第4回お届けワイン 林基就のテイスティング・ノート

イタリアワイン通信講座第二期生のみなさま

先日お届けしたエミリア=ロマーニャ州の2本のワインは試されましたでしょうか。

林基就によるテイスティング・コメントをアップしましたので、既にお飲みになった方は、ご自身のテイスティング・コメントと比較し学習を深めて頂ければ幸いです。

クリックするとテイスティング・ノートがご覧頂けます(pdf形式 約840KB)
第4回 林基就テイスティング・ノート

まだワインをお飲みになっていない方は、先にご覧にならずにご自身のテイスティング・コメントをつけてみるのをお薦めいたします。

今回の林基就のテイスティング・ノートは、翌月のテキストとしてお送りさせて頂きます。

第9回ワイン グラスとの相性について

第9回はアブルッツォ州のワインを2本お送り致しました。

各グラスでどのような良さが引き出せるか。スタッフレポートを参考に、実践されてみてください。

ぺコリーノAbruzzo DOC Pecorino Superiore 2013

<大きめのボルドー型>

塩味、ミネラル、セージといった香りが華やかに広がる。味わいにおいても、品種の特徴であるグレープフルーツの皮の白い部分にあるような苦味や、酸味、果実味をバランスよく感じることができる。

<小さめのチューリップ型>
ぺコリーノの品種の個性を引き立たせるが、このワインがスーペリオーレであるため、アルコール度の高さも強調されすぎてしまう。

<ブルゴーニュ型・中くらいのバルーン型>
グラスに注いだ時にはグレープフルーツの華やかな香りを感じることができるが、時間が経つにつれボールが大きいためぼやけていきやすい。

チェラスオーロCerasuolo d’Abruzzo DOC Superiore 2014

<大きめのボルドー型>
チャーミングな香りやフレッシュな味わいと、品種個性のバランスが取れていて入れたての第一印象が4つのうちで1番良い。冷やしてスッキリの飲むには、こちらのグラスがオススメ。
このワインの特徴であるチャーミングな香りやフレッシュな味わいが引き立ち、注ぎたての第一印象が4つのうちで1番良い。ワインだけで楽しむ場合などはこちらのグラスがオススメ。

<中くらいのバルーン型>
淡いルビー色がきれいに発色し、最初は果実の香りが広がるが、ややエタノールのような香りも出てしまう。酸味がはボルドー型よりも穏やかに感じられる。

<小さめのチューリップ型>
品種の個性であるミントの香りといった清涼感を一番感じるグラス。時間が経つにつれてバランスの良い香りへと変化。時間が経っても香りは飛びづらく、時間をかけて飲んでも良し。
ミントの香りなどの清涼感が一番感じられるグラス。注ぎたては若干開くまでに時間がかかるが、時間が経っても香りのバランスは崩れず、食事をしながらゆっくり飲む場合などに最適。

<ブルゴーニュ型>
入れ注ぎたての印象は悪くないが、時間が経つにつれて香りの複雑性が感じられにくくなりが飛んでしまい、ややぼやけてしまう印象に。お料理によっては、アッビナメントするときにワインが負けてしまう可能性も。

<まとめ>
今回のワインについてまとめると、どれもマイナスになることはあまりないように思えましたが、より酸味を際立たせスッキリとしたロゼをお好みの方はボルドー型やチューリップ型がオススメ。酸味が穏やかな方がお好きな方はブルゴーニュタイプがオススメです。好みや飲むシチュエーションにより、グラスを選んで楽しむことができるワインと言えます。

パーティーで全種類のグラスを使いながら出して皆さんでワイワイ試してみるのも、新しい発見があって楽しいかもしれません!是非トライしてみてください!

第3回お届けワイン 林基就のテイスティング・ノート

イタリアワイン通信講座第二期生のみなさま

先日お届けしたリグーリア州の2本のワインは試されましたでしょうか。

林基就によるテイスティング・コメントをアップしましたので、既にお飲みになった方は、ご自身のテイスティング・コメントと比較し学習を深めて頂ければ幸いです。

クリックするとテイスティング・ノートがご覧頂けます(pdf形式 約840KB)
第3回 林基就テイスティング・ノート

まだワインをお飲みになっていない方は、先にご覧にならずにご自身のテイスティング・コメントをつけてみるのをお薦めいたします。

今回の林基就のテイスティング・ノートは、翌月のテキストとしてお送りさせて頂きます。

第3回 リグーリア州のワイン ビオ・ヴィオについて

 

受講生の皆様

事務局の林功二です。

第3回のリグーリア州のワイン、先週末に早速楽しまれた方もいらっしゃると思います。

リグーリア州は食材の宝庫で、素材を生かしたイタリア料理のイメージにぴったり当てはまります。
実際に隣国フランスのカンヌ、ニースやモナコの高級レストランのシェフが、リグーリアまで食材の調達に足を運ぶほど。

実は、私がイタリア出張で一番楽しみにしているのが、第3回でお届けしたワイナリー(ビオ・ヴィオ)での食事です。

マンマが作る料理はどれも美味しくて優しい。
ついつい食べ過ぎますが、翌日もたれることはありません。
外食続きのイタリア出張では本当に癒されます。(一緒に食卓を囲む美人3姉妹にはさらに一層癒されてます。笑)

ビオ・ヴィオの写真(私の大好きなバジルを練りこんだ生パスタファルファッレも)をアップしておりますので、ぜひご覧ください。
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第3回ワイン グラスとの相性について

受講生のみなさま

第3回はリグーリア州のワインを2本お送り致しました。
各グラスでどのような良さが引き出せるか。スタッフレポートを参考に、実践されてみてください。

一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べています。

bioVio Riviera Ligure di Ponente DOC Pigato "MaRene" 2014 ビオ・ヴィオ|リヴィエラ・リグーレ・ディ・ポネンテ ピガート ”マレネ” 2014

<大きめのボルドー型>
香りと味わいのバランスが一番良い。酸味が際立ち、ピガートのアロマであるハーブや果実の香りがバランスよく感じ取ることができる。

<中くらいのバルーン型><ブルゴーニュ型>
香りが開きやすく、黄桃や南国系果実の香り、またキンモクセイなどといった花の香りを感じ取ることが出来る。味わいもほどよく丸みがあるが、後味の苦味が際立ってしまうという点も。

<小さめのチューリップ型>
ハーブの香りがはっきり感じられ、酸の伸びが際立つ。品種特有のグレープフルーツのような苦みも心地よく感じられる。ただし、この大きさでは華やかな果実の香りが若干表現しきれない印象がある。

bioVio Riviera Ligure di Ponente DOC Rossese "U Bastio" 2014ビオ・ヴィオ|リヴィエラ・リグーレ・ディ・ポネンテ ロッセーゼ ”ウ・バスティオ” 2013

<大きめのボルドー型>
バラやローズヒップ、いちごやカシスといった果実のフルーティーな香りがバランス良く感じられ、味わいにもまとまりがある。

<中くらいのバルーン型><ブルゴーニュ型>
果実の香りはよく感じ取ることができるが、余韻の苦味が際立つ。

<小さめのチューリップ型>
香りが立ちづらく、味わいも偏りがち。香りと味わいのバランスがやや崩れやすい。

今回のワインはどちらも酸が綺麗な軽快なタイプですので、サラダやお肉を使った冷菜などと相性が良いと思います。

これからクリスマスパーティーや忘年会、お正月に新年会など、パーティー行事が目白押しですね!パーティーで全種類のグラスを使いながら皆さんでワイワイ試してみるのも、新しい発見があって楽しいかもしれません。是非トライしてみてください!

前期期末テスト 正解率発表!

前期期末テストの集計が出ましたので添付の集計表にてご報告いたします。
全20問、1問を5点として計算致しましたところ、平均点は77.2点でした。
中には正解率が50%という難しい問題もありました。
全体の正解率とご自分の解答と見比べて参考にされてください。

期末テスト 問題別正答率

<以下のリンクより問題を見ることができます>
まだテストをされてない方も挑戦可能です。

<前編>期末テスト
http://bit.ly/kouza-test02
<前編>中間テスト
http://bit.ly/kouza-test01
(PCでもスマートフォンでも閲覧・解答できます)

復習をすることでより記憶に残ると思いますので、
テキストを見ながらでも是非行ってみてください。

【質問・お問合せ】

講座の内容について、共有したいご質問・ご意見・ご感想など
→  vino.1@ml.vinohayashi.com
こちらに送信したメールはメーリングリストに投稿という形となり、
ご登録の全同期受講生及び事務局へ配信されます。

お問い合わせ・配送変更依頼など
→  kouza@ml.vinohayashi.com

第8回ワイン グラスとの相性について

先日お送り致しましたマルケ州のワイン、もう飲まれましたでしょうか?
師走に入り、パーティーなどでワインを開けることも多くなることかと思います。

どのグラスを用意したらよいか?!スタッフおすすめのグラスにつきましてレポートいたしますので、ぜひご参考にされてください!
添付の写真で、一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べています。

buca
■Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico DOC “Buca della Marcona”
http://store.vinohayashi.jp/products/detail276.html

<大きめのボルドー型>
ラムネ、昆布、塩味、石灰質ミネラル感の香りが、一番心地よく感じられる。
ワインの奥に潜むナッツのような香りを感じ取りやすい。総合的には一番適している。

<小さめのチューリップ型>
一番凝縮して香りや味わいを掴めるので、ヴェルディッキオらしい苦味が感じられる。
品種の個性知るためには良いグラス。ボルドーには劣るがこちらも温度が上がってきたときにナッツのニュアンスを感じ取れる。

<中くらいのバルーン型・ブルゴーニュ型>
入れたては香りが華やかに広がり、インパクトがありとても良いが、
時間が経つにつれ香りが飛んでしまいぼやけてしまう。

campofiorito
■Rosso Conero DOC “CAMPOFIORITO”http://store.vinohayashi.jp/products/detail156.html

<大きめのボルドー型>
コーヒー、チョコレート、ブラックベリー、湿った落ち葉、腐葉土のような香り。
果実味の凝縮感があり、香りの印象を一番しっかりとらえやすく、余韻も長く感じ取れる。時間がたってもバランスを崩さずゆっくりと楽しむことができる。

<小さめチューリップ型>
モンテプルチャーノの凝縮感を非常に良く感じ取れるので、品種の個性の認識をしやすいが、せっかくの良い香りはこのグラスの小ささでは表現しきれない部分がある。

<ブルゴーニュ型・中くらいのバルーン型>
このワインの個性ある香りが柔らかく広がって良いが、特徴である「力強さ」も柔らかく感じてしまう。口当たりまろやかに飲みたい場合などにはこちらのグラスを使うとよい。

あわせるお料理などによってもワインの印象は変わってきますので、向いているグラスも変わってくるものです。
「正解」というものはないですので、気軽にワインとお付き合いしてみてくださいね。

皆さまのご感想もお待ちしております!

【質問・お問合せ】
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ワインを飲む際の適温

ワインを飲む際の適温に関しましては、第3回のコラムで学びますが、先に簡単に各ワインの適温を回答させて頂きます。

スパークリング    :4~6度
ロゼワイン       :6~10度
フレッシュな白ワイン :6~8度
コクのある白ワイン  :10~14度
ライトボディ赤ワイン  :10~12度
ミディアム~フルボディ赤ワイン:14~18度

スパークリング、白ワイン、ロゼワインに関しては、飲む前に冷蔵庫で冷やしてください。
一般的に冷蔵庫で冷やした際の温度は、4~5度程度になるかと思います。

グラスに注いでから時間が経つとワインの温度は少しずつ上がります。
冷やしすぎた場合は時間を置いたり、手でグラスを少し温めたりすると良いでしょう。
逆に、注いでしまってから温度を下げることはできませんので、迷ったときは、予め冷やしておくことをお勧め致します。

本日公開『Vino Hayashiのまかないワイン』ご覧ください。

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当社で毎日のように行われている
社内試飲会 通称"まかないワイン"を少し(かなり!?)
コミカルなタッチで、毎月情報発信しております。

本日公開された「第8回」を是非ご覧ください。
https://goo.gl/iODNIy

新人モンテちゃんが大活躍の巻です。


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過去のまかないワインはこちら♪
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01「言い訳のような、まえがきのような」
http://bit.ly/makanai150219

02「バルベラさんの場合」
http://bit.ly/makanai150305

03「シバタさんの場合」
http://bit.ly/makanai150402

04「コンビニ総菜とのマリアージュ前篇」
http://bit.ly/makanai150515

05「コンビニ総菜とのマリアージュ後篇」
 http://bit.ly/makanai150611

番外編「大将がヤバい」
http://bit.ly/makanai150709

番外編「マテリカさんはすごい」
http://bit.ly/makanai150820

06「伊勢丹新宿店 BARカウンターで会いましょう♪」
http://bit.ly/makanai151008

07「伊勢丹新宿店 閉店後のグラッパ・セミナー」
http://bit.ly/makanai151105

今月のワイン② ランゲ・ネッビオーロについて

受講生のみなさま Vino Hayashi の広報担当 柴田です。

通信講座 第2回分としてお届けしたワイン2つ目のご紹介は、古き良き家族経営の生産者ストロッピアーナです。

お届けしたランゲ・ネッビオーロももちろん良い出来ですが、イタリアワインの王様=バローロの造り手として知る人ぞ知る存在。

ランゲ・ネッビオーロもバローロもすべて、この土地を代表する高貴品種ネッビオーロから造られます。

STROPPIANA(ストロッピアーナ)のワイン一覧を見る