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投稿者: wpmaster
お届けワインとグラスの相性(第8回マルケ/ウンブリア州)
第8回は赤・白2本のワインをお送りいたします。弊社スタッフも4種のグラスで試飲してみました。皆様も各グラスごとに香りや味わいの特徴を掴んでみて下さい。
Lucesole|Verdicchio dei Castelli di Jesi DOC Classico “IPPOCAMPO”
ルーチェソーレ|ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イェージ・クラッシコ “イッポカンポ”
<大きめのボルドー型>
酸とミネラルがダイレクトに伝わり、グレープフルーツの果実味もフレッシュに感じる。余韻も比較的長く続きバランスが良い。
<小さめのチューリップ型>
若干柑橘系の香りを弱く感じる。酸味と凝縮感がありしっかりとまとまった印象。
<中くらいのバルーン型>
果実味を感じやすく厚みがある。アルコール感、苦味も感じる。
<ブルゴーニュ型>
スワリングするとハーブや火打ち石のような香りの複雑性を感じるが、全体的にぼやけた印象。
LE CIMATE|Montefalco Rosso
レ・チマーテ|モンテファルコ・ロッソ
<大きめのボルドー型>
カシスやブラックチェリーの華やかな香りやシナモンやペッパーなど複雑性も感じる。なめらかなタンニン、余韻も続く。
<小さめのチューリップ型>
ベリーやイチゴのニュアンスも感じとれる。ただ酸やアルコールを強く感じる。
<中くらいのバルーン型>
アルコールの揮発した香りを強く感じる。
<ブルゴーニュ型>
若干複雑な香りも感じとれるが、アルコールを強く感じる。
あわせるお料理や、温度、体調、抜栓後の時間経過などによってワインの香りや味わいは変わってきます。その時々のシーンにあったグラスをお選びください。
皆さまのご感想もお待ちしております!
写真と動画で見る(第8回マルケ州/ルーチェソーレ)
イタリアワイン通信講座 受講生のみなさま
イタリアワイン通信講座 第8回で特集するマルケ州の造り手Lucesole(ルーチェソーレ)を、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景とともにをご紹介します。
※動画は近日公開いたします。誠に申し訳ございませんが、今しばらくお待ちくださいませ。
写真と動画で見る(第8回ウンブリア州/レ・チマーテ)
イタリアワイン通信講座受講生のみなさま
イタリアワイン通信講座 第8回は、ウンブリア州の造り手「レ・チマーテ」について、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景とともにご紹介します。
ミネラルにつきまして
貴重なご質問を頂戴いたしましたので皆さまに共有させていただきます。
今回ご質問があったのが「ミネラル感について」です。
ワインを飲んでいると「ミネラル感」という言葉は実際よく出てきますが、
とても曖昧でわかりずらい表現ですよね。
というのも、ミネラルというのは「無機成分」なので、実際には香りもそのものの味わいも感じられるものではありません。
ワインの中に含まれるミネラルには、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、鉄、銅、アルミニウム、鉛、亜鉛などがあります。
特に冷涼な地域の石灰質を含む土壌で造られるワインは、ミネラル豊富なものが
多いといわれています。
それゆえ、ニューワールド系(アメリカ、オーストラリア、チリなど)のワインに比べ、イタリアワインやフランスワインにはミネラル感の高いワインが多く存在します。
しかしながら、ミネラル感と土壌との関係性は化学上解明されてはおらず、様々な分析や説があり、「ミネラル感」という表現も各ソムリエによって捉え方が様々です。
そこで、わかりやすく簡単に3つのカテゴリーにわけてみました。
①潮のニュアンス・・・磯の香り。スポーツドリンクを飲んだときの
わずかな塩っぽさ。
海水が口に入ったときに唇が収斂する感じ。
②石灰のニュアンス・・チョークや校庭に引く石灰のような粉っぽさ。
ヴィッテルやコントレックスといった硬度の高いミネラルウォーターの味。
③鉱物・金属のニュアンス・・・・石などのひんやりした固い感じ。
血の(鉄っぽい)味。蛇口から直接飲む水道水の味。
まずはこのような要素がワインの中に存在するか探ってみてください。
感じながら色々なワインを飲んでいくうちに、
「あ、これがミネラル」という感触を掴んでいただけるのではないかと思います!
Q.ワインが状態不良だった場合、交換可能ですか?
A.お届けしたワインが状態不良(ブショネ、劣化、吹き、ボトルのヒビ・割れなど)の場合、代替品に交換させていただきます。ただし、状態不良のワインは当社で回収しチェックをさせていただきますので、ワインは捨てずにまずはすぐにご連絡ください。
【お問合せ先】
フリーダイヤル:0120-991-202
営業時間:平日10:00-18:00(定休:土日祝)
FAX:03-5643-5559
E-MAIL:support@vinohayashi.com
Q.セカンドワインという呼び方をするワインがありますがフラッグシップワインとは何がどう違うのですか?
A.造り手にとって最上級ワインを意味するものがファーストワインです。最も良い畑で作られた最も良いブドウを使って造られるタイプで、その多くは長期熟成を要し、価格も高額となります。それに対しセカンドワインは、樹齢や畑の違いなどでファーストワインには使われなかったブドウを使用したり、異なる醸造方法で造られたりします。セカンドワインのメリットとしては同じ生産者のスタイルを感じつつ、より親しみやすい仕上がりで、尚且つ価格も抑えられるという点です。
一方でフラッグシップワインとは、ワイナリーで最も上位に位置するワイン、もしくは「顔」となる看板ワインを意味しています。
ワインの保管について
Q.ワインの保管に関して家庭では、どのように保管するのが良いでしょうか?
また栓を抜いてから何日ぐらいまで、美味しく飲めるでしょうか?
A.理想的な保管条件として、
・温度変化の少ない10~14℃の環境
・湿度60~70%の保たれた場所
・光が当たらない場所
・振動の無い場所
などが挙げられます。ワインセラーでの保管が望ましいですが、家庭内における最適な場所としては、上記の条件に近い場所での保管が望ましいです。(例:地下倉庫、北側の押入れ、床下ストッカー、冷蔵庫の“野菜室”など)冷蔵庫は乾燥や開け閉めの振動といった点において長期的には不向きと言えますが、特に夏場の温度変化が問題な場合などには利用した方が良いでしょう。
※詳しくは vol.4のコラム「価値を高めるワインの保存」で説明いたします。
一般的には冷蔵庫へ入れて3~4日程度は美味しく楽しむことができます。しかしこれはワインの種類、醸造方法、ヴィンテージなど様々な条件にも寄りますので、どういったタイプだとどのくらい日持ちするのかを意識して飲まれると、だんだんと推測ができるようになってきます。
Q.おすすめのセラー、メーカーはありますか?
A.ワインセラーにつきましては、誠に恐れ入りますが、弊社で特におすすめしているメーカーや機種はございません。現在は様々な種類のものが市販されておりますので、ご予算や環境などによりお客様によって最適なものが異なるかと存じます。
たとえば、ご予算や大きさなどお客様ご自身が優先したい条件を決めて探すというのも一つの方法かと思います。ワインセラーのメーカーの商品ページ以外にも、ワインショップなどにもご案内があるようなので、「ワインセラーの選び方」「ワインセラーを選ぶポイント」などで検索していただけましたらご参考になるサイトがあるかと存じます。
確認クイズ(14期|第1回トレンティーノ=アルト・アディジェ州)
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お届けワインとグラスの相性(14期|第1回トレンティーノ=アルト・アディジェ州)
受講生のみなさま第1回で発送させていただきました、トレンティーノ=アルト・アディジェ州の2本のワインについてお知らせいたします。
一緒にお送りした4つの形状の違うグラスで1本のワインを実際に飲み比べをしてみて、どのグラスがよりワインの美味しさを引き出せるかを検証するのも、この講座のポイントの一つです。
私たちスタッフも、4つのグラスを用いて、それぞれのワインをより引き立たせるものはどれかを選んでみました。よろしければ参考にしてみてください。
※写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。
Alto Adige DOC Sauvignon
コルタッチ|アルト・アディジェ ソーヴィニヨン
<ボジョレー型>
フレッシュな柑橘系の香りや蜜のような香りが広がる。大きめのボルドー型より香りを感じやすく、香り味わい共にバランスが良い。
<ブルゴーニュ型>
香りにインパクトがありとても良い。
<ボルドー型>
香りがダイレクトに伝わるが、グラスのボール部分が大きいものに比べるとやや印象が弱い。
<リースリング型>
味わいもバランスよくまとまってるが、グラスが小さい分コンパクトにまとまりすぎてしまう。
“Alto Adige DOC Schiava”SONNTALER”
コルタッチ|アルト・アディジェ スキアーヴァ “ソンタレール”
<ボジョレー型>
いちごのような柔らかい香りが立ち、やさしくまとまる印象でエレガントでバランスが良い。
<ボルドー型>
華やかなバラの香りがグラスから立ちのぼってくる。
きれいな酸味に、タンニンが穏やかに感じられる。
<リースリング型>
スミレ、イチゴジャム、バラなど様々な香りがつまっているように感じられる。このワインの特徴であるほろ苦さが良く伝わる印象。
<ブルゴーニュ型>
このワインに対してはグラスが大きすぎるため、香りのバランスが若干崩れやすく、香りが地味に感じられる。
味わいもやや弱く感じられる。