お届けするトスカーナ州のワインについて、
私たちが実際に取材し撮影した現地の風景、造り手であるセッテ・チエリをご紹介します
ボルゲリワインが造られる平野部
お届けするトスカーナ州のワインについて、
私たちが実際に取材し撮影した現地の風景、造り手であるセッテ・チエリをご紹介します
ボルゲリワインが造られる平野部
お届けするトスカーナ州のワインについて、
私たちが実際に取材し撮影した現地の風景、造り手であるピエトロ・ベコンチーニをご紹介します。
受講生の皆様
通信講座 第1回で特集したトレンティーノ=アルト・アディジェ州について。私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。
お届けしたワインの生産者Cortaccia(コルタッチャ)での取材写真。
そして…
動画は今年ドローンで空から撮ったものになります!
受講生の皆様、第1回で発送させて頂きました、トレンティーノ=アルト・アディジェ州の2本のワインについてお知らせ致します。
一緒にお送りした4つの形状の違うグラスで1本のワインを実際に飲み比べをしてみて、どのグラスがよりワインの美味しさを引き出せるかを検証するのも、この講座のポイントの一つです。
私たちスタッフも、4つのグラスを用いて、それぞれのワインをより引き立たせるものはどれかを選んでみました。よろしければ参考にしてみてください。
※写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。
Alto Adige DOC Sauvignon
コルタッチャ|アルト・アディジェ ソーヴィニョン2015
<大きめのボルドー型>
香りがグラスから昇って来やすい。他のグラスと比べ、時間が経ってくると柑橘系のフレッシュさから蜜の香りのバランスがほどよくまとまり、整ってくる。総合的には一番適している。
<小さめのチューリップ型>
口元が狭い分、香りがとりやすく、酸味も感じ取りやすい。時間が経つにつれソーヴィニヨンらしい柑橘系の香りが出やすく、味わいもほのかな苦味を伴う。
<中くらいのバルーン型>
入れたては香りがボルドー型より感じやすく、印象が良い。ボリューム感も程よく適しているが、香りのまとまり方としては上記のボルドー型がベター。
<ブルゴーニュ型>
入れたては香りが良く、インパクトがありとても良いが時間が経つにつれ苦みがやや強調され、バランスが崩れがちになる。
“Alto Adige DOC Schiava”SONNTALER”
コルタッチャ|アルト・アディジェ スキアーヴァ “ソンタレール” 2015
<大きめのボルドー型>
華やかなバラの香りがグラスから昇ってくる。
きれいな酸味に、タンニンが穏やかに感じられ、エレガントでバランスが良い。
<小さめのチューリップ型>
スミレ、イチゴジャム、バラなど様々な香りがつまっているように感じられる。スキアーヴァの特徴であるスモーキーさ、ほろ苦さが良く伝わる印象。
<中くらいのバルーン型>
いちごのような柔らかい香りが立ち、バランスよくやさしくまとまる印象。
<ブルゴーニュ型>
香りのバランスが若干崩れやすく、香りが地味に感じられる。
味わいもやや弱く感じられる。
偶然ですが、白のソーヴィニヨンも、赤のソンタレールも同じグラスの順番となりました!
もちろん、上記が唯一の正解というわけではありません。
ワインを飲む環境、(温度や抜栓何時間後か)などによって適するグラスは変わってきます。
また、ワインだけで飲んだ場合と、食事とあわせて飲んだ場合とでも印象が変わってきます。
あくまでも参考にされてください。
イタリアワイン通信講座第四期生の皆様
Vino Hayashi の林功二と申します。
10月20日より、初回分を発送致しました。
下記をお届け致しますので、到着後内容物をご確認くださいませ。
万が一、不足やグラスの破損等がございましたら、事務局までご連絡ください。
1. ワイングラス 4種(内容はテキスト9ページに記載しています)
2. バインダー 1個
3. テキスト 全14枚
4. ワイン 2本(赤ワイン/白ワイン各1本)
また、今後はこの宛先から皆様に随時お知らせをさせて頂きます。
お問い合わせ・配送変更依頼、
またご質問・ご意見・ご感想などは
下記のメールアドレスに頂けますようお願い致します。
kouza@ml.vinohayashi.com
どうぞ宜しくお願いいたします。
受講生のみなさま。
第12回は偉大なワインを2本お送り致しました。弊社スタッフも4種のグラスで試飲してみました。
また今回が最終回とのこともありまして、いつも以上に熱のこもったグラスの相性でした!
皆様も各グラスごとに香りや味わいの特徴を掴んでみて下さい。一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べていますので、どうぞご参考に。
Vigin Barbaresco DOCG “Montersino” 2010
ヴィジン|バルバレスコ “モンテルシーノ” 2010 |7,128 円(税込)
<中くらいのバルーン型>
香りに複雑性があり、このワインのポテンシャルが発揮される。時間が経ってもバランスが崩れない。
<ブルゴーニュ型>
4つのグラスの中では1番柔らかい口当たりになる印象。香りの広がりも良い。
<ボルドー型>
タンニンや果実味が力強く感じられるため、厚めのステーキなどしっかりめのお肉に合わせるなら、こちらのグラスが良い。
<小さめのチューリップ型>
グラスが小さ過ぎてこのワインのポテンシャルを発揮できない。
Pitro Beconcini|Chanti Reserva “Pitro Beconcini”
ピエトロ・ベコンチーニ|キャンティ・ リゼルヴァ “ピエトロ・ベコンチーニ”
<大きめのボルドー型>
赤ベリー系、スパイス、ハーブ、シナモン、カンゾウ、チョコレートのような複雑な香りがとれる。タンニンもキメ細かく、酸味もきれいに感じられる。サンジョヴェーゼらしい香りと味わいが4つのグラスの中で一番生かされる。
<中くらいのバルーン型>
4つのグラス中では、香りがはっきりとわかりやすく感じられる。口当たりは柔らかく、タンニンが滑らかな印象。
<ブルゴーニュ型>
時間の経過と共に香りの変化が楽しめる。味わいが柔らかい印象になり、ゆっくりと時間をかけて楽しむ場合におすすめ。
<小さめのチューリップ型>
4つのグラスの中では、香り、味わい共にコンパクトにまとまっている印象。
今回は、それぞれどのグラスで飲んでも充分に満足のいく香りと味わいが楽しめたのではないかと思います。
私たちも偉大なワインだということを改めて感じることが出来ました!
1年を通してイタリアワインに触れてきましたが、これらはほんの一部です。引き続きいろいろなワインを試し楽しみながら、この先もイタリアワインの深い世界に浸って頂けたら、と思います。
第6回にお届けしたワインとグラスとの相性をレポート致します。皆様は、どのグラスが一番良かったでしょうか?
今回はスパークリングワインとデザートワインの組み合わせであったため、どのグラスで飲むべきか、迷われた方もいらっしゃったかもしれません。
写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。
1701 VSQ Cuvee Premiere
1701|キュヴェ プレミエール
<チューリップ型>
スパークリングのキレのある泡を最も感じやすく、ドライでスッキリとした後味が感じ取れる。時間が経つにつれて香りも開いてくる。一番このワインに適したグラス。
<ボルドー型>
注ぎたての香りは良い。泡はチューリップ型より穏やかに感じる印象。
<中くらいのバルーン型><ブルゴーニュ型>
注ぎたての香りは良いが、時間が経つにつれ、香りがぼやけてしまう印象に。泡のキレも感じにくく、このワインの良さを表現しきれない印象。
Alto Mincio IGT Passito Bianco “Le Cime”
アルト・ミンチオ パッシート・ビアンコ ”レ・チーメ” 2011
選ぶポイントは、このデザートワイン特有の濃厚な香りのキンカンや杏、オレンジピールのような香りが心地よく感じられるグラス。また甘いだけでなく、酸味とのバランス、飲んだ後の余韻も評価のポイントとしました。
<中くらいのバルーン型>
香りの凝縮感が感じられる。また、香りと甘みのバランスもよく感じられる。
<小さめのチューリップ型>
香りの凝縮感は一番まとまりよく感じられる。
<ブルゴーニュ型><大きめのボルドー型>
バランスが崩れがちになる。通常デザートワインは、小さめのグラスで飲むケースが多いです。
今回大きいグラスが良いと感じたのは、試飲をしたタイミングが食前であったことも影響しています。よって上記はワイン単体でのティスティングの感じ方です。
食事をした後の満腹の時には、より濃い味わいが感じられる小さいグラスのほうが向いていると感じられることもあるかと思います。
このように、状況によっても選ぶグラスは変わってきます。
また、温度が高いと酸がだれて感じ、甘さばかりが重く感じるので、6~8度ぐらいに冷やしておくのがポイントです。
皆さまの感想はいかがでしたでしょうか?
既にお飲みになられた方も、ご自身で感じたグラスの相性と比べてどうだったか、ぜひ参考にしてみてください。
第5回にお届けしたワインとグラスとの相性をレポート致します。
皆様は、どのグラスが一番良かったでしょうか?
写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。
SECONDO MARCO|Valpolicella Classico 2014
セコンド・マルコ|ヴァルポリチェッラ クラッシコ
<大きめのボルドー型><中くらいのバルーン型>
非常にきれいな酸と、エレガントさ、そしてキメが細かいながらしっかりとしたタンニンがあり、バランスの良い強さが感じられる。
<小さめのチューリップ型>
小さすぎてこのワインのポテンシャルを発揮できない。
Borgo san Daniele|Venezia Giulia Bianco IGT “Jiasik” 2015
ボルゴ・サン・ダニエーレ|ヴェネツィア・ジューリア ビアンコ ”ヤシック” 2015
<小さめのチューリップ型>
ワインのフレッシュさが際立つ。ミネラル感がより感じられる。
<ブルゴーニュ型><中くらいのバルーン型>
マルヴァジア由来のアロマティックな香りがより感じられる。 どちらも違う良い個性を引き出すことができ、あまりグラスに左右されないオールマイティーな美味しさがあるワインです。飲む際にどのような点を生かして飲みたいかでグラスを選んでみてください。
皆さまの感想はいかがでしたでしょうか?
既にお飲みになられた方も、ご自身で感じたグラスの相性と比べてどうだったか、ぜひ参考にしてみてください。
受講生のみなさま
第11回は山のワインを2本お送り致しました。弊社スタッフも4種のグラスで試飲してみました。皆様も各グラスごとに香りや味わいの特徴を掴んでみて下さい。
Cantina Moronia Irpinia Campi Taurasini DOC “Donna Carmela” 2010
カンティーナ・モロニア|イルピニア・カンピ・タウラジーニ アリアニコ ”ドンナ・カルメラ” 2010
<中くらいのバルーン型>
アリアニコらしいビターチョコレートやコーヒーといった香ばしい香りに、熟したカシスやジャムなどの香りもバランスよく感じとることが出来る。パワフルな果実味のなかに、緻密なタンニンやはつらつとした酸がしっかりと感じられる。
<ブルゴーニュ型>
中くらいのバルーン型より香りが抜けやすいが、香り、味わい共に注ぎたての印象は良い。
<ボルドー型><チューリップ型>
ややタンニンが強調され、果実味を感じ取りづらい傾向。繊細な香り等このワインの良さを表現しきれない印象がある。
D&D Valle d’Aosta DOC Gamay 2014
ディー・アンド・ディー ヴァッレ・ダオスタ ガメイ 2014
<小さめのチューリップ型>
4つのグラス中では、一番酸味、果実味がはっきりとしていて、味わいがコンパクトでわかりやすく感じられる。チャーミングな印象が強くなる。
<大きめのボルドー型>
香り、味わいのバランスが一番良い。山ブドウ、スミレ、キャンディーなどに、香ばしい香りも感じとることが出来る。また、滑らかな味わいがバランス良く感じられ、余韻の苦味が生かされる。
<ブルゴーニュ型><中くらいのバルーン型>
全体的にバランスがまとまっていない印象で、時間の経過と共に香りと味わいにばらつきが見られる。グラスの口がつぼまっているのは香りの印象があまり良くない。
受講生のみなさま
第4回は、エミリア・ロマーニャ州の2本のワイン
(どちらもサンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ種100%)になります。
ワインをより引き立たせるためにはどのグラスが一番良いか、比較しましたので参考にしてみてください。写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。
サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ スーペリオーレ”イ・マンドルリ”2015 3,456円(税込)
※リンク先の商品は2014年ヴィンテージとなります
<大きめのボルドー型>
すもものような赤系果実の香りを感じやすく、酸味、タンニンのバランスも良い。
香り・味わいともにボルドー型が一番バランスが良い。
<中くらいのバルーン型>
香りの広がりを楽しめるが、味わいにおいてサンジョヴェーゼの個性が出にくくなる。
<小さめのチューリップ型><ブルゴーニュ型>
チューリップ型はピーマンのような青い香りやアルコールの強さが際立ち、ブルゴーニュ型は香り、味わい共にぼやけがちな印象。
サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ スーペリオーレ”トレ・ロッケ”2015 4,104円(税込)
<大きめのボルドー型>
甘草、木いちご、赤系果実の香りに加え、シナモンやピンクペッパーといったスパイス系の香りや、木樽熟成由来のコーヒーやバニラといった香ばしい香りも感じ取れる。タンニンはきめ細かく繊細だが存在感が非常にあり、ワインのポテンシャルを感じられる。
スタッフの意見もほとんど一致したのがボルドーグラス。
<小さめのチューリップ型>
甘い香りが際立ち、ボルドー型より酸味やタンニンを感じ取れる。凝縮感がしっかりとした印象。
<中くらいのバルーン型>
メンソールの香りが印象強いが、バランスが崩れがちに。
<ブルゴーニュ型>
香り、味わいともに広がりすぎてぼやけてしまう印象に。
皆さまの感想はいかがでしたでしょうか?
ちなみに今回、イ・マンドルリにおいては2014年と飲み比べをしてみたのですが、同じワインでありながら、色からして2015年と全く違う印象でした。このようなヴィンテージ違いで飲み比べ(垂直飲み)を体験してみるのも面白い経験です!スタッフも驚きの飲み比べが出来ました。
イ・マンドルリ2014年はこちら
http://store.vinohayashi.jp/products/detail271.html
ワインの温度、何を一緒に食べていたか、抜栓してどのくらい時間が経っている か、その日の体調などによっても感じ方は変わってきます。
上記が解答ではありません。あくまでも、参考になさってください。
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kouza@ml.vinohayashi.com