投稿者: wpmaster
写真で見るアルト・アディジェ
受講生の皆様
イタリアワイン通信講座事務局 鶴岡でございます。
通信講座 第1回で特集したトレンティーノ=アルト・アディジェ州について。私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。
お届けしたワインの生産者Cortaccia(コルタッチャ)での取材写真です。
参考動画”Historie”ヨーロッパ諸国の支配領土の遷移
受講生の皆様
事務局の林功二です。
第一回で”なぜイタリアワインは多様なのか”ということを解説しておりますが、その大きな要素の一つである”生産者の多様性”を理解する上で、大変分かりやすい動画がありますのでご紹介させて頂きます。
12世紀から現在までのヨーロッパ諸国の支配領土の遷移を
動画にしたものです。
イタリア半島のみならず、ヨーロッパの歴史が感覚的に理解できます。
フランス、スペインに比べ、イタリア半島のがいかに他民族の影響を受けてきたのかというところがポイントです。
ぜひご覧ください。
第1回お届けワイン 林基就のテイスティング・ノート
受講生の皆様
4/28に発送させて頂きました、トレンティーノ=アルト・アディジェ州の2本のワインについて林基就のテイスティングノートをアップしております。
第1回 林基就テイスティングノート(pdf形式 148KB)
まだワインをお飲みになっていない方は、先にご覧にならずにご自身のテイスティング・コメントをつけてみるのをお薦めいたします。
今回の林基就のテイスティング・ノートは、翌月のテキストとしてお送りさせて頂きます。
第1回お届けワイン グラスとの相性について
受講生の皆様、4/28に発送させて頂きました、トレンティーノ=アルト・アディジェ州の2本のワインについてお知らせ致します。
一緒にお送りした4つの形状の違うグラスで1本のワインを実際に飲み比べをしてみて、どのグラスがよりワインの美味しさを引き出せるかを検証するのも、この講座のポイントの一つです。
私たちスタッフも、4つのグラスを用いて、それぞれのワインをより引き立たせるものはどれかを選んでみました。よろしければ参考にしてみてください。
※写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。
Alto Adige DOC Sauvignon
コルタッチャ|アルト・アディジェ ソーヴィニョン 2015
<大きめのボルドー型>
香りがグラスから昇って来やすい。他のグラスと比べ、時間が経ってくると柑橘系のフレッシュさから蜜の香りのバランスがほどよくまとまり、整ってくる。総合的には一番適している。
<小さめのチューリップ型>
口元が狭い分、香りがとりやすく、酸味も感じ取りやすい。時間が経つにつれソーヴィニヨンらしい柑橘系の香りが出やすく、味わいもほのかな苦味を伴う。
<中くらいのバルーン型>
入れたては香りがボルドー型より感じやすく、印象が良い。ボリューム感も程よく適しているが、香りのまとまり方としては上記のボルドー型がベター。
<ブルゴーニュ型>
入れたては香りが良く、インパクトがありとても良いが時間が経つにつれ苦みがやや強調され、バランスが崩れがちになる。
※写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。
Alto Adige DOC Schiava”SONNTALER”
コルタッチャ|アルト・アディジェ スキアーヴァ ”ソンタレール” 2014
<中くらいのバルーン型>
全体的に柔らかい香りが立ち、樽と果実の香りがバランスよく引き出される。
<ブルゴーニュ型>
香りはバランスがいいが、ワインを注いだ量にもより力が弱く感じてしまうことも。
<大きめのボルドー型><小さめのチューリップ型>
香りのバランスが若干崩れやすく、香りが地味に感じられる。 スモーキーさやヨード香が際立ちやすい。
上記が唯一の正解というわけではありません。
ワインを飲む環境、(温度や抜栓何時間後か)などによって適するグラスは変わってきます。
また、ワインだけで飲んだ場合と、食事とあわせて飲んだ場合とでも印象が変わってきます。
あくまでも参考にされてください。
GWに4種類のグラスをお試しください!
受講生の皆様
イタリアワイン通信講座事務局 西垣でございます。
昨日よりGWという方も多いと思います。
通信講座でお届けしたワインをまだお飲みになっていない方は、是非”4種のグラス”を全て使って、ワインをお楽しみください。
先日私たちVino Hayashi スタッフも社内試飲会を行いお届けしたワインをグラスを変えながら試飲してみました。
その結果を踏まえ、ワインに合わせたグラス選びの【ヒント】と【美味しく飲むワンポイント】をお伝えいたします。
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【ヒント】 試飲をして感じたこととして
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・お届けしたワインは、いずれも香りに広がりがあり余韻が長いので、大振りなグラスがマッチする傾向。
・試飲前の予想に反して、実際飲んでみると好印象だったグラスもあり発見が多かった。
・自身の好みや合わせる食べ物によって、最適なグラスは意見が分かれた。
以上をヒントに、4種類のグラスをご自身でお試し頂き違いを感じてみてください。
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【美味しく飲むワンポイント】 最適な温度について
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■白ワイン:ソーヴィニヨン
冷蔵庫でよく冷やしスタートする。その後は室温で少しずつ温度が上がると、香りがより一層楽しめます。
■赤ワイン:ソンタレール
一般的に赤ワインは”常温で”と言われますが、飲む直前に軽く冷蔵庫に入れて頂き、
少し冷んやり感じる温度がベターです。このワインの繊細な酸味を美味しく感じられます。
2つとも、時間経過による香りや味わいの変化もお楽しみください。
お届けしたワインと「グラスの相性」は5/2(月)にレポートを公開する予定です。
皆さんご自身のご感想との共通点や違いをお楽しみください。
大勢でテーブルを囲んで、ワインを飲みながら語り合うのは、とても楽しいものです。
ぜひ好きな人と、好きな時間にテーブルを囲み、ワインをお楽しみください。
それではよいGWを!
お問い合わせ・配送変更依頼、またご質問・ご意見・ご感想などは
下記のメールアドレスに頂けますようお願い致します。
kouza@ml.vinohayashi.com
どうぞ宜しくお願いいたします。
イタリアワイン通信講座の自宅学習方法につきまして
イタリアワイン通信講座 第三期生の皆様
イタリアワイン通信講座事務局 西垣でございます。
昨日発送させて頂きました初回セットに
グラス等破損はございませんでしたでしょうか。
さて、少し長文となりますが、お届けしたイタリアワイン通信講座につきまして使い方、楽しみ方をご案内させて頂きます。
■イタリアワイン通信講座の自宅学習方法
1.毎月届くテキストを、雑誌を読むようにお気軽にお読みください。
2.一緒に届く二本のワインは、テキストで学んだテーマ、州に沿ったものです。遠いイタリアに想いを馳せながらコルクを抜いて。
3.初回にお届けする4種のグラスでワインをお楽しみください。できれば4つを同時に使い、グラスによる香りや味わいの変化を感じ取って。
テキスト巻末のテイスティングノートに、ワインの感想をメモするとより学習が深まります。
お届けしたワインと「グラスの相性」や「林基就のテイスティング・ノート」については 会員専用ページに情報を公開致します。会員専用ページは5月2日に公開予定です。
4.ご不明な点、テキストでわかりにくい点、ワインがなぜか美味しく感じられない…どんなことでも専用メールアドレスにお便りください!丁寧にご回答、対応させていただきます!
■林基就のテイスティング・ノートについて
募集のご案内にございました「林基就のテイスティング・ノート付き」に関しましてですが、こちらは、お届けするテキストはひと月遅れでお送りする形となりますため、 第1回ワインについての林基就のテイスティング・ノートは第2回の教材と一緒にお送り致します。
また、同内容のPDF版は5/2(月)に、あらためてこちらのメールでご案内する予定です。ご案内が遅くなりまして、申し訳ございません。
まずはテイスティングのヒントを参照いただきながら、ご自分の感性でワインをテイスティングし、是非ノートに記入してみてください。ご自身で記入をされてから、林基就のテイスティングコメントと照らし合わることで、テイスティングしたワインのご理解をさらに深めていただけるのではないかと思います。
お問い合わせ・配送変更依頼、またご質問・ご意見・ご感想などは下記のメールアドレスに頂けますようお願い致します。
kouza@ml.vinohayashi.com
どうぞ宜しくお願いいたします。
<イタリアワイン通信講座第三期>初回分発送のお知らせ
イタリアワイン通信講座第三期生の皆様 Vino Hayashi の西垣と申します。 本日初回分を発送致しました。 お届けにかかる期間は地域によって異なります。 ヤマト運輸のお届け予定日検索ページでお調べ頂けます。 http://date.kuronekoyamato.co.jp/date/Main 下記をお届け致しますので、到着後内容物をご確認くださいませ。 万が一、不足やグラスの破損等がございましたら、事務局までご連絡ください。 1. ワイングラス 4種(内容はテキスト9ページに記載しています) 2. バインダー 1個 3. テキスト 全14枚 4. ワイン 2本(赤ワイン/白ワイン各1本) また、今後はこの宛先から皆様に随時お知らせをさせて頂きます。 お問い合わせ・配送変更依頼、 またご質問・ご意見・ご感想などは 下記のメールアドレスに頂けますようお願い致します。 kouza@ml.vinohayashi.com どうぞ宜しくお願いいたします。
第7回お届けワイン グラスとの相性について
こんにちは。いよいよ後半に入りましたね!
第7回のワインについて、スタッフおすすめのグラスにつきましてレポートいたします。
添付しました写真では、一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べています。 ご参考にされてください!
コントゥッチ|ロッソ・ディ・モンテプルチャーノ 2012
Contucci Rosso di Montepulciano DOC 2012
<大きめのボルドー型>
香り、味わいのトータルバランスが一番よい。サンジョヴェーゼらしい赤ベリー系、特にいちごのような果実の香りが引き立つ。タンニン、酸、果実味のバランスも非常に良い。
<中くらいのバルーン型>
香りの広がり方がとても良い。口当たりは柔らかく、タンニンを滑らかに感じることができる。
<小さめのチューリップ型>
このワインにはグラスが小さすぎて、ワインの良さを充分に表現しきれない。もうひとまわり大きければ良いかもしれない。
<ブルゴーニュ型>
このワインにとってはグラスの口が広すぎるため、香りがぼやけてしまう。また、味わいも追いつかないような印象。
セッテ・チエリ|トスカーナ・ロッソ ”ヤントラ” 2011Toscana Rosso IGT “yantra” 2011
<大きめのボルドー型>
他のグラスに比べ味わい、香りのバランスが良く、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローに適するとされているボルドー型のグラスがやはり一番このワインを引き立たせるという印象。
<小さめのチューリップ型>
香りが若干単調にも取れてしまうが、味わいの凝縮感がしっかりと感じられる。 全体のバランスとして考えるならば、悪くはない。
<中くらいのバルーン型><ブルゴーニュ型>
注ぎたての香りは良いが時間が経つにつれぼやけてしまいがち。 味わいにおいても、ボルドー型やチューリップ型の方が凝縮感や品種の良さが伝わりやすい。
ワインを飲む環境(温度や抜栓何時間後か)などによって適するグラスは変わってきます。また、ワインだけで飲んだ場合と、食事とあわせて飲んだ場合とでも印象が変わってきます。
今回のように、グラスの違いによりワインの違う特性を引き出すこともできるので、例えば酸味を引き出したい、もしくは穏やかに感じたいといった違うケースではそれに見合ったグラスをお選びください。
第12回ワイン(偉大なワイン編)グラスとの相性について
第一期生の皆様
第12回ではピエモンテ州とトスカーナ州の偉大なワインをお届けしました!
最終回ということで、スタッフもいつも以上に熱が入っていた気がします!
4種類のグラスで色々な視点からスタッフが試飲を実践してみました。
画像右手から順にお勧めのグラスとなります。
是非、参考にされてみてくださいね。
Vigin Barbaresco DOCG “Montersino” 2010
ヴィジン|バルバレスコ “モンテルシーノ” 2010 |7,128 円(税込)
<中くらいのバルーン型>
香りに複雑性があり、このワインのポテンシャルが発揮される。時間が経ってもバランスが崩れない。
<ブルゴーニュ型>
4つのグラスの中では1番柔らかい口当たりになる印象。香りの広がりも良い。
<ボルドー型>
タンニンや果実味が力強く感じられるため、厚めのステーキなどしっかりめのお肉に合わせるなら、こちらのグラスが良い。
<小さめのチューリップ型>
グラスが小さ過ぎてこのワインのポテンシャルを発揮できない。
Podere Campriano Chianti Classico DOCG 2010
ポデーレ・カンプリアーノ|キャンティ・クラッシコ2010|5,832 円(税込)
<ボルドー型>
熟したプラム、ミント、スミレなどキャンティ・クラッシコ特有の香りが非常に良く感じられる。さらに、獣臭やなめし皮、キノコ、クローヴといった複雑な香りを感じ取ることが出来る。また、タンニンがしっかりと感じられ、骨格のあるワインとして味わえるため、しっかりとしたお肉料理などに合わす場合にはボルドー型が良い。
<ブルゴーニュ型>
注ぎたての印象は良く、ボルドー型よりも柔らかな口当たりに感じる。非常に複雑で良い香りが非常に華やかに感じ取れるので、香りを楽しんで口当たり柔らく飲みたい場合にはブルゴーニュ型を選ぶと良い。
<中くらいのバルーン型>
果実系の香りが非常に良く感じ取れるが、他の香りが発揮できず少しバランスが崩れる印象。
<小さめのチューリップ型>
グラスが小さ過ぎてこのワインのポテンシャルを発揮できない。
今回のワインについてまとめてみると偉大なワインということで、複雑味を感じられるまさにGreatなしっかりめの赤ワインでしたね。
皆様の感想はいかがでしたでしょうか?
1年を通しイタリアワインに触れて頂きましたが、これらはほんの一部です。引き続きこの先もイタリアワインの深い世界に浸って頂けたら、と思います。