写真で見るリグーリア州|第3回お届けしたワイン

イタリアワイン通信講座第四期生のみなさま

お届けしたリグーリア州のワインについて、
私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。

リグーリア州は食材の宝庫で、素材を生かしたイタリア料理のイメージにぴったり当てはまります。
実際に隣国フランスのカンヌ、ニースやモナコの高級レストランのシェフが、リグーリアまで食材の調達に足を運ぶほど。

実は、私たちがイタリア出張で一番楽しみにしているのが、第3回でお届けしたワイナリーBioVio(ビオ・ヴィオ)での食事です。

マンマが作る料理はどれも美味しくて優しい。
ついつい食べ過ぎますが、翌日もたれることはありません。
外食続きのイタリア出張では本当に癒されます。
(一緒に食卓を囲む美人3姉妹にはさらに一層癒されてます。笑)

ビオ・ヴィオの写真(私の大好きなバジルを練りこんだ生パスタ”ファルファッレ”も)をアップしましたので、ぜひご覧ください。

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ヴェルメンティーノは、主にサルデーニャ島、トスカーナ州(地中海側)、リグーリア州で作られる白ブドウ。 14世紀にスペインからコルシカ島に持ち込まれ、14~18世紀にリグーリア州へ、その後サルデーニャ島に渡ったとされています。セージやタイム、ローズマリーといったハーブのアロマが特徴的でトロピカルフルーツ、パイナップルの香りも感じられます。
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ピガートは、リグーリア州原産の白ブドウです。ヴェルメンティーノはコンパクトな房で果実が小さく、熟した後でも果皮が緑かかっているのに対し、ピガートは房が大きくて果実の間隔が空いており、熟した後はとてもキレイな黄色になります。
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リグーリアの州都ジェノバから海岸沿いに南西へ向かうとアルベンガという小さな街があります。
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ビオヴィオのファミリーはこのアルベンガで古くから農業を営んできました。
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1999年までは作ったブドウを売却していましたが、2000年にワイナリーを設立。
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質の高いピガート、ヴェルメンティ-ノやロセーゼといったこの土地土着のブドウからワインを造っています。
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気候条件など自然環境に恵まれたアルベンガでは、伝統的にオーガニック(有機的)な農業が営まれてきました。
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ビオヴィオは1989年にビオロジコの認証を取得していますが、取得にあたって特に何も変える必要はなかったとのこと。自然なものだけを使ってブドウ作りを行ってきた生産者です。
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2.5キロメートル先に海が広がり、逆側はアルプス山脈の麓という絶好のロケーションにある畑から作られるワインは、誰もが驚く程キレイなビオワインです。
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実は、私がイタリア出張で一番楽しみにしているのが、ビオ・ヴィオさんのお宅での食事です。 マンマが作る料理はどれも美味しくて優しい。
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ついつい食べ過ぎますが、翌日もたれることはありません。 外食続きのイタリア出張では本当に癒されます。 (一緒に食卓を囲む美人3姉妹にはさらに一層癒されてます。笑)
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奥さんの手作り、バジルを練りこんだ生パスタ”ファルファッレ”は絶品です!

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第3回お届けワイン グラスとの相性について

受講生のみなさま
第3回はリグーリア州のワインを2本お送り致しました。
各グラスでどのような良さが引き出せるか。スタッフレポートを参考に、実践されてみてください。一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べています。

ご参考にリグーリア州のワインをご紹介致します。
http://store.vinohayashi.jp/products/list17.html

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ビオ・ヴィオ|リヴィエラ・リグーレ・ディ・ポネンテ ピガート ”マレネ” 2015

<中くらいのバルーン型>
香りと味わいのバランスが一番良い印象。サフラン、白胡椒、山椒など、東洋系スパイスの香り、またキンモクセイやディルのようなハーブの香りを華やかに感じ取ることが出来る。口に含むと果実味の凝縮感やミネラル感、心地よい苦味がバランスよく感じられる。

<ブルゴーニュ型><大きめのボルドー型><小さめのチューリップ型>
どのグラスも甲乙付け難く、それぞれの長所があるので、飲むシチュエーションによってグラスを選ぶと良い。

ブルゴーニュ型は上記のような香りがダイナミックに広がるが、このワインには少しボウルが大き過ぎるため、味わいが少しぼやける。

ボルドー型はハーブの香りが印象強く感じられ、品種特有の心地よい苦みを余韻に感じ取ることができる。

小さめのチューリップ型については凝縮した果実の香りが強まりハチミツのような香りも感じ取ることが出来る。

8a84967340f912c1588384bd714e2299-1024x577ビオ・ヴィオ|リヴィエラ・リグーレ・ディ・ポネンテ ロッセーゼ “ウ・バスティオ”2015

<大きめのボルドー型>
バラ、カシスの香りが立ち昇り、可愛らしい酸味と果実味のバランスが良い。
程よいタンニンが心地よく感じられる。

<中くらいのバルーン型>
チェリーやカシス、ザクロといった果実のフルーティーで華やかな香り。味わいのバランスも非常に良く、ボルドー型と僅差で意見が分かれた。

<小さめのチューリップ型>
香りも味わいの凝縮感もギュッと詰った印象。ビオワイン特有の豆の香りが感じ取りやすい。タンニンが硬めに感じ取れる。

<ブルゴーニュ型>
果実の香りが広がり、よく感じ取ることができる。中くらいのバルーン型よりタンニン、酸味は柔らかい。液体面積が広いため、時間が経つにつれて味わいがぼやけてしまう。

今回のワインはどちらも酸が綺麗な軽快なタイプですので、サラダやお肉を使った冷菜などと合うかと思います。お料理との相性もお楽しみください!

第2回お届けワイン グラスとの相性について

こんにちは。

第2回のワインについて、スタッフおすすめのグラスにつきましてレポートいたします。

添付しました写真では、一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べています。 ご参考にされてください!

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Vigin Barbera d’Alba DOC “My Ruby” 2014
ヴィジン|バルベーラ・ダルバ ”マイ・ルビー”

<中くらいのバルーン型グラス>
カシス、ブラックベリーなどの果実や樽由来のバニラ香、チョコレートやコーヒーといった複雑な香りを感じ取れる。また、しっかりとした酸味、穏やかなタンニンといった味わい共にバランスが1番良い。

<大きめのボルドー型>
香りが開きやすく、味わいもバランスがよい。少し酸が強調される印象。味をより感じたい方はこちらのグラスをお勧めします。

<小さめのチューリップ型>
バルベーラ種らしい果実の旨み、ベリー感をより感じたい場合は小さめのチューリップ型グラスも良いが、ワインの良さを表現しづらい。

<大きいブルゴーニュグラス>
ブルゴーニュグラスがより香りを引き立たせ、キレイな熟成を感じられ、穏やかな味わいを楽しめるが時間が経つにつれ香りがぼやけてしまう傾向。

 

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Stroppiana Langhe DOC Nebbiolo 2014
ストロッピアーナ|ランゲ・ネッビオーロ

<中くらいバルーン型 >
一番酸味、果実味がバランス良く味わいもキレイにまとまり後から程よいタンニンが
心地よく感じられる。チャーミングな印象。

<大きめボルドー型>
果実味がしっかりと感じられるが、口当たりは柔らかい。最初は、優しい印象。後から細かいタンニンをしっかりと感じることができ、味のふくよかさを感じる。

<ブルゴーニュ型>香りにふくらみがあり赤系ベリーの香りが一番感じやすい。酸味が強めにキレイにのび華やかな印象。

<小さめのチューリップ型 >
香りが多少感じづらく全体的にキュッと詰った味わいで酸味と苦味が際立ってしまう。
次の一口に行きづらくなってしまう。

いかがでしたでしょうか?弊社スタッフの意見を総合して、おすすめのランキングをつけてみました。

ですが、ワインは、飲む温度、室温、ワインボトルの個体差によっても感じ方は違います。また、それぞれの好みもあります。

一概に正解はこれ!というものはないので、洗い物はちょっぴり大変かとおもいますが(笑)、是非4種類のグラスで飲み比べていろいろ感じて頂ければと思います。

既にお飲みになられた方も、ご自身で感じたグラスの相性と比べてどうだったか、ぜひ参考にしてみてください。kouza@ml.vinohayashi.comへのご感想の投稿もお待ちしております!

参考動画”Historie”ヨーロッパ諸国の支配領土の遷移

受講生の皆様

事務局の林功二です。

第一回で”なぜイタリアワインは多様なのか”ということを解説しておりますが、その大きな要素の一つである”生産者の多様性”を理解する上で、大変分かりやすい動画がありますのでご紹介させて頂きます。

12世紀から現在までのヨーロッパ諸国の支配領土の遷移を
動画にしたものです。

イタリア半島のみならず、ヨーロッパの歴史が感覚的に理解できます。

フランス、スペインに比べ、イタリア半島のがいかに他民族の影響を受けてきたのかというところがポイントです。

ぜひご覧ください。

 

動画と写真で見るアルト・アディジェ

受講生の皆様

通信講座 第1回で特集したトレンティーノ=アルト・アディジェ州について。私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。
お届けしたワインの生産者Cortaccia(コルタッチャ)での取材写真。

そして…

動画は今年ドローンで空から撮ったものになります!

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グリ系品種のゲヴュルツトラミネール。
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ソーヴィニヨン・ブラン
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グリ系品種のゲヴュルツトラミネール
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グリ系品種のゲヴュルツトラミネール
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グリ系品種のゲヴュルツトラミネール
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グリ系品種のゲヴュルツトラミネール
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グリ系品種のゲヴュルツトラミネール
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色づき始めたスキアーヴァ種。
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色づき始めたスキアーヴァ種。
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スキアーヴァ”ソンタレール”にも使用される大樽(6千リットル)。
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発酵・熟成に使用されるセメントタンク。
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コルタッチャは村の協同組合が経営するアルト・アディジェでは比較的規模の大きなワイナリーです。
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イタリアっぽくないチロル様式のカンティーナの建屋。
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山塊の麓に張り付くブドウ畑。
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北のオーストリアに向かうアディジェ峡谷を走る高速道路(A22)。
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道路看板はドイツ語とイタリア語の並記。
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イタリアっぽくないチロル様式のカンティーナの建屋。
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屋外にも設置される大きなステンレスタンク。
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降雪残る、1月のアルト・アディジェ。

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第1回お届けワイン|グラスとの相性について

受講生の皆様、第1回で発送させて頂きました、トレンティーノ=アルト・アディジェ州の2本のワインについてお知らせ致します。

一緒にお送りした4つの形状の違うグラスで1本のワインを実際に飲み比べをしてみて、どのグラスがよりワインの美味しさを引き出せるかを検証するのも、この講座のポイントの一つです。

私たちスタッフも、4つのグラスを用いて、それぞれのワインをより引き立たせるものはどれかを選んでみました。よろしければ参考にしてみてください。

※写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。
Alto Adige DOC Sauvignon
コルタッチャ|アルト・アディジェ ソーヴィニョン2015

<大きめのボルドー型>
香りがグラスから昇って来やすい。他のグラスと比べ、時間が経ってくると柑橘系のフレッシュさから蜜の香りのバランスがほどよくまとまり、整ってくる。総合的には一番適している。

<小さめのチューリップ型>
口元が狭い分、香りがとりやすく、酸味も感じ取りやすい。時間が経つにつれソーヴィニヨンらしい柑橘系の香りが出やすく、味わいもほのかな苦味を伴う。

<中くらいのバルーン型>
入れたては香りがボルドー型より感じやすく、印象が良い。ボリューム感も程よく適しているが、香りのまとまり方としては上記のボルドー型がベター。

<ブルゴーニュ型>
入れたては香りが良く、インパクトがありとても良いが時間が経つにつれ苦みがやや強調され、バランスが崩れがちになる。

 


“Alto Adige DOC Schiava”SONNTALER”
コルタッチャ|アルト・アディジェ スキアーヴァ “ソンタレール” 2015

<大きめのボルドー型>
華やかなバラの香りがグラスから昇ってくる。
きれいな酸味に、タンニンが穏やかに感じられ、エレガントでバランスが良い。

<小さめのチューリップ型>
スミレ、イチゴジャム、バラなど様々な香りがつまっているように感じられる。スキアーヴァの特徴であるスモーキーさ、ほろ苦さが良く伝わる印象。

<中くらいのバルーン型>
いちごのような柔らかい香りが立ち、バランスよくやさしくまとまる印象。

<ブルゴーニュ型>
香りのバランスが若干崩れやすく、香りが地味に感じられる。
味わいもやや弱く感じられる。


 

偶然ですが、白のソーヴィニヨンも、赤のソンタレールも同じグラスの順番となりました!

もちろん、上記が唯一の正解というわけではありません。
ワインを飲む環境、(温度や抜栓何時間後か)などによって適するグラスは変わってきます。
また、ワインだけで飲んだ場合と、食事とあわせて飲んだ場合とでも印象が変わってきます。
あくまでも参考にされてください。

イタリアワイン通信講座|初回分発送のお知らせ

イタリアワイン通信講座第四期生の皆様

Vino Hayashi の林功二と申します。

10月20日より、初回分を発送致しました。

下記をお届け致しますので、到着後内容物をご確認くださいませ。
万が一、不足やグラスの破損等がございましたら、事務局までご連絡ください。

1. ワイングラス 4種(内容はテキスト9ページに記載しています)
2. バインダー 1個
3. テキスト 全14枚
4. ワイン 2本(赤ワイン/白ワイン各1本)

また、今後はこの宛先から皆様に随時お知らせをさせて頂きます。

お問い合わせ・配送変更依頼、
またご質問・ご意見・ご感想などは
下記のメールアドレスに頂けますようお願い致します。
kouza@ml.vinohayashi.com

どうぞ宜しくお願いいたします。