第11回 |写真で見るカンパーニア州|CANTINE DI MARZO(カンティーネ・ディ・マルツォ)

イタリアワイン通信講座第のみなさま

イタリアワイン通信講座 第11回は、カンパーニア州について現地の風景、造り手をご紹介します。

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ナポリで一番広く開放的なプレビシート広場とサン・フランチェスコ・ディ・パオロ聖堂

 

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南イタリアの重要な港の拠点・ナポリ湾とカンパーニア州を代表するヴェスーヴィオ火山

 

世界中で愛されているイタリア料理の代表・ピッツァ
世界中で愛されているイタリア料理の代表・ピッツァ

 

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カンパーニア州を代表する観光地 青の洞窟で有名なカプリ島

 

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カプリ島の名物料理「ホウボウのアックアパッツァ」

 

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温泉地としても有名なイスキア島とアラゴネーゼ城(手前)

 

ソレント
カンツォーネ「帰れソレントへ」で名を馳せるソレントの港町

 

ポジターノ
断崖に張りつくようにできた可愛らしいポジターノの町

 

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ユネスコ世界遺産に登録されているアマルフィ海岸の中心都市アマルフィは映画の舞台でもよく使われる

 

サレルノ湾に面する陶器の町、ヴィエトリ・スル・マーレ
サレルノ湾に面する陶器の町、ヴィエトリ・スル・マーレ

 

マヨルカ焼きの陶器工房
マヨルカ焼きの陶器工房

 

銘醸地グレコ・ディ・トゥーフォは複数の生産者が集まっている。
銘醸地グレコ・ディ・トゥーフォは複数の生産者が集まっている。

 

カンティーネ・ディ・マルツォの畑。界隈でも最古参の生産者であるため、樹齢は平均30年以上。
カンティーネ・ディ・マルツォの畑。界隈でも最古参の生産者であるため、樹齢は平均30年以上。

 

ワイナリーは硫黄採掘場のほど近く。
ワイナリーは硫黄採掘場のほど近く。

 

カンティーナ内でのテイスティング。
カンティーナ内でのテイスティング。

 

地方のチーズやパン、サラミなどとともに。
地方のチーズやパン、サラミなどとともに。

 

海に面しているため、海の幸も豊富。
海に面しているため、海の幸も豊富。

 

アリアニコのぶどうを練りこんだパスタ。
アリアニコのぶどうを練りこんだパスタ。

第4回お届けワイン|グラスとの相性について

イタリアワイン通信講座受講生の皆さま

第4回は、エミリア=ロマーニャ州の2本のワインになります。
ワインをより引き立たせるためにはどのグラスが一番良いか、比較しましたので参考にしてみてください。写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。

Venturini Baldini|Reggiano Lambrusco DOP Frizzante”Marchese Manodori”
ヴェントゥリーニ・バルディーニ|ランブルスコ “マルケーゼ マノドーリ

<大きめのボルドー型>
イチゴやラズベリーなど華やかな香りに加え、ほんのり甘みを感じることもでき、ミネラルや酸が全体を引き締め、バランスがよい。

<中くらいのバルーン型>
ブドウの味がよく出ており、香りもダイレクトに感じることができる。

<小さめのチューリップ型><ブルゴーニュ型>
やや炭酸を強く感じ、渋みを感じやすい。

ただ、相性を確かめていく中、温度変化もあり、味わい、香りの変化が訪れる。面白いことに炭酸が抜けたとしても、しっかりとした味わいがあるため赤ワインを飲んでいるかのような一度で二度美味しく、愉しむこともできる。

 

P1010974-1024x576Nicolucci Sangiovese di Romagna DOC Superiore “Tre Rocche”
サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ スーペリオーレ”トレ・ロッケ”

向かって右から、
<大きめのボルドー型>
甘草、木いちご、赤系果実の香りに加え、シナモンやピンクペッパーといったスパイス系の香りや、木樽熟成由来のコーヒーやバニラといった香ばしい香りも感じ取れる。タンニンはきめ細かく繊細だが存在感が非常にあり、ワインのポテンシャルを感じられる。
スタッフの意見もほとんど一致したのがボルドーグラス。

<小さめのチューリップ型>
甘い香りが際立ち、ボルドー型より酸味やタンニンを感じ取れる。凝縮感がしっかりとした印象。

<中くらいのバルーン型>
メンソールの香りが印象強いが、バランスが崩れがちに。

<ブルゴーニュ型>
香り、味わいともに広がりすぎてぼやけてしまう印象に。

ワインの温度、何を一緒に食べていたか、抜栓してどのくらい時間が経っている か、その日の体調などによっても感じ方は変わってきます。
上記が解答ではありません。あくまでも、参考になさってください。
既にお飲みになられた方も、ご自身で感じたグラスの相性と比べてどうだったか、ご感想お待ちしております!

【質問・お問合せ】
講座の内容について、ご質問・ご意見・ご感想などはこちら
support@vinohayashi.com

第4回お届けワイン|写真で見るエミリア=ロマーニャ州について|Nicolucci(ニコルッチ)

イタリアワイン通信講座受講生の皆さま

イタリアワイン通信講座 第4回は、エミリア=ロマーニャ州のワインについて、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。

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ムッソリーニの故郷として有名なプレダッピオという街があります。

 

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プレダッピオの隣の丘の上にある小さな村が、プレダッピオ・アルタ。

 

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ロマーニャ地方のワイン生産において、歴史的に重要なその村を代表するワイナリーが、ニコルッチです。

 

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ブドウ畑は標高350~400mの丘の上に位置します。ロマーニャ地方でも特に標高の高い急斜面での栽培。

 

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また、伝統的な大樽を用いた熟成により、長期熟成に耐え得るパワフルで繊細な赤ワインを造り出す造り手です。

 

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たわわに実る「サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ」。

 

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ワイナリー内にずらっと並ぶ古酒。

 

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アレッサンドロ・ニコルッチ氏にインタビュー。

 

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トップキュヴェ「プレダッピオ・ディ・ピレダッピオ」はガンベロ・ロッソ誌最高評価3グラス獲得の常連アイテム!

 

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第10回お届けワイン|グラスとの相性について

第10回は、シチリア州とサルデーニャ州のワインを2本お送りしました。ワインをより引き立たせるためにはどのグラスが一番良いか、比較しましたので参考にしてみてください。

写真の一番右側から、スタッフおすすめ順で並べています。

 

グリッロ
MUSITA|Sicilia DOC Regieterre Grillo ムシータ|シチリア レジエテッレ グリッロ

<中くらいのバルーン型>
白い花のような可愛らしい香りがし、レモンやグレープフルーツの柑橘類、ハチミツを感じる。余韻に品種の特徴的な苦みもあり、バランスがよい。

<小さめのチューリップ型>
ハーブやミネラル、優しくふんわりと香りを感じる。キュッと凝縮感あり。

<大きめのボルドー型>
鉱物やハーブ感あり、苦みも感じるが口当たりが柔らかい。香りがふんわりと広がる。

<ブルゴーニュ型>
口が広いぶんアルコールの揮発臭を強く感じる。りんかくもぼやけ、特性がとらえづらい。

 

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ANTONELLA CORDA|Cannonau di Sardegna DOC
アントネッラ・コルダ|カンノナウ・ディ・サルデーニャ

<小さめのチューリップ型><中くらいのバルーン型><ブルゴーニュ型>
今回は、どのグラスも果実と酸のバランスが良く、グラスの特徴で味わいが変わるためお好みでお選びください。

<小さめのチューリップ型>
鉄や赤系ベリーなどダイレクトに感じられ、凝縮感があり、甘みが広がる。酸とのバランスもよい。
<中くらいのバルーン型>
木イチゴ、イチゴ甘い華やかな香り。アタックに甘みがあり、酸がそのあとを追い、アルコールが迫る感じ。
<ブルゴーニュ型>
アタックの甘みが続き、酸を目立たせず包み込む。

<大きめのボルドー型>
他のグラスがよく感じる分、酸が目立つ。

写真で見るシチリア州|第10回お届けワインについて

イタリアワイン通信講座第9期生のみなさま

イタリアワイン通信講座 第10回にお届けするシチリア州のワインについて、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景、食事、造り手をご紹介します。

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地中海で一番大きな島 シチリア島
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山肌に張り付くブドウ畑
ドローンでシチリア西部を空撮 丘の上にそびえる白い物は...
ドローンでシチリア西部を空撮 丘の上にそびえる白い物は…
プロペラ風車 シチリアやサルデーニャをはじめとする南イタリアでは風力発電が盛んです
プロペラ風車 シチリアやサルデーニャをはじめとする南イタリアでは風力発電が盛んです
荒涼とした土地が広がり、手前には焼畑が行われた丘も
荒涼とした土地が広がり、手前には焼畑が行われた丘も
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風の大地と言われるだけに、心地よい海風が吹き抜ける
シチリアの代表的土着品種ネーロ・ダーヴォラ
シチリアの代表的土着品種ネーロ・ダーヴォラ
シチリアはオリーブの生産量第3位
シチリアはオリーブの生産量第3位

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アラブからの影響もうけたシチリアではクスクスもよく食します
こちらはブロードをかけるタイプのクスクス
こちらはブロードをかけるタイプのクスクス
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シチリアの郷土料理 カポナータ
カポナータは地域や家庭ごとに異なるレシピが数多くあるそうです
カポナータは地域や家庭ごとに異なるレシピが数多くあるそうです
大きなナスと羊のリコッタチーズが入ったノルマ風ブシャーテ
大きなナスと羊のリコッタチーズが入ったノルマ風ブシャーテ
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Peperoni ripieni alla sicilianaと呼ばれるこちらもシチリアの家庭料理
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シチリア名産のピスタチオがたっぷり入ったジェラート
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アランチーニと呼ばれるライスコロッケも欠かせません!

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シチリアといったらやはり青い海
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夏の夜は広場でおしゃべり。南国の夜は長い。

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写真で見るサルデーニャ州|第10回お届けワインについて

第10回でお届けするサルデーニャ州について、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景、食事のご紹介をします。

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花崗岩の岩山が特徴的なサルデーニャ島。人の数よりも羊(ペコラ)の数のほうが多いと言われています。
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コルクの産地でもあるサルデーニャ島
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徹底的に清潔に保たれるコルク
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島の名産品 カラスミとペコリーノチーズ
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エビやムール貝の魚介にセロリ、桃、メロン、オレンジなどがはいった冷菜

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マテ貝とアサリのガーリック炒め


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熟成タイプのペコリーノチーズ
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樹齢4000年とも言われるオリーブの木

第3回お届けワイン|グラスとの相性について

イタリアワイン通信講座受講生のみなさま
こんにちは。
第3回お届けのワインについて、スタッフおすすめのグラスにつきましてレポートいたします。添付しました写真では、一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べています。 ご参考にされてください!

 

一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べています。
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<大きめのボルドー型>
他のグラスに比べ、ディルのようなハーブの香りと、後からリンゴやハチミツのようなふくよかな香りも感じる事が出来る。品種特有の心地よい苦みとミネラル、塩味がバランス良くまとまっている。

<小さめのチューリップ型>
華やかな果実の香りが立ち上がってきやすく、ハチミツのような香りも感じ取ることが出来る。
キュっと締まった果実味と酸が心地よく感じられる。

<中くらいのバルーン型>
香りの第一印象が一番良い。サフラン、白胡椒といったスパイスの香り。口に含むと果実味の凝縮感やミネラル感、心地よい苦味がバランスよく感じられる。

<ブルゴーニュ型>
香りがダイナミックに広がるが、このワインには少しボウルが大き過ぎるため、味わいが少しぼやける。



ディー・アンド・ディー| ヴァッレ・ダオスタ ガメイ

<大きめのボルドー型>
香り、味わいのバランスが一番良い。山ブドウ、スミレ、木いちごなどの、香りを感じとることが出来る。口に含んだときの滑らかな味わいがバランス良く、ワインのポテンシャルが最大限に発揮される。
<小さめのチューリップ型>
4つのグラス中では、一番酸味、果実味がはっきりとストレートに感じられ、味わいの特徴が掴みやすい。チャーミングな印象が強くなる。
<中くらいのバルーン型>
華やかな香りと豊かな果実味を心地よく感じられるが、若干閉まりがなくぼやけた印象。
<ブルゴーニュ型>
時間の経過と共に香りと味わいにばらつきが見られる。全体的にややぼやける。

 

第3回お届けワイン|写真で見るヴァッレ・ダオスタ州|D&D(ディーアンドディー)

イタリアワイン通信講座第10期生のみなさま

お届けしたヴァッレ・ダオスタ州のワインについて、
私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。

アルプスに囲まれた渓谷が生み出す特異な文化ヴァッレ・ダオスタ州は、ピエモンテ州の北に位置するイタリア最北西の州。北はスイス、南西はフランスと国境を接し、モンテ・チェルヴィーノ(マッターホルン)、モンテ・ローザ、モンテ・ビアンコ(モンブラン)という名峰に囲まれる山岳地帯。冬はスキーをはじめとするウィンタースポーツが人気で、夏はアルピニストの町と化します。
アルプスに囲まれた渓谷が生み出す特異な文化ヴァッレ・ダオスタ州は、ピエモンテ州の北に位置するイタリア最北西の州。北はスイス、南西はフランスと国境を接し、モンテ・チェルヴィーノ(マッターホルン)、モンテ・ローザ、モンテ・ビアンコ(モンブラン)という名峰に囲まれる山岳地帯。冬はスキーをはじめとするウィンタースポーツが人気で、夏はアルピニストの町と化します。

 

高い山々に囲まれたアオスタの盆地は、ヴァッレ・ダオスタ州の中で最も広い平地です。
高い山々に囲まれたアオスタの盆地は、ヴァッレ・ダオスタ州の中で最も広い平地です。 D&Dはヴァッレ・ダオスタ州の州都であるアオスタから程近いコサン地方にあるワイナリーです。

 

黒ブドウはピノ・ネロ、ガメイ、プティ・ルージュ、フミン、シラー。白ブドウはプ ティ・アルヴィーヌ、モスカート、ミュラー・トゥルガウなどの栽培が主流です。
黒ブドウはピノ・ネロ、ガメイ、プティ・ルージュ、フミン、シラー。白ブドウはプ ティ・アルヴィーヌ、モスカート、ミュラー・トゥルガウなどの栽培が主流です。

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ヴァッレ・ダオスタ州ではポピュラーな白ブドウ品種であるプティ・アルヴィーヌ
イタリアで最も小さな州ながら、日当たりの良い、温暖な気候に恵まれ、ブドウなどの果樹の栽培に適しています。

 

D&Dはヴァッレ・ダオスタ州の州都であるアオスタから程近いコサン地方にあるワイナリーです。

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ヴァッレ・ダオスタ州は紀元前25世紀頃にはローマ人に征服された歴史を持ち、今日でもローマ遺跡が良い保存状態で残っています。

第3回お届けワイン|写真で見るリグーリア州|bioVio(ビオ・ヴィオ)

イタリアワイン通信講座第10期生のみなさま

お届けしたリグーリア州のワインについて、
私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。

リグーリア州は食材の宝庫で、素材を生かしたイタリア料理のイメージにぴったり当てはまります。
実際に隣国フランスのカンヌ、ニースやモナコの高級レストランのシェフが、リグーリアまで食材の調達に足を運ぶほど。

実は、私たちがイタリア出張で一番楽しみにしているのが、第3回でお届けしたワイナリーBioVio(ビオ・ヴィオ)での食事です。

マンマが作る料理はどれも美味しくて優しい。
ついつい食べ過ぎますが、翌日もたれることはありません。
外食続きのイタリア出張では本当に癒されます。
(一緒に食卓を囲む美人3姉妹にはさらに一層癒されてます。笑)

ビオ・ヴィオの写真(私の大好きなバジルを練りこんだ生パスタ”ファルファッレ”も)をアップしましたので、ぜひご覧ください。

ヴェルメンティーノ
ヴェルメンティーノは、主にサルデーニャ島、トスカーナ州(地中海側)、リグーリア州で作られる白ブドウ。 14世紀にスペインからコルシカ島に持ち込まれ、14~18世紀にリグーリア州へ、その後サルデーニャ島に渡ったとされています。セージやタイム、ローズマリーといったハーブのアロマが特徴的でトロピカルフルーツ、パイナップルの香りも感じられます。

 

ピガートは、リグーリア州原産の白ブドウです。ヴェルメンティーノはコンパクトな房で果実が小さく、熟した後でも果皮が緑かかっているのに対し、ピガートは房が大きくて果実の間隔が空いており、熟した後はとてもキレイな黄色になります。
ピガートは、リグーリア州原産の白ブドウです。ヴェルメンティーノはコンパクトな房で果実が小さく、熟した後でも果皮が緑かかっているのに対し、ピガートは房が大きくて果実の間隔が空いており、熟した後はとてもキレイな黄色になります。

 

リグーリアの州都ジェノバから海岸沿いに南西へ向かうとアルベンガという小さな街があります。
リグーリアの州都ジェノバから海岸沿いに南西へ向かうとアルベンガという小さな街があります。

 

ビオヴィオのファミリーはこのアルベンガで古くから農業を営んできました。
ビオヴィオのファミリーはこのアルベンガで古くから農業を営んできました。

 

1999年までは作ったブドウを売却していましたが、2000年にワイナリーを設立。
1999年までは作ったブドウを売却していましたが、2000年にワイナリーを設立。

 

質の高いピガート、ヴェルメンティ-ノやロセーゼといったこの土地土着のブドウからワインを造っています。
質の高いピガート、ヴェルメンティ-ノやロセーゼといったこの土地土着のブドウからワインを造っています。

 

気候条件など自然環境に恵まれたアルベンガでは、伝統的にオーガニック(有機的)な農業が営まれてきました。
気候条件など自然環境に恵まれたアルベンガでは、伝統的にオーガニック(有機的)な農業が営まれてきました。

 

ビオヴィオは1989年にビオロジコの認証を取得していますが、取得にあたって特に何も変える必要はなかったとのこと。自然なものだけを使ってブドウ作りを行ってきた生産者です。
ビオヴィオは1989年にビオロジコの認証を取得していますが、取得にあたって特に何も変える必要はなかったとのこと。自然なものだけを使ってブドウ作りを行ってきた生産者です。

 

2.5キロメートル先に海が広がり、逆側はアルプス山脈の麓という絶好のロケーションにある畑から作られるワインは、誰もが驚く程キレイなビオワインです。
2.5キロメートル先に海が広がり、逆側はアルプス山脈の麓という絶好のロケーションにある畑から作られるワインは、誰もが驚く程キレイなビオワインです。

 

実は、私がイタリア出張で一番楽しみにしているのが、ビオ・ヴィオさんのお宅での食事です。 マンマが作る料理はどれも美味しくて優しい。
実は、私がイタリア出張で一番楽しみにしているのが、ビオ・ヴィオさんのお宅での食事です。 マンマが作る料理はどれも美味しくて優しい。

 

ついつい食べ過ぎますが、翌日もたれることはありません。 外食続きのイタリア出張では本当に癒されます。 (一緒に食卓を囲む美人3姉妹にはさらに一層癒されてます。笑)
ついつい食べ過ぎますが、翌日もたれることはありません。 外食続きのイタリア出張では本当に癒されます。 (一緒に食卓を囲む美人3姉妹にはさらに一層癒されてます。笑)

 

奥さんの手作り、バジルを練りこんだ生パスタ”ファルファッレ”は絶品です!
奥さんの手作り、バジルを練りこんだ生パスタ”ファルファッレ”は絶品です!

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第9回お届けワイン|グラスとの相性について

第9回はアブルッツォ州のワインを2本お送り致しました。

各グラスでどのような良さが引き出せるか。スタッフレポートを参考に、実践されてみてください。

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fontefico|Abruzzo DOC Pecorino Superiore
フォンテフィーコ|アブルッツォ ペコリーノ・スーペリオーレ

<大きめのボルドー型>
果実味がギュッと詰った印象。カリンやレモン、ういきょうなどの香り。口に含むとグレープフルーツの皮の白い部分にあるような心地よい苦味があり、厚みのある味わい。凝縮感をかんじることができ、全体的にまとまっている。

<小さめのチューリップ型>
塩味、ミネラル、ういきょうといった香りが華やかに広がる。味わいにおいても品種の特徴の苦味や、酸味、果実味をバランスよく感じることができる。

<中くらいのバルーン型>
レモン、バジルの華やかな香り。香りはキレイに広がるがアルコール感が強く際立ってしまう。

<ブルゴーニュ型>
グラスに注いだ時にはグレープフルーツの華やかな香りを感じることができるが、ボールが大きいため時間が経つにつれ香りと味わいがぼけやすい。

 

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TORRI | Montepulciano d’Abruzzo DOC 420 Montepulciano
トッリ | モンテプルチャーノ・ダブルッツォ 420モンテプルチャーノ
※未発売品

<中くらいのバルーン型>
全体的なバランスがとても良い。注ぎたてからよく開き、ユーカリやシソ、チョコレートなど複雑な香りが楽しめる。
<ブルゴーニュ型>
注ぎたては輪郭がぼやけてしまうが、時間が経つにつれ香りが出てきた。余韻の長さが感じられ、エレガントが印象。<大きめのボルドー型>
小さめのチューリップ型と同じように香りは強く感じられるが、より飲み疲れしない印象。<小さめのチューリップ型>
ブルーベリー、スパイスなど品種のもつ特徴がストレートに感じられる。果実の凝縮感が強く出ている。

 

好みや飲むシチュエーションにより、グラスを選んで楽しむことができるワインと言えます。