもあります。

一概に正解はこれ!というものはないので、洗い物はちょっぴり大変かとおもいますが(笑)、是非4種類のグラスで飲み比べていろいろ感じて頂ければと思います。

既にお飲みになられた方も、ご自身で感じたグラスの相性と比べてどうだったか、ぜひ参考にしてみてください。kouza@ml.vinohayashi.comへのご感想の投稿もお待ちしております!