第2回お届けワイン グラスとの相性について

5月26日に発送させて頂きました、ピエモンテ州の2本のワインにつきまして
スタッフおすすめのグラスにつきましてレポートいたしますので、ぜひご参考にされてください!
なかなか4脚のグラスで飲み比べをする機会はないと思いますので、是非トライしてみてください。
添付の写真で、一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べています。

IMGP2463

Vigin Barbera d’Alba DOC “My Ruby” 2014
ヴィジン|バルベーラ・ダルバ ”マイ・ルビー”

<中くらいのバルーン型グラス>
カシス、ブラックベリーなどの果実や樽由来のバニラ香、チョコレートやコーヒーといった複雑な香りを感じ取れる。また、しっかりとした酸味、穏やかなタンニンといった味わい共にバランスが1番良い。

<大きめのボルドー型>
香りが開きやすく、味わいもバランスがよい。少し酸が強調される印象のため、酸味をより感じたい方はこちらのグラスをお勧めします。

<小さめのチューリップ型>
バルベーラ種らしい果実の旨み、ベリー感をより感じたい場合は小さめのチューリップ型グラスも良いが、ワインの良さを表現しきれない。

<大きいブルゴーニュグラス>
ブルゴーニュグラスがより香りを引き立たせ、キレイな熟成を感じられ、穏やかな味わいを楽しめるが時間が経つにつれ香りがぼやけてしまう傾向。

IMGP2509
Stroppiana Langhe DOC Nebbiolo 2013
ストロッピアーナ|ランゲ・ネッビオーロ

<大きいブルゴーニュグラス>
木いちご、ざくろ、バラ、クローヴ、ナツメグといった複雑で華やかな香りがグラスいっぱいに広がる。味わいはしっかり目のタンニンを比較的穏やかに感じることができる。果実味や酸のバランスも良く、飲み心地が良い。

<大きめのボルドー型>
香りは果実の香りよりもスパイシーが際立つ。口に含むとタンニンがしっかり感じ取れ、ネッビオーロの力強さが強調される。

<中くらいのバルーン型グラス>
香りが華やかに広がりやすい。味わい、香りのバランスが共に良い。酸味、タンニンはボルドー型よりも穏やかに感じられる。

<小さめのチューリップ型>
このワインの良さを表現するにはグラスが小さ過ぎる。

いかがでしたでしょうか?弊社スタッフの意見を総合して、おすすめのランキングをつけてみました。ですが、ワインは、飲む温度、室温、ワインボトルの個体差によっても感じ方は違います。また、それぞれの好みもあります。

一概に正解はこれ!というものはないので、洗い物はちょっぴり大変かとおもいますが(笑)、是非4種類のグラスで飲み比べていろいろ感じて頂ければと思います。

既にお飲みになられた方も、ご自身で感じたグラスの相性と比べてどうだったか、ぜひ参考にしてみてください。kouza@ml.vinohayashi.comへご感想の投稿もお待ちしております!