受講生の皆様
4/28に発送させて頂きました、トレンティーノ=アルト・アディジェ州の2本のワインについて林基就のテイスティングノートをアップしております。
第1回 林基就テイスティングノート(pdf形式 148KB)
まだワインをお飲みになっていない方は、先にご覧にならずにご自身のテイスティング・コメントをつけてみるのをお薦めいたします。
今回の林基就のテイスティング・ノートは、翌月のテキストとしてお送りさせて頂きます。
受講生の皆様
4/28に発送させて頂きました、トレンティーノ=アルト・アディジェ州の2本のワインについて林基就のテイスティングノートをアップしております。
第1回 林基就テイスティングノート(pdf形式 148KB)
まだワインをお飲みになっていない方は、先にご覧にならずにご自身のテイスティング・コメントをつけてみるのをお薦めいたします。
今回の林基就のテイスティング・ノートは、翌月のテキストとしてお送りさせて頂きます。
受講生の皆様、4/28に発送させて頂きました、トレンティーノ=アルト・アディジェ州の2本のワインについてお知らせ致します。
一緒にお送りした4つの形状の違うグラスで1本のワインを実際に飲み比べをしてみて、どのグラスがよりワインの美味しさを引き出せるかを検証するのも、この講座のポイントの一つです。
私たちスタッフも、4つのグラスを用いて、それぞれのワインをより引き立たせるものはどれかを選んでみました。よろしければ参考にしてみてください。
※写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。
Alto Adige DOC Sauvignon
コルタッチャ|アルト・アディジェ ソーヴィニョン 2015
<大きめのボルドー型>
香りがグラスから昇って来やすい。他のグラスと比べ、時間が経ってくると柑橘系のフレッシュさから蜜の香りのバランスがほどよくまとまり、整ってくる。総合的には一番適している。
<小さめのチューリップ型>
口元が狭い分、香りがとりやすく、酸味も感じ取りやすい。時間が経つにつれソーヴィニヨンらしい柑橘系の香りが出やすく、味わいもほのかな苦味を伴う。
<中くらいのバルーン型>
入れたては香りがボルドー型より感じやすく、印象が良い。ボリューム感も程よく適しているが、香りのまとまり方としては上記のボルドー型がベター。
<ブルゴーニュ型>
入れたては香りが良く、インパクトがありとても良いが時間が経つにつれ苦みがやや強調され、バランスが崩れがちになる。
※写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。
Alto Adige DOC Schiava”SONNTALER”
コルタッチャ|アルト・アディジェ スキアーヴァ ”ソンタレール” 2014
<中くらいのバルーン型>
全体的に柔らかい香りが立ち、樽と果実の香りがバランスよく引き出される。
<ブルゴーニュ型>
香りはバランスがいいが、ワインを注いだ量にもより力が弱く感じてしまうことも。
<大きめのボルドー型><小さめのチューリップ型>
香りのバランスが若干崩れやすく、香りが地味に感じられる。 スモーキーさやヨード香が際立ちやすい。
上記が唯一の正解というわけではありません。
ワインを飲む環境、(温度や抜栓何時間後か)などによって適するグラスは変わってきます。
また、ワインだけで飲んだ場合と、食事とあわせて飲んだ場合とでも印象が変わってきます。
あくまでも参考にされてください。
受講生の皆様
イタリアワイン通信講座事務局 西垣でございます。
昨日よりGWという方も多いと思います。
通信講座でお届けしたワインをまだお飲みになっていない方は、是非”4種のグラス”を全て使って、ワインをお楽しみください。
先日私たちVino Hayashi スタッフも社内試飲会を行いお届けしたワインをグラスを変えながら試飲してみました。
その結果を踏まえ、ワインに合わせたグラス選びの【ヒント】と【美味しく飲むワンポイント】をお伝えいたします。
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【ヒント】 試飲をして感じたこととして
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・お届けしたワインは、いずれも香りに広がりがあり余韻が長いので、大振りなグラスがマッチする傾向。
・試飲前の予想に反して、実際飲んでみると好印象だったグラスもあり発見が多かった。
・自身の好みや合わせる食べ物によって、最適なグラスは意見が分かれた。
以上をヒントに、4種類のグラスをご自身でお試し頂き違いを感じてみてください。
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【美味しく飲むワンポイント】 最適な温度について
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■白ワイン:ソーヴィニヨン
冷蔵庫でよく冷やしスタートする。その後は室温で少しずつ温度が上がると、香りがより一層楽しめます。
■赤ワイン:ソンタレール
一般的に赤ワインは”常温で”と言われますが、飲む直前に軽く冷蔵庫に入れて頂き、
少し冷んやり感じる温度がベターです。このワインの繊細な酸味を美味しく感じられます。
2つとも、時間経過による香りや味わいの変化もお楽しみください。
お届けしたワインと「グラスの相性」は5/2(月)にレポートを公開する予定です。
皆さんご自身のご感想との共通点や違いをお楽しみください。
大勢でテーブルを囲んで、ワインを飲みながら語り合うのは、とても楽しいものです。
ぜひ好きな人と、好きな時間にテーブルを囲み、ワインをお楽しみください。
それではよいGWを!
お問い合わせ・配送変更依頼、またご質問・ご意見・ご感想などは
下記のメールアドレスに頂けますようお願い致します。
kouza@ml.vinohayashi.com
どうぞ宜しくお願いいたします。
イタリアワイン通信講座 第三期生の皆様
イタリアワイン通信講座事務局 西垣でございます。
昨日発送させて頂きました初回セットに
グラス等破損はございませんでしたでしょうか。
さて、少し長文となりますが、お届けしたイタリアワイン通信講座につきまして使い方、楽しみ方をご案内させて頂きます。
■イタリアワイン通信講座の自宅学習方法
1.毎月届くテキストを、雑誌を読むようにお気軽にお読みください。
2.一緒に届く二本のワインは、テキストで学んだテーマ、州に沿ったものです。遠いイタリアに想いを馳せながらコルクを抜いて。
3.初回にお届けする4種のグラスでワインをお楽しみください。できれば4つを同時に使い、グラスによる香りや味わいの変化を感じ取って。
テキスト巻末のテイスティングノートに、ワインの感想をメモするとより学習が深まります。
お届けしたワインと「グラスの相性」や「林基就のテイスティング・ノート」については 会員専用ページに情報を公開致します。会員専用ページは5月2日に公開予定です。
4.ご不明な点、テキストでわかりにくい点、ワインがなぜか美味しく感じられない…どんなことでも専用メールアドレスにお便りください!丁寧にご回答、対応させていただきます!
■林基就のテイスティング・ノートについて
募集のご案内にございました「林基就のテイスティング・ノート付き」に関しましてですが、こちらは、お届けするテキストはひと月遅れでお送りする形となりますため、 第1回ワインについての林基就のテイスティング・ノートは第2回の教材と一緒にお送り致します。
また、同内容のPDF版は5/2(月)に、あらためてこちらのメールでご案内する予定です。ご案内が遅くなりまして、申し訳ございません。
まずはテイスティングのヒントを参照いただきながら、ご自分の感性でワインをテイスティングし、是非ノートに記入してみてください。ご自身で記入をされてから、林基就のテイスティングコメントと照らし合わることで、テイスティングしたワインのご理解をさらに深めていただけるのではないかと思います。
お問い合わせ・配送変更依頼、またご質問・ご意見・ご感想などは下記のメールアドレスに頂けますようお願い致します。
kouza@ml.vinohayashi.com
どうぞ宜しくお願いいたします。
イタリアワイン通信講座第三期生の皆様 Vino Hayashi の西垣と申します。 本日初回分を発送致しました。 お届けにかかる期間は地域によって異なります。 ヤマト運輸のお届け予定日検索ページでお調べ頂けます。 http://date.kuronekoyamato.co.jp/date/Main 下記をお届け致しますので、到着後内容物をご確認くださいませ。 万が一、不足やグラスの破損等がございましたら、事務局までご連絡ください。 1. ワイングラス 4種(内容はテキスト9ページに記載しています) 2. バインダー 1個 3. テキスト 全14枚 4. ワイン 2本(赤ワイン/白ワイン各1本) また、今後はこの宛先から皆様に随時お知らせをさせて頂きます。 お問い合わせ・配送変更依頼、 またご質問・ご意見・ご感想などは 下記のメールアドレスに頂けますようお願い致します。 kouza@ml.vinohayashi.com どうぞ宜しくお願いいたします。
こんにちは。いよいよ後半に入りましたね!
第7回のワインについて、スタッフおすすめのグラスにつきましてレポートいたします。
添付しました写真では、一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べています。 ご参考にされてください!
コントゥッチ|ロッソ・ディ・モンテプルチャーノ 2012
Contucci Rosso di Montepulciano DOC 2012
<大きめのボルドー型>
香り、味わいのトータルバランスが一番よい。サンジョヴェーゼらしい赤ベリー系、特にいちごのような果実の香りが引き立つ。タンニン、酸、果実味のバランスも非常に良い。
<中くらいのバルーン型>
香りの広がり方がとても良い。口当たりは柔らかく、タンニンを滑らかに感じることができる。
<小さめのチューリップ型>
このワインにはグラスが小さすぎて、ワインの良さを充分に表現しきれない。もうひとまわり大きければ良いかもしれない。
<ブルゴーニュ型>
このワインにとってはグラスの口が広すぎるため、香りがぼやけてしまう。また、味わいも追いつかないような印象。
セッテ・チエリ|トスカーナ・ロッソ ”ヤントラ” 2011Toscana Rosso IGT “yantra” 2011
<大きめのボルドー型>
他のグラスに比べ味わい、香りのバランスが良く、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローに適するとされているボルドー型のグラスがやはり一番このワインを引き立たせるという印象。
<小さめのチューリップ型>
香りが若干単調にも取れてしまうが、味わいの凝縮感がしっかりと感じられる。 全体のバランスとして考えるならば、悪くはない。
<中くらいのバルーン型><ブルゴーニュ型>
注ぎたての香りは良いが時間が経つにつれぼやけてしまいがち。 味わいにおいても、ボルドー型やチューリップ型の方が凝縮感や品種の良さが伝わりやすい。
ワインを飲む環境(温度や抜栓何時間後か)などによって適するグラスは変わってきます。また、ワインだけで飲んだ場合と、食事とあわせて飲んだ場合とでも印象が変わってきます。
今回のように、グラスの違いによりワインの違う特性を引き出すこともできるので、例えば酸味を引き出したい、もしくは穏やかに感じたいといった違うケースではそれに見合ったグラスをお選びください。
第一期生の皆様
第12回ではピエモンテ州とトスカーナ州の偉大なワインをお届けしました!
最終回ということで、スタッフもいつも以上に熱が入っていた気がします!
4種類のグラスで色々な視点からスタッフが試飲を実践してみました。
画像右手から順にお勧めのグラスとなります。
是非、参考にされてみてくださいね。
Vigin Barbaresco DOCG “Montersino” 2010
ヴィジン|バルバレスコ “モンテルシーノ” 2010 |7,128 円(税込)
<中くらいのバルーン型>
香りに複雑性があり、このワインのポテンシャルが発揮される。時間が経ってもバランスが崩れない。
<ブルゴーニュ型>
4つのグラスの中では1番柔らかい口当たりになる印象。香りの広がりも良い。
<ボルドー型>
タンニンや果実味が力強く感じられるため、厚めのステーキなどしっかりめのお肉に合わせるなら、こちらのグラスが良い。
<小さめのチューリップ型>
グラスが小さ過ぎてこのワインのポテンシャルを発揮できない。
Podere Campriano Chianti Classico DOCG 2010
ポデーレ・カンプリアーノ|キャンティ・クラッシコ2010|5,832 円(税込)
<ボルドー型>
熟したプラム、ミント、スミレなどキャンティ・クラッシコ特有の香りが非常に良く感じられる。さらに、獣臭やなめし皮、キノコ、クローヴといった複雑な香りを感じ取ることが出来る。また、タンニンがしっかりと感じられ、骨格のあるワインとして味わえるため、しっかりとしたお肉料理などに合わす場合にはボルドー型が良い。
<ブルゴーニュ型>
注ぎたての印象は良く、ボルドー型よりも柔らかな口当たりに感じる。非常に複雑で良い香りが非常に華やかに感じ取れるので、香りを楽しんで口当たり柔らく飲みたい場合にはブルゴーニュ型を選ぶと良い。
<中くらいのバルーン型>
果実系の香りが非常に良く感じ取れるが、他の香りが発揮できず少しバランスが崩れる印象。
<小さめのチューリップ型>
グラスが小さ過ぎてこのワインのポテンシャルを発揮できない。
今回のワインについてまとめてみると偉大なワインということで、複雑味を感じられるまさにGreatなしっかりめの赤ワインでしたね。
皆様の感想はいかがでしたでしょうか?
1年を通しイタリアワインに触れて頂きましたが、これらはほんの一部です。引き続きこの先もイタリアワインの深い世界に浸って頂けたら、と思います。
第6回にお届けしたワインとグラスとの相性をレポート致します。
皆様は、どのグラスが一番良かったでしょうか?
今回はスパークリングワインとデザートワインの組み合わせであったため、どのグラスで飲むべきか、迷われた方もいらっしゃったかもしれません。
写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。
1701 VSQ Cuvee Premiere
1701|キュヴェ プレミエール
<チューリップ型>
スパークリングのキレのある泡を最も感じやすく、ドライでスッキリとした後味が感じ取れる。時間が経つにつれて香りも開いてくる。一番このワインに適したグラス。
<ボルドー型>
注ぎたての香りは良い。泡はチューリップ型より穏やかに感じる印象。
<中くらいのバルーン型><ブルゴーニュ型>
注ぎたての香りは良いが、時間が経つにつれ、香りがぼやけてしまう印象に。泡のキレも感じにくく、このワインの良さを表現しきれない印象。
Alto Mincio IGT Passito Bianco “Le Cime”
アルト・ミンチオ パッシート・ビアンコ ”レ・チーメ” 2011
選ぶポイントは、このデザートワイン特有の濃厚な香りのキンカンや杏、オレンジピールのような香りが心地よく感じられるグラス。
また甘いだけでなく、酸味とのバランス、飲んだ後の余韻も評価のポイントとしました。
<中くらいのバルーン型>
香りの凝縮感が感じられる。また、香りと甘みのバランスもよく感じられる。
<小さめのチューリップ型>
香りの凝縮感は一番まとまりよく感じられる。
<ブルゴーニュ型><大きめのボルドー型>
バランスが崩れがちになる。
通常デザートワインは、小さめのグラスで飲むケースが多いです。
今回大きいグラスが良いと感じたのは、試飲をしたタイミングが食前であったことも影響しています。よって上記はワイン単体でのティスティングの感じ方です。
食事をした後の満腹の時には、より濃い味わいが感じられる小さいグラスのほうが向いていると感じられることもあるかと思います。
このように、状況によっても選ぶグラスは変わってきます。
また、温度が高いと酸がだれて感じ、甘さばかりが重く感じるので、
6~8度ぐらいに冷やしておくのがポイントです。
皆さまの感想はいかがでしたでしょうか?
既にお飲みになられた方も、ご自身で感じたグラスの相性と比べてどうだったか、ぜひ参考にしてみてください。
イタリアワイン通信講座第二期生のみなさま
先日お届けしたロンバルディア州の2本のワインは試されましたでしょうか。
1701|キュヴェ プレミエール
リッキ|アルト・ミンチオ パッシート・ビアンコ ”レ・チーメ” 2010
林基就によるテイスティング・コメントをアップしましたので、既にお飲みになった方は、ご自身のテイスティング・コメントと比較し学習を深めて頂ければ幸いです。
クリックするとテイスティング・ノートがご覧頂けます(pdf形式 約390KB)
第6回 林基就テイスティング・ノート
まだワインをお飲みになっていない方は、先にご覧にならずにご自身のテイスティング・コメントをつけてみるのをお薦めいたします。
今回の林基就のテイスティング・ノートは、翌月のテキストとしてお送りさせて頂きます。
第11回ではラツィオ州・カンパーニア州のワインをお届けしました。いつもの4種類のワイングラスで比較テイスティングを行いましたので是非参考にされてみてくださいね。
Cantina Moronia Irpinia Campi Taurasini DOC “Donna Carmela” 2010 カンティーナ・モロニア|イルピニア・カンピ・タウラジーニ アリアニコ ”ドンナ・カルメラ” 2010
<中くらいのバルーン型>
アリアニコらしいビターチョコレートやコーヒーといった香ばしい香りに、熟したカシスやジャムなどの香りもバランスよく感じとることが出来る。パワフルな果実味のなかに、緻密なタンニンやはつらつとした酸がしっかりと感じられる。
<ブルゴーニュ型>
中くらいのバルーン型より香りが抜けやすいが、香り、味わい共に注ぎたての印象は良い。
<ボルドー型><チューリップ型>
ややタンニンが強調され、果実味を感じ取りづらい傾向。繊細な香り等このワインの良さを表現しきれない印象がある。
Peter Dipoli Alto Adige DOC “IUGUM” 2007
ピーター・ディポリ|アルト・アディジェ ”イグム” 2007
<ボルドー型>
ボルドーブレンド品種ゆえ、その名のとおりボルドーグラスが香り、味わい共に大変バランスが良く、エレガントさを存分に表現してくれる。スタッフの意見もピタリと一致したグラス。
<中くらいのバルーン型>
ハーブや杉などの清涼感のある香りがやや強調される。滑らかなタンニンが感じられバランスは良い。
<ブルゴーニュ型><チューリップ型>
香り、味わいにおいてバランスが若干崩れがち。ワインの良さを充分に表現しきれない感あり。
今回のワインについてまとめてみると、しっかりめの赤ワインなのでお肉を合わせるのをおすすめします!
アリアニコは香りも複雑さがあり、タンニンも豊富で力強いワインなので、ワインに負けないようなコトレッタ・ボロネーゼ(トンカツに生ハムとチーズをのせて焼いたもの)などチーズとお肉のお料理がスタッフおすすめです。
イグムは9年の熟成を経て柔らかく、シルキーに仕上がったタンニン、最上級の熟成ボルドーワインを髣髴させるような、エレガントな深い味わいを是非ご堪能ください。