第5回お届けワイン|グラスとの相性について

イタリアワイン通信講座受講生のみなさま

第5回は、ヴェネト州、フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州の2本のワインになります。
ワインをより引き立たせるためにはどのグラスが一番良いか、比較しましたので参考にしてみてください。写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。
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SECONDO MARCO|Valpolicella Classico
セコンド・マルコ|ヴァルポリチェッラ クラッシコ

<大きめのボルドー型>
香り、味わいにおけるバランスが一番良い。香りにはクランベリー、ザクロ、スイカなどを感じとることが出来る。きれいな酸が伸び、キメ細かい緻密なタンニンが印象的な、非常にエレガントな味わい且つ、まとまりがある。

<中くらいのバルーン型>
香り、味わい共に非常にバランスがよく、このワインのエレガントさをうまく引き出してくれる。

<小さめのチューリップ型>
ザクロ、クランべリーといったチャーミングな香りが広がる。余韻にほろ苦さを感じ、全体的にもキレイにまとまっている。

<ブルゴーニュ型>
時間の経過と共に香りと味わいにばらつきが見られる。全体的にややぼやける。

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Borgo san Daniele|Venezia Giulia Bianco IGT “Jiasik”
ボルゴ・サン・ダニエーレ|ヴェネツィア・ジューリア ビアンコ ”ヤシック”

<中くらいのバルーン型>
香りと味わいのバランスが一番良い印象。白桃や夏みかんなどのフルーツの香り。マルヴァジア由来のアロマティックな香りがより感じられる。全体的に華やかな印象が際立つ。

<大きめのボルドー型>
香りもしっかりと立つ。溌剌とした酸味が感じられ、清涼感あるフレッシュな味わいで余韻が心地よく続く。

<小さめのチューリップ型>
香りも味わいも凝縮感があり、ギュッと詰った印象。他のグラスに比べ果実味と酸味がやや強めにとらえられる。

<ブルゴーニュ型>
グラスが大きすぎるため、味わいがぼやけて感じられる。香りも取りづらい。

皆さまの感想はいかがでしたでしょうか?

既にお飲みになられた方も、ご自身で感じたグラスの相性と比べてどうだったか、ぜひ参考にしてみてください。

第4回お届けワイン|グラスとの相性について

イタリアワイン通信講座受講生の皆さま

第4回は、エミリア=ロマーニャ州の2本のワインになります。
ワインをより引き立たせるためにはどのグラスが一番良いか、比較しましたので参考にしてみてください。写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。

Venturini Baldini|Reggiano Lambrusco DOP Frizzante”Marchese Manodori”
ヴェントゥリーニ・バルディーニ|ランブルスコ “マルケーゼ マノドーリ

<大きめのボルドー型>
イチゴやラズベリーなど華やかな香りに加え、ほんのり甘みを感じることもでき、ミネラルや酸が全体を引き締め、バランスがよい。

<中くらいのバルーン型>
ブドウの味がよく出ており、香りもダイレクトに感じることができる。

<小さめのチューリップ型><ブルゴーニュ型>
やや炭酸を強く感じ、渋みを感じやすい。

ただ、相性を確かめていく中、温度変化もあり、味わい、香りの変化が訪れる。面白いことに炭酸が抜けたとしても、しっかりとした味わいがあるため赤ワインを飲んでいるかのような一度で二度美味しく、愉しむこともできる。

 

P1010974-1024x576サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ スーペリオーレ”トレ・ロッケ”

向かって右から、
<大きめのボルドー型>
甘草、木いちご、赤系果実の香りに加え、シナモンやピンクペッパーといったスパイス系の香りや、木樽熟成由来のコーヒーやバニラといった香ばしい香りも感じ取れる。タンニンはきめ細かく繊細だが存在感が非常にあり、ワインのポテンシャルを感じられる。
スタッフの意見もほとんど一致したのがボルドーグラス。

<小さめのチューリップ型>
甘い香りが際立ち、ボルドー型より酸味やタンニンを感じ取れる。凝縮感がしっかりとした印象。

<中くらいのバルーン型>
メンソールの香りが印象強いが、バランスが崩れがちに。

<ブルゴーニュ型>
香り、味わいともに広がりすぎてぼやけてしまう印象に。

ワインの温度、何を一緒に食べていたか、抜栓してどのくらい時間が経っている か、その日の体調などによっても感じ方は変わってきます。
上記が解答ではありません。あくまでも、参考になさってください。
既にお飲みになられた方も、ご自身で感じたグラスの相性と比べてどうだったか、ご感想お待ちしております!

【質問・お問合せ】
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support@vinohayashi.com

第4回お届けワイン|写真で見るエミリア=ロマーニャ州について|Nicolucci(ニコルッチ)

イタリアワイン通信講座受講生の皆さま

イタリアワイン通信講座 第4回は、エミリア=ロマーニャ州のワインについて、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。

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ムッソリーニの故郷として有名なプレダッピオという街があります。

 

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プレダッピオの隣の丘の上にある小さな村が、プレダッピオ・アルタ。

 

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ロマーニャ地方のワイン生産において、歴史的に重要なその村を代表するワイナリーが、ニコルッチです。

 

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ブドウ畑は標高350~400mの丘の上に位置します。ロマーニャ地方でも特に標高の高い急斜面での栽培。

 

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また、伝統的な大樽を用いた熟成により、長期熟成に耐え得るパワフルで繊細な赤ワインを造り出す造り手です。

 

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たわわに実る「サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ」。

 

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ワイナリー内にずらっと並ぶ古酒。

 

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アレッサンドロ・ニコルッチ氏にインタビュー。

 

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トップキュヴェ「プレダッピオ・ディ・ピレダッピオ」はガンベロ・ロッソ誌最高評価3グラス獲得の常連アイテム!

 

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第3回お届けワイン|グラスとの相性について

イタリアワイン通信講座受講生のみなさま
こんにちは。
第3回お届けのワインについて、スタッフおすすめのグラスにつきましてレポートいたします。添付しました写真では、一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べています。 ご参考にされてください!

赤ワインのフミンにつきましては、いつもと違い、時間経過してからのグラスの相性も公開しております。ぜひこちらも併せてお楽しみいただければ光栄です。

一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べています。
IMGP8676ビオ・ヴィオ|リヴィエラ・リグーレ・ディ・ポネンテ ピガート ”マレネ”

<大きめのボルドー型>
他のグラスに比べ、ディルのようなハーブの香りと、後からリンゴやハチミツのようなふくよかな香りも感じる事が出来る。品種特有の心地よい苦みとミネラル、塩味がバランス良くまとまっている。

<小さめのチューリップ型>
華やかな果実の香りが立ち上がってきやすく、ハチミツのような香りも感じ取ることが出来る。
キュっと締まった果実味と酸が心地よく感じられる。

<中くらいのバルーン型>
香りの第一印象が一番良い。サフラン、白胡椒といったスパイスの香り。口に含むと果実味の凝縮感やミネラル感、心地よい苦味がバランスよく感じられる。

<ブルゴーニュ型>
香りがダイナミックに広がるが、このワインには少しボウルが大き過ぎるため、味わいが少しぼやける。


 

飲み始めの第一印象は・・・
IMG_9670ディー・アンド・ディー|ヴァッレ・ダオスタ フミン

<中くらいのバルーン型>
スミレやカシスの香りの華やかさがあり、タンニンも細やかで味わいもなめらかに感じ取れてとてもバランスが良い印象。

<大きめのボルドー型>
香りの立ち具合がほどよく感じられ、キュっと締まった果実味と豊富な酸との凝縮感をより強く感じる印象。

<ブルゴーニュ型>
フミン品種特有のスパイシー香りも感じられる。味わいとしては、酸味を強く感じてしまう。香りも程なくしてぼやける印象。

<小さめのチューリップ型>
ボールの高さが低く、口も広くはないので鼻に近いため、香りや味わいを直に強く感じてしまう。

 

飲み始めから30分ほど経過した印象は?
面白いほどに変化していきました・・・
IMG_9673ディー・アンド・ディー|ヴァッレ・ダオスタ フミン

<小さめのチューリップ型>
飲み始めはグラスの特徴が出過ぎており、香り、味わいを強く感じてしまうだけだった印象だが、飲み進めて飲み慣れたこともあり、凝縮感と程よい酸味を心地よく感じるようになり、ワインを口に運ぶ回数を増やしてくれる印象。

<中くらいのバルーン型><大きめのボルドー型>
アルコール感、タンニンの細かさ、最後にキュッとした酸で締めくくることができ、とても心地よく愉しむことができる。

<ブルゴーニュ型>
時間が経過するとともに、全体的にぼやけた印象。

 

好みや飲むシチュエーションにより、グラスを選んで楽しむことができるワインと言えます。

第3回お届けワイン|写真で見るヴァッレ・ダオスタ州|D&D(ディーアンドディー)

イタリアワイン通信講座第9期生のみなさま

お届けしたヴァッレ・ダオスタ州のワインについて、
私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。

アルプスに囲まれた渓谷が生み出す特異な文化ヴァッレ・ダオスタ州は、ピエモンテ州の北に位置するイタリア最北西の州。北はスイス、南西はフランスと国境を接し、モンテ・チェルヴィーノ(マッターホルン)、モンテ・ローザ、モンテ・ビアンコ(モンブラン)という名峰に囲まれる山岳地帯。冬はスキーをはじめとするウィンタースポーツが人気で、夏はアルピニストの町と化します。
アルプスに囲まれた渓谷が生み出す特異な文化ヴァッレ・ダオスタ州は、ピエモンテ州の北に位置するイタリア最北西の州。北はスイス、南西はフランスと国境を接し、モンテ・チェルヴィーノ(マッターホルン)、モンテ・ローザ、モンテ・ビアンコ(モンブラン)という名峰に囲まれる山岳地帯。冬はスキーをはじめとするウィンタースポーツが人気で、夏はアルピニストの町と化します。

 

高い山々に囲まれたアオスタの盆地は、ヴァッレ・ダオスタ州の中で最も広い平地です。
高い山々に囲まれたアオスタの盆地は、ヴァッレ・ダオスタ州の中で最も広い平地です。 D&Dはヴァッレ・ダオスタ州の州都であるアオスタから程近いコサン地方にあるワイナリーです。

 

黒ブドウはピノ・ネロ、ガメイ、プティ・ルージュ、フミン、シラー。白ブドウはプ ティ・アルヴィーヌ、モスカート、ミュラー・トゥルガウなどの栽培が主流です。
黒ブドウはピノ・ネロ、ガメイ、プティ・ルージュ、フミン、シラー。白ブドウはプ ティ・アルヴィーヌ、モスカート、ミュラー・トゥルガウなどの栽培が主流です。

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ヴァッレ・ダオスタ州ではポピュラーな白ブドウ品種であるプティ・アルヴィーヌ
イタリアで最も小さな州ながら、日当たりの良い、温暖な気候に恵まれ、ブドウなどの果樹の栽培に適しています。

 

D&Dはヴァッレ・ダオスタ州の州都であるアオスタから程近いコサン地方にあるワイナリーです。

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ヴァッレ・ダオスタ州は紀元前25世紀頃にはローマ人に征服された歴史を持ち、今日でもローマ遺跡が良い保存状態で残っています。

第3回お届けワイン|写真で見るリグーリア州|bioVio(ビオ・ヴィオ)

イタリアワイン通信講座第9期生のみなさま

お届けしたリグーリア州のワインについて、
私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。

リグーリア州は食材の宝庫で、素材を生かしたイタリア料理のイメージにぴったり当てはまります。
実際に隣国フランスのカンヌ、ニースやモナコの高級レストランのシェフが、リグーリアまで食材の調達に足を運ぶほど。

実は、私たちがイタリア出張で一番楽しみにしているのが、第3回でお届けしたワイナリーBioVio(ビオ・ヴィオ)での食事です。

マンマが作る料理はどれも美味しくて優しい。
ついつい食べ過ぎますが、翌日もたれることはありません。
外食続きのイタリア出張では本当に癒されます。
(一緒に食卓を囲む美人3姉妹にはさらに一層癒されてます。笑)

ビオ・ヴィオの写真(私の大好きなバジルを練りこんだ生パスタ”ファルファッレ”も)をアップしましたので、ぜひご覧ください。

ヴェルメンティーノ
ヴェルメンティーノは、主にサルデーニャ島、トスカーナ州(地中海側)、リグーリア州で作られる白ブドウ。 14世紀にスペインからコルシカ島に持ち込まれ、14~18世紀にリグーリア州へ、その後サルデーニャ島に渡ったとされています。セージやタイム、ローズマリーといったハーブのアロマが特徴的でトロピカルフルーツ、パイナップルの香りも感じられます。

 

ピガートは、リグーリア州原産の白ブドウです。ヴェルメンティーノはコンパクトな房で果実が小さく、熟した後でも果皮が緑かかっているのに対し、ピガートは房が大きくて果実の間隔が空いており、熟した後はとてもキレイな黄色になります。
ピガートは、リグーリア州原産の白ブドウです。ヴェルメンティーノはコンパクトな房で果実が小さく、熟した後でも果皮が緑かかっているのに対し、ピガートは房が大きくて果実の間隔が空いており、熟した後はとてもキレイな黄色になります。

 

リグーリアの州都ジェノバから海岸沿いに南西へ向かうとアルベンガという小さな街があります。
リグーリアの州都ジェノバから海岸沿いに南西へ向かうとアルベンガという小さな街があります。

 

ビオヴィオのファミリーはこのアルベンガで古くから農業を営んできました。
ビオヴィオのファミリーはこのアルベンガで古くから農業を営んできました。

 

1999年までは作ったブドウを売却していましたが、2000年にワイナリーを設立。
1999年までは作ったブドウを売却していましたが、2000年にワイナリーを設立。

 

質の高いピガート、ヴェルメンティ-ノやロセーゼといったこの土地土着のブドウからワインを造っています。
質の高いピガート、ヴェルメンティ-ノやロセーゼといったこの土地土着のブドウからワインを造っています。

 

気候条件など自然環境に恵まれたアルベンガでは、伝統的にオーガニック(有機的)な農業が営まれてきました。
気候条件など自然環境に恵まれたアルベンガでは、伝統的にオーガニック(有機的)な農業が営まれてきました。

 

ビオヴィオは1989年にビオロジコの認証を取得していますが、取得にあたって特に何も変える必要はなかったとのこと。自然なものだけを使ってブドウ作りを行ってきた生産者です。
ビオヴィオは1989年にビオロジコの認証を取得していますが、取得にあたって特に何も変える必要はなかったとのこと。自然なものだけを使ってブドウ作りを行ってきた生産者です。

 

2.5キロメートル先に海が広がり、逆側はアルプス山脈の麓という絶好のロケーションにある畑から作られるワインは、誰もが驚く程キレイなビオワインです。
2.5キロメートル先に海が広がり、逆側はアルプス山脈の麓という絶好のロケーションにある畑から作られるワインは、誰もが驚く程キレイなビオワインです。

 

実は、私がイタリア出張で一番楽しみにしているのが、ビオ・ヴィオさんのお宅での食事です。 マンマが作る料理はどれも美味しくて優しい。
実は、私がイタリア出張で一番楽しみにしているのが、ビオ・ヴィオさんのお宅での食事です。 マンマが作る料理はどれも美味しくて優しい。

 

ついつい食べ過ぎますが、翌日もたれることはありません。 外食続きのイタリア出張では本当に癒されます。 (一緒に食卓を囲む美人3姉妹にはさらに一層癒されてます。笑)
ついつい食べ過ぎますが、翌日もたれることはありません。 外食続きのイタリア出張では本当に癒されます。 (一緒に食卓を囲む美人3姉妹にはさらに一層癒されてます。笑)

 

奥さんの手作り、バジルを練りこんだ生パスタ”ファルファッレ”は絶品です!
奥さんの手作り、バジルを練りこんだ生パスタ”ファルファッレ”は絶品です!

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第2回お届けワイン|グラスとの相性について

イタリアワイン通信講座受講生のみなさま
こんにちは。
第2回お届けのワインについて、スタッフおすすめのグラスにつきましてレポートいたします。添付しました写真では、一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べています。 ご参考にされてください!


Tenuta Santa Caterina|Barbera d’Asti DOCG Superiore “VIGNALINA”
テヌータ・サンタ・カテリーナ|バルベーラ・ダスティ スーペリオーレ “ヴィニャリーナ”

<大きめのボルドー型>
果実味、タンニン、酸のバランスがよく、花のような香りを感じることもできる。最後まで愉しく飲める。

<小さめのチューリップ型>
酸や香りがダイレクトに伝わるため、果実の凝縮感を愉しみたい方はこちらで。

<中くらいのバルーン型グラス>
複雑な香りを感じることができ、余韻も長く愉しめる。

<大きいブルゴーニュグラス>
口が広い分、香りが全体的に広がり過ぎてしまい、ややぼやけた印象。揮発したアルコールも強く感じられる。

 

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Stroppiana Langhe DOC Nebbiolo
ストロッピアーナ|ランゲ・ネッビオーロ

<ブルゴーニュ型>
華やかな香りが感じられ、酸がキレイに伸びる。
タンニンも心地よく、上品でピュアな印象。

<大きめボルドー型>
ふくよかな果実味が感じられ、口当たりは柔らかい。中盤から詰まったタンニンをしっかりと感じられる。

<中くらいバルーン型 >
プルーンや赤系ベリーの香りを一番感じられるが、液面が近いためややアルコールが強く感じられる。酸味が強めにキレイにのび、華やかな印象。

<小さめのチューリップ型 >
花の香りなどがよく感じられるが、全体的にキュッと詰まった味わいでタンニンのパワフルさが際立ってしまう。

第2回お届けワイン|写真で見るピエモンテ州|TENUTA SANTA CATERINA(テヌータ・サンタ・カテリーナ)

イタリアワイン通信講座 受講生のみなさま

イタリアワイン通信講座 第2回で特集するピエモンテ州についてお届けするワインの生産者TENUTA SANTA CATERINA(テヌータ・サンタ・カテリーナ)を、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。

ピエモンテ州南部モンフェッラート
ピエモンテ州南部モンフェッラートの美しいブドウ畑が広がります。

 

2014年にイタリア50番目の世界遺産として登録された「ピエモンテの葡萄畑の景観、ランゲ・ロエロ・モンフェッラート」
一角獣ロゴマーク
自然との共生をコンセプトに掲げ、彼らのプロジェクトはスタートしました。 一角獣のシルエットが象徴的です。

 

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シャルドネ、グリニョリーノ、バルベーラ、フレイザ品種
シャルドネ、グリニョリーノ、バルベーラ、フレイザと試飲をさせていただきます。
ジュリア女史。
肥料や農薬を使わないナチュラルな製法でワインを造るというプロジェクトの中心であるジュリア女史。

 

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3000ℓの大樽
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温度が一年を通して一定の地下には、ワインが眠ります。

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第2回お届けワイン|写真で見るピエモンテ州|STROPPIANA(ストロッピアーナ)

イタリアワイン通信講座 受講生のみなさま

イタリアワイン通信講座 第2回で特集するピエモンテ州についてお届けするワインの生産者STROPPIANA(ストロッピアーナ)を、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。

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ネッビオーロの畑
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モンフォルテ・ダルバの丘
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モンフォルテ・ダルバのパノラマ写真
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カンティーナでの試飲風景
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ピエモンテの名産品の一つヘーゼルナッツの収穫。
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ラ・モッラのネッビオーロの特徴とは?
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小樽(バリック)、中樽(トノー)、大樽(ボッテ)、さまざまな大きさの木樽。
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ランゲ・ネッビオーロに使用される小樽(バリック)
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テイスティングの撮影風景。
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世界でもトップクラスの品質を誇るピエモンテ州のヘーゼルナッツ。
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イタリア50番目の世界遺産として登録されているランゲのブドウ畑
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美しいブドウ畑が広がります。
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斜面が織りなす陰影。
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パーフェクトに整備された垣根。
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ネッビオーロ種

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バローロのクリュ、サン・ジャコモの試飲
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造り手のダリオ・ストロッピアーナ氏。

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第1回ワイン グラスとの相性について

受講生のみなさま第1回で発送させていただきました、トレンティーノ=アルト・アディジェ州の2本のワインについてお知らせいたします。

一緒にお送りした4つの形状の違うグラスで1本のワインを実際に飲み比べをしてみて、どのグラスがよりワインの美味しさを引き出せるかを検証するのも、この講座のポイントの一つです。

私たちスタッフも、4つのグラスを用いて、それぞれのワインをより引き立たせるものはどれかを選んでみました。よろしければ参考にしてみてください。

※写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。

ソーヴィニヨン

Alto Adige DOC Sauvignon
コルタッチ|アルト・アディジェ ソーヴィニョン 2017

<小さめのチューリップ型>
時間が経つにつれソーヴィニヨンらしい柑橘系の香りをしっかりと捕らえることができ、、味わいもバランスよくまとまってる。後味のほのかな苦味が心地よい。

<大きめのボルドー型>
フレッシュな柑橘系の香りや蜜のような香りが広がる。小さめのチューリップ型より味わいにまろやかさが出る。

<中くらいのバルーン型>
注ぎたては大きめのボルドー型より香りを感じやすく、全体的な印象も良い。

<ブルゴーニュ型>
注ぎたては香りにインパクトがありとても良いが、時間が経つにつれ味わいの余韻に苦みをやや強く感じられ、バランスが崩れがちになる。

 

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コルタッチ|アルト・アディジェ スキアーヴァ “ソンタレール” 2017

<中くらいのバルーン型>
いちごのような柔らかい香りが立ち、やさしくまとまる印象でエレガントでバランスが良い。

<大きめのボルドー型>
華やかなバラの香りがグラスから立ちのぼってくる。
きれいな酸味に、タンニンが穏やかに感じられる。

<小さめのチューリップ型>
スミレ、イチゴジャム、バラなど様々な香りがつまっているように感じられる。このワインの特徴であるほろ苦さが良く伝わる印象。

<ブルゴーニュ型>
このワインに対してはグラスが大きすぎるため、香りのバランスが若干崩れやすく、香りが地味に感じられる。
味わいもやや弱く感じられる。