イタリアワイン通信講座第6期生のみなさま
イタリアワイン通信講座 第12回は、最終回となるプーリア州を私たちが実際に取材し撮影した現地の風景を写真と動画でご紹介します。
イタリアワイン通信講座第6期生のみなさま
イタリアワイン通信講座 第12回は、最終回となるプーリア州を私たちが実際に取材し撮影した現地の風景を写真と動画でご紹介します。
イタリアワイン通信講座第6期生のみなさま
イタリアワイン通信講座 第11回は、カンパーニア州について現地の風景、造り手をご紹介します。
イタリアワイン通信講座第6期生のみなさま
第11回はカンパニーア州のワインを2本お送り致します。弊社スタッフも4種のグラスで試飲してみました。皆様も各グラスごとに香りや味わいの特徴を掴んでみて下さい。
OPPIDA AMINEC|ampania IGT Fiano “SIMBIOTICO”
オッピダ・アミネア| カンパーニア・フィアーノ “シンビオティコ” 2016
<ボルドー型>
パイナップルやリンゴといったフルーツの複雑な香りや、野菜ジュースのような香りが心地よく感じられる。
余韻に伸びるきれいな酸味と溌剌としたミネラルがバランス良くまとまっている。
<ブルゴーニュ型>
ボールの大きさの効果で、非常に良い香りが広がる。程よい力強さと繊細さが感じられる。口当たりもやわらかく旨味を一番感じることができる。
<チューリップ型>
ナッツや野菜ジュースのような香り。アタックには酸味を一番に感じやすい。
<中くらいのバルーン型>
香りがぼやけて要素を掴み取りにくい。
OPPIDA AMINEA|Sannio DOC Coda di Volpe 2015
オッピダ・アミネア| サンニオ コーダ・ディ・ヴォルペ2015
<ボルドー型>
はちみつやドライフルーツ、キンカンなどの香りが華やかにバランス良く感じられる。
心地よい塩味と苦味、とろりとやわらかい口当たりでワインの良さを最大限引き立ててくれる。
<中くらいのバルーン型>
香りのバランスは非常に良い。味わいは苦味、塩味がやや強調される印象があるが、舌触りとしてはとろっとしているので、まろやな味わいに感じる。
<チューリップ型>
カリンやオレンジピールなどの柑橘系の香りがしっかりと感じられる。果実味の凝縮感のある締まった味わい。
<ブルゴーニュ型>
苦味が強調される。余韻は長く感じるが全体的に味わいのボリュームが平たくなってしまう。
第10回ではサルデーニャ・シチリア島のワインをお届けいたします。
4種類の各グラスでどのような良さが引き出せるか。スタッフレポートです。画像右手から順にお勧めのグラスとなりますので、既に飲まれた方もご自身の感想と照らし合わせてみてください。
デッペール|ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ“ルーリス”2016
<大きめのボルドー型>
シトラス、パイナップルの果実の香りとハーブや白い花といった清涼感のある香り。味わいにもこのワインの特徴といったミネラル、酸味、塩味、苦味らがバランスよく感じられる。
<中くらいのバルーン型>
心地よい香りがバランスよく感じ取れる。味わいは苦味、甘みがやや強調される印象があり優しい味わいに感じる。
<小さめのチューリップ型>
夏みかんのような 柑橘系の香りがしっかりと感じられ、味わいは酸味が強調される。バランスはよいが、このワインに対してはグラスが小さ過ぎて良さを発揮しきれない。
<ブルゴーニュ型>
ボリューム感や厚みはあって良いが、グラスが大きすぎて時間が経つにつれ香りがぼやけていく。
<中くらいのバルーン型>
香り、味わい共にバランスが一番良く感じられる。注ぎたてはブルーベリーやブラックチェリーといった黒ベリー系の香りが強調され、スパイス、コーヒーの香りもあとからしっかりくる。味わいはフルーティーな華やかさがあり、タンニンもほどよく感じられる。
<大きめのボルドー型>
最初のアタックが好印象で果実味とほど良いタンニンがバランス良く余韻も心地よく感じる。
<小さめのチューリップ型>
果実味がギュッと詰った印象。香りも控えめで飲みやすさが強調される。
<ブルゴーニュ型>
注ぎたては香りは良いがボールが大きいため時間が経つにつれ香りと味わいがぼけやすい。
【質問・お問合せ】
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kouza@ml.vinohayashi.com
イタリアワイン通信講座第6期生のみなさま
イタリアワイン通信講座 第10回でお届けするサルデーニャ州のワインについて、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景、食事、造り手のご紹介をします。
イタリアワイン通信講座第6期生のみなさま
イタリアワイン通信講座 第10回にお届けするシチリア州のワインについて、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景、食事、造り手をご紹介します。
第9回はアブルッツォ州のワインを2本お送り致しました。
各グラスでどのような良さが引き出せるか。スタッフレポートを参考に、実践されてみてください。
fontefico|Abruzzo DOC Pecorino Superiore 2017
フォンテフィーコ|アブルッツォ ペコリーノ・スーペリオーレ 2017
<大きめのボルドー型>
果実味がギュッと詰った印象。カリンやレモン、ういきょうなどの香り。口に含むとグレープフルーツの皮の白い部分にあるような心地よい苦味があり、厚みのある味わい。凝縮感をかんじることができ、全体的にまとまっている。
<小さめのチューリップ型>
塩味、ミネラル、ういきょうといった香りが華やかに広がる。味わいにおいても品種の特徴の苦味や、酸味、果実味をバランスよく感じることができる。
<中くらいのバルーン型>
レモン、バジルの華やかな香り。香りはキレイに広がるがアルコール感が強く際立ってしまう。
<ブルゴーニュ型>
グラスに注いだ時にはグレープフルーツの華やかな香りを感じることができるが、ボールが大きいため時間が経つにつれ香りと味わいがぼけやすい。
fontefico|Cerasuolo d’Abruzzo DOC Superiore 2017
フォンテフィーコ|チェラスオーロ・ダブルッツォ・スーペリオーレ2017
<中くらいのバルーン型>
赤い花、ザクロ、といった可愛らしい香りが広がる。クランベリーやアメリカンチェリーのような余韻が感じられ、全体的にキレイにまとまっている。
<大きめのボルドー型>
華やかな香りと果実味をとらえやすく、あとからチャーミングな酸味を感じる。
中くらいのバルーン型に比べ全体的に優しい味わい。
<ブルゴーニュ型>
入れ注ぎたての印象は悪くないが、時間が経つにつれて香りの複雑性が感じられにくくなり、ややぼやけてしまう印象に。
<小さめのチューリップ型>
品種の個性であるミントの香りといった清涼感を一番感じるグラス。時間が経つにつれて、香りは飛びづらいが香りと味わいがばらついてしまいます。
好みや飲むシチュエーションにより、グラスを選んで楽しむことができるワインと言えます。
好みや飲むシチュエーションにより、グラスを選んで楽しむことができるワインと言えます。
イタリアワイン通信講座第6期生のみなさま
第8回はマルケ州のワインを2本お送り致します。弊社スタッフも4種のグラスで試飲してみました。皆様も各グラスごとに香りや味わいの特徴を掴んでみて下さい。
テヌータ・サン・マルチェッロ|ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ ”ブーカ・デッラ・マルコーナ”2016
Tenuta San Marcello|Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico DOC “Buca della Marcona”2016
<大きめボルドー型>
和梨、ナッツ、ラムネ、バジルなどの香りがしっかり感じられる。余韻の程よい苦味が心地よく、品種の特徴がわかりやすい。
<中くらいバルーンの型>
ふくよかな果実味が広がり全体的に好バランス。
酸味とミネラルがきれいに感じられる。
<ブルゴーニュ型>
華やかな香りが広がり繊細な味わいに。酸がやや際立つ印象。
<小さめチューリップ型>
果実味が主張されるが、香りがあまり広がらない。
ルーチェソーレ|ロッソ・コーネロ ”カンポフィオリート” 2013
Rosso Conero DOC “CAMPOFIORITO” 2013
<大きめのボルドー型>
コーヒー、ブラックベリー、キノコ、腐葉土のような香り。果実味の凝縮感があり、香りの印象を一番しっかりとらえやすく、余韻も長い。時間がたってもバランスを崩さずゆっくりと楽しむことができる。
<中くらいのバルーン型>
このワインの個性ある香りが柔らかく広がって良いが、飲んだときの口当たりは柔らかい印象。エレガントに味わいたい場合はこちらのグラスを使用するとよい。
<ブルゴーニュ型>
香りの印象は非常に良いが、このワインにはボウルが大きすぎるため味わいのバランスが崩れてしまいがち。
<小さめチューリップ型>
モンテプルチャーノの凝縮感を非常に良く感じ取れるので、品種の個性の認識をしやすいが、せっかくの良い香りがこのグラスの小ささでは表現しきれない部分がある。
あわせるお料理や、温度、体調、抜栓後の時間経過などによってワインの香りや味わいは変わってきます。その時々のシーンにあったグラスをお選びください。
皆さまのご感想もお待ちしております!
イタリアワイン通信講座 第6期生のみなさま
イタリアワイン通信講座 第8回で特集するマルケ州についてお届けするワインの生産者Tenuta San Marcello(テヌータ・サン・マルチェッロ)を、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。