写真と動画で見る(21期春開講|ピエモンテ州|テヌータ・サンタ・カテリーナ)

イタリアワイン通信講座 受講生のみなさま

イタリアワイン通信講座 第2回で特集するピエモンテ州についてお届けするワインの生産者TENUTA SANTA CATERINA(テヌータ・サンタ・カテリーナ)を、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景を動画と写真でご紹介します。

▲画面をタッチすると動画(1分40秒ほど)が流れます

ピエモンテ州南部モンフェッラートの美しいブドウ畑が広がります。
ピエモンテ州南部モンフェッラートの美しいブドウ畑が広がります。
2014年にイタリア50番目の世界遺産として登録された「ピエモンテの葡萄畑の景観、ランゲ・ロエロ・モンフェッラート」
2014年にイタリア50番目の世界遺産として登録された「ピエモンテの葡萄畑の景観、ランゲ・ロエロ・モンフェッラート」
自然との共生をコンセプトに掲げ、彼らのプロジェクトはスタートしました。 一角獣のシルエットが象徴的です。
自然との共生をコンセプトに掲げ、彼らのプロジェクトはスタートしました。 一角獣のシルエットが象徴的です。
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シャルドネの畑(2019年8月27日 午後20時半)

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シャルドネ、グリニョリーノ、バルベーラ、フレイザと試飲をさせていただきます。
シャルドネ、グリニョリーノ、バルベーラ、フレイザと試飲をさせていただきます。
温度が一年を通して一定の地下には、ワインが眠ります。
温度が一年を通して一定の地下には、ワインが眠ります。

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テヌータ・サンタ・カテリーナは宿泊施設も兼ね備えており、それぞれの部屋にはワインの名前が記されている。
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美しいブドウ畑を眺めながらこちらで朝食をとります。

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第2回お届けワインのご紹介

イタリアワイン通信講座事務局の水澤です。

第2回は5月15日(木)頃のお届けとなります。(日時を変更済みの方へは、ご指定の日時にお届けいたします)

今回は高級ワインの産地として有名、ワイン、食の宝庫としても知られるピエモンテ州を巡ります。

お届けワインは、ピエモンテ州の土着品種バルベーラと世界的に名声を誇るバローロのエリアで作られる、ランゲ・ネッビオーロの赤ワイン2本をお送りいたします。

お楽しみに!


【第2回赤ワイン】

Barbera d’Asti DOCG Superiore “Vignalina”
テヌータ・サンタ・カテリーナ|バルベーラ・ダスティ・スーペリオーレ “ヴィニャリーナ”

赤系の果実味のニュアンス、鉄分や塩味といったミネラル感があり、余韻にはバルベーラ種の特徴であるきれいな酸が伸びます。タンニンは優しく滑らかながら、樽熟成由来の骨格がしっかり感じられる。 

【おすすめのアッビナメント】
アニョロッティ(3種の肉を詰めたラビ オリ)、バーニャ・カウダ、ロースト・ ビーフ、照り焼きチキン、塩サバのグリル、刺身(マグロ、カツオ ※お醤油で)

【第 2回赤 ワイン】

Langhe DOC Nebbiolo
ストロッピアーナ|ランゲ ネッビオーロ

上質なネッビオーロの芳醇な香りが鼻の奥に広がり、エレガントな酸味と凝縮した果実味が感じられます。タンニンは細かく、アフターに華やかな香りと複雑さのある旨みが残ります。
 

【おすすめのアッビナメント】
ヴィテッロ・トンナート(仔牛肉のツナ ソースがけ)、白トリュフのタヤリン ゴルゴンゾーラチーズをのせた椎茸の オーブン焼き、イカ・エビなどの甲殻 類のグリル(塩)


その他ご質問やご不明点等がございましたら、カスタマーサポートまでお気軽にご連絡くださいませ。


【お問合せ先】
フリーダイヤル:0120-991-202
営業時間:平日11:00-17:00(定休:土日祝)
FAX:03-5643-5559
E-MAIL:support@vinohayashi.com
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株式会社Vino Hayashi
〒104-0033
東京都中央区新川20-6
https://store.vinohayashi.com
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トスカーナの伝統料理、リボッリータ


硬くなったパンで作るミネストローネ。トスカーナ伝統料理はいかがでしょうか。


リボッリータ

【材料】(6人分)    
バゲット薄切り 6枚  
玉ねぎ(小) 1個 
にんじん、セロリ、キャベツ 各60g
ほうれん草(冷凍) 50g
白いんげん缶詰 1/2缶
ローリエ 1枚
塩、ペペロンチーノ、オリーブオイル 適量

【作り方】
①玉ねぎは角切りに、キャベツはザク切りにする。にんじん、セロリはスライスにする。

②鍋にオリーブオイルとペペロンチーノを入れ弱火で、玉ねぎ、にんじん、セロリをしんなりするまで炒める。

③キャベツを加え、油がまわってきたらトマトを加え炒める。

④白いんげんの水分、水(400cc<らい)、ほうれん草、ローリエ、塩を加え、弱火で30分煮込む。

⑤白いんげんを加え、さらに20〜30分煮込む。(途中で水分がなくなってきたら、湯を加える。)

⑥味を調えてパンを加え、火を止めてしばらく置く。

イタリア料理研究家 星野佳代さんレシピより

お届けワインとグラスの相性(20期|第7回トスカーナ州)

第7回は赤・白2本のワインをお送りいたします。弊社スタッフも3種のグラスで試飲してみました。皆様も各グラスごとに香りや味わいの特徴を掴んでみて下さい。


IL COLOMBAIO | Vernaccia di San Gimignano DOCG “Selvabianca”
イルコロンバイオ | ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ “セルヴァビアンカ”

<ボルドー型>
果実味と酸のバランスが最もよく感じる。口当たりまろやかで酸も優しく、飲み疲れしない。

<リースリング型>
3つのグラスの中で最も香りをはっきりと感じる。全体的にフレッシュな印象でハーブのような清涼感も感じられる。

<ブルゴーニュ型>
酸味は穏やかに感じられ、香りは柔らかい印象になる。時間が経つと香りや味わいがぼやけてしまいがち。


Pietro Beconcini |Chianti riserva “Pietro Beconcini”
ピエトロ・ベコンチーニ|キャンティ リゼルヴァ “ピエトロ・ベコンチーニ”

<ブルゴーニュ型>
香りの華やかさが印象的。赤系ベリーのほか、スパイスやけもののワイルドさなど、様々な要素が感じられる。果実味とのバランスも大変良い。

<ボルドー型>
香りはもちろん、タンニン、酸、果実味の味わいにおけるバランスも良い。

<リースリング型>
木イチゴやラズベリーなど赤系ベリーの香りをストレートに感じる。サンジョヴェーゼらしい酸や、濃厚な果実味など品種の個性を存分に感じる為に最も適したグラス。

写真と動画で見る(20期|vol.7 トスカーナ州|ベコンチーニ)

イタリアワイン通信講座受講生のみなさま

第7回お届けするトスカーナ州のワインについて、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景、造り手であるピエトロ・ベコンチーニをご紹介します!!

フィレンツェとピサの間に位置するサンミニアート
フィレンツェとピサの間に位置するサンミニアート

 

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このエリアはワインだけでなく白トリュフの産地としても有名
このエリアはワインだけでなく白トリュフの産地としても有名

 

サンジョヴェーゼ
サンジョヴェーゼ

いろいろな種のブドウが混植されている畑
いろいろな種のブドウが混植されている畑

畑の地中から出てきた貝殻
畑の地中から出てきた貝殻

表土にも貝殻が!
表土にも貝殻が!

トスカーナらしい糸杉が並ぶ光景
トスカーナらしい糸杉が並ぶ光景

伝統的なセメントタンク
伝統的なセメントタンク

バリック(小樽)と中樽
バリック(小樽)と中樽

3代目当主レオナルド氏
3代目当主レオナルド氏

 

ペッパー入りのサラミ
ペッパー入りのサラミ

生ハムとリンゴ
生ハムとリンゴ

フォルマッジ・トスカーニ
フォルマッジ・トスカーニ

猫たちもカンティーナを見守る
猫たちもカンティーナを見守る

写真と動画で見る(20期|vol.7 トスカーナ州|イル・コロンバイオ・ディ・サンタ・キアーラ)

イタリアワイン通信講座受講生のみなさま

イタリアワイン通信講座 第7回は、トスカーナ州の造り手(イル・コロンバイオ・ディ・サンタ・キアーラ)について、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景を動画と写真でご紹介します。

▼画面をタッチすると動画(2分半ほど)が流れます

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イル・コロンバイオ・ディ・サンタ・キアーラ社の畑から見えるサン・ジミニャーノの塔。ユネスコの世界遺産。

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イル・コロンバイオ・ディ・サンタ・キアーラが経営するアグリツーリズモと栽培するヴェルナッチャのブドウ畑。

 

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イル・コロンバイオ・ディ・サンタ・キアーラが経営するオリーブ畑。

 

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ブドウ畑の特殊な土壌。

 

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オーナーのアレッシオさん。フィレンツェ大学にて醸造学を学んだのち、ワイナリーを設立。ワイン造りからマーケティングまで行っている。

 

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ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノの熟成に使用するセメントタンク。

 

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向かって右の黒いボトルの”ラルベレータ”は2011年ヴィンテージから毎年ガンベロ・ロッソ誌において最高評価のトレ・ビッキエーリを獲得し常連のアイテムとなっている。

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イル・コロンバイオ・ディ・サンタ・キアーラ作っている生ハムとサラミ(非売品)

 

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イル・コロンバイオ・ディ・サンタ・キアーラのロジ家が経営するロカンダ・デイ・ロジというアグリツーリズモのお部屋。窓からブドウ畑が見える。

 

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ロカンダ・デイ・ロジで用意されている朝食。

 

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ロカンダ・デイ・ロジに面する道

 

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ヴェルナッチャ・デイ・サン・ジミニャーノのワイン街道の看板。

 

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サン・ジミニャーノの道で手作り商品のお店とお土産屋さんが並んでいる。

 

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ペコリーノやオリーブオイルなどの名産物を扱うお店。

 

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サン・ジミニャーノ産サフラン

 

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2006年と2008年にアイスクリームワールドカップにおいて優勝したジェラテリア・ドンドリ。

 

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ジェラテリア・ドンドリのジェラートの中でイル・コロンバイオ・ディ・サンタ・キアーラのセルヴァビアンカと同じブドウで作られているヴェルナッチャ味もある

 

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ジェラテリア・ドンドリがある広場はジェラートを食べる人気スポットとして知られている。

 

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ロカンダ・ラ・マンドラゴーラで食べられるビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ

 

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パッパ・アル・ポモドーロ(余ったパンをトマトソースで煮込んだ料理)を詰めたラヴィオリ

 

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サフランを練りこんだナストリ(リボン状パスタ)トスカーナ産白玉ねぎとサン・ジミニャーノのサルシッチャ

 

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チンタ・セネーゼ(シエナ産の高級黒豚)のラグーのシエナ風ピチ(シエナ発祥の太麵パスタ)

 

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ウサギのローストとズッキーニの花のフリット

 

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ラ・ロッカ館でヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノの歴史に触れる。

 

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イル・コロンバイオ・ディ・サンタ・キアーラが勧めた東京にあるクリマ・ディ・トスカーナの佐藤慎一オーナーシェフと千種雄介さん。

 

Photo by Yuji Komatsu

 

第7回お届けワインのご紹介

イタリアワイン通信講座事務局の水澤です。

第7回のお届けは4月20日(日)頃となります。(日時を変更済みの方へは、ご指定の日時にお届けいたします)

今回はイタリアでもっとも重要なワイン銘醸地、トスカーナ州を巡ります。

お届けワインは、日本でも有名な銘柄、キャンティとトスカーナで唯一の白ワインのDOCG、ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノをお送りします。

お楽しみに!


【第7回白ワイン】

Il Colombaio di Santa Chiara Vernaccia di San Gimignano DOCG “Selvabianca”
イル・コロンバイオ|ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ “セルヴァビアンカ”

ライム、グレープフルーツ、レモンタイム、白桃や梨のような香りが柔らかく広がる。綺麗な果実味の後にハーブや塩味、心地よい苦みと溌剌とした酸味が伸びる。

【おすすめアッビナメント】
白身系肉のピチ(手打ち太麺パスタ)、鶏のオーブングリル(ニンニクやローズマリーなどを腹に詰め、ヴェルナッチャをかけながら焼く)、青梗菜と豚肉の炒め物、椎茸の天ぷら

【第7回赤ワイン】

Pietro Beconcini Chianti DOCG Riserva “Pietro Beconcini”
ピエトロ・ベコンチーニ|キャンティ リゼルヴァ “ピエトロ・ベコンチーニ”

カンゾウ、クローヴ、ナツメグ、バニラといったスパイスや黒系果実などの複雑な香り。タンニンが力強く骨太な印象。


【おすすめアッビナメント】
カチュッコ(トスカーナの沿岸地域で食される魚介系のスープ)、イノシシのボローニャ風パスタ、豚トロのバルサミコソテー、カツオのたたき(バルサミコ添え)、イカの塩辛


その他ご質問やご不明点等がございましたら、カスタマーサポートまでお気軽にご連絡くださいませ。


【お問合せ先】
フリーダイヤル:0120-991-202
営業時間:平日11:00-17:00(定休:土日祝)
FAX:03-5643-5559
E-MAIL:support@vinohayashi.com
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東京都中央区新川1-20-6
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お届けワインとグラスの相性(21期|第1回トレンティーノ=アルト・アディジェ州)

第1回でお届けするトレンティーノ=アルト・アディジェ州の2本のワインについてお知らせいたします。

一緒にお送りした3つの形状の違うグラスで1本のワインを実際に飲み比べをしてみて、どのグラスがよりワインの美味しさを引き出せるかを検証するのも、この講座のポイントの一つです。

私たちスタッフも、3つのグラスを用いて、それぞれのワインをより引き立たせるものはどれかを選んでみました。よろしければ参考にしてみてください。

※写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。

Alto Adige DOC Sauvignon
コルタッチ|アルト・アディジェ ソーヴィニヨン

<ブルゴーニュ型>
フレッシュな柑橘系の香りやジンような香りが広がる。大きめのボルドー型より香りを感じやすく、香り味わい共にバランスが良い。酸味も穏やかになり甘味さえ感じる。

<リースリング型>
味わいもバランスよくまとまっている。柑橘系ワイン特有の酸味をシャープに表現してくれる。香りを楽しむグラスか、酸味を楽しむグラスかは好みになる。

<ボルドー型>
フレッシュな柑橘系の香りやハーブの香りが広がる。このグラスも良いがブルゴーニュ型の方が香りを感じやすい。

“Alto Adige DOC Schiava Grigia
コルタッチ|アルト・アディジェ スキアーヴァ・グリージャ

<ボルドー型>
華やかなバラの香りがグラスから立ちのぼってくる。きれいな酸味に、タンニンが穏やかに感じられる。

<ブルゴーニュ型>
開けたてのワインに対してはグラスが少し大きすぎるため、香りのバランスが若干崩れやすく、香りが地味に感じられる。
抜栓3日目以降からはフローラルな香りが溢れてくるのでブルゴーニュ型もお薦めです。

<リースリング型>
スミレ、イチゴジャム、バラなど様々な香りがつまっているように感じられる。このワインの特徴であるほろ苦さが良く伝わる印象。