受講生のみなさま
こんにちは。Vino Hayashi 鶴岡でございます。
第1回トレンティーノ=アルト・アディジェ州ワイン。
形状の違う4つのグラスを用いてお飲み頂けましたでしょうか。
教材のグラスは1つずつ形が違うので、実際飲み比べてみると香りや味わいの感じ方がそれぞれかなり違うことを認識できるのではないかと思います。
今日はワインの味わいについて触れたいと思います。
テキスト11ページにおいて、それぞれのグラス選びのヒントを記載しています。
白のコフルにつきましては、
・華やかな香り
・大樽熟成からくる程よいボリューム感
をうまく引き出してくれるグラスはどれか!?
ということで、「大き目のボルドー型」もしくは「ブルゴーニュ」が効果を発揮してくれます。
赤のソンタレールにつきましては、
・エレガントな香り
・やさしい繊細なタンニン
が特徴でしたが、やはりこちらも「ブルゴーニュ」のグラスが一番良さを引き出せたのではないでしょうか。
あとは、合わせる食べ物や、抜栓してからどれくらい時間や日数が経っているかなどでも印象が変わってくるので、都度一番おいしいと感じられるものを選んで頂ければいいと思います。
私たちが実際試飲した中で、良い!と感じたグラスの順番の写真を添付しています。
一番右側から良い順で並べてますので、参考にされてください。
★林 基就よりティスティングコメントが届いております★
<コルタッチャ ソーヴィニョン “コフル”2013>
非常に清涼感溢れた香りと、いきいきとした酸味が印象的。
開けた瞬間からソーヴィニョン・ブランの品種の個性が華やかに
伝わってきますが、中でもトマトの葉のような香りが特徴的です。
<コルタッチャ スキアーヴァ “ソンタレール”2013>
このワインは少し冷やして飲んで頂きたい。温度が上がると酸がぼたついてしまうのです。
紫蘇を思わせるさわやかな印象とスモーキーさを持ち合わせるワインです。
アルト・アディジェでは「スペック」というスモークした生ハムが有名なのですが、そういったものともよく合うと思います。
みなさまの味わいのご感想もお待ちしてます(^O^)/
尚、人気セレクトショップ『モダンブルー』さんのメールマガジンに連載しております、「Vino Hayashi まかないワイン」のコーナーで、<コフルとコンビニ惣菜のマリアージュ>を掲載しています。
是非ごらんください。
ページURL
http://www.modern-blue.com/page/topics/b018_makanai/150514_b018_makanai.html
今号マガジンのURL
http://www.modern-blue.com/page/bricolage/150514/index.html
いつも楽しい記事をありがとうございます。全くのワイン初心者なので「ワイン勉強会」と称して、ワインが好きな友人たちと通信講座を楽しむことにしました。この週末、それぞれにおつまみ持参で第1回ワインを勉強するのですが、チーズを選んでくれる友人からどんなチーズが合うのか?という質問がありました。また、私はなにかイタリア郷土料理を作ろうと思いますが、煮込み料理も合うでしょうか?
<通信講座第1回のワイン>
「コフル ソーヴィニョン」と「ソンタレール スキアーヴァ」は非常にエレガントなワインですので、チーズの中でも味わいが強すぎないタイプが良いかと思います。
たとえば、コフル ソーヴィニョンには「ペコリーノチーズ」や、ブルサンのハーブ入りのクリームチーズ
http://www.bel-japon.com/boursin/
ソンタレール スキアーヴァは、スモーキーさのあるワインなので「モッツァレッラチーズ」の生ハム巻きや、ウォッシュチーズのマイルドなタイプなどが合うかと思います。
http://www.order-cheese.com/products/detail.php?product_id=304
お料理は煮込み料理でしたら、ソーヴィニョンにはポトフ、スキアーヴァには肉団子のトマト煮込みなど相性が良いかと思います。