第9回はアブルッツォ州のワインを2本お送り致しました。
各グラスでどのような良さが引き出せるか。スタッフレポートを参考に、実践されてみてください。
fontefico|Abruzzo DOC Pecorino Superiore
フォンテフィーコ|アブルッツォ ペコリーノ・スーペリオーレ
<大きめのボルドー型>
果実味がギュッと詰った印象。カリンやレモン、ういきょうなどの香り。口に含むとグレープフルーツの皮の白い部分にあるような心地よい苦味があり、厚みのある味わい。凝縮感をかんじることができ、全体的にまとまっている。
<小さめのチューリップ型>
塩味、ミネラル、ういきょうといった香りが華やかに広がる。味わいにおいても品種の特徴の苦味や、酸味、果実味をバランスよく感じることができる。
<中くらいのバルーン型>
レモン、バジルの華やかな香り。香りはキレイに広がるがアルコール感が強く際立ってしまう。
<ブルゴーニュ型>
グラスに注いだ時にはグレープフルーツの華やかな香りを感じることができるが、ボールが大きいため時間が経つにつれ香りと味わいがぼけやすい。
TORRI | Montepulciano d’Abruzzo DOC 420 Montepulciano
トッリ | モンテプルチャーノ・ダブルッツォ 420モンテプルチャーノ
※未発売品
<中くらいのバルーン型>
全体的なバランスがとても良い。注ぎたてからよく開き、ユーカリやシソ、チョコレートなど複雑な香りが楽しめる。
全体的なバランスがとても良い。注ぎたてからよく開き、ユーカリやシソ、チョコレートなど複雑な香りが楽しめる。
<ブルゴーニュ型>
注ぎたては輪郭がぼやけてしまうが、時間が経つにつれ香りが出てきた。余韻の長さが感じられ、エレガントが印象。<大きめのボルドー型>
小さめのチューリップ型と同じように香りは強く感じられるが、より飲み疲れしない印象。<小さめのチューリップ型>
ブルーベリー、スパイスなど品種のもつ特徴がストレートに感じられる。果実の凝縮感が強く出ている。
注ぎたては輪郭がぼやけてしまうが、時間が経つにつれ香りが出てきた。余韻の長さが感じられ、エレガントが印象。<大きめのボルドー型>
小さめのチューリップ型と同じように香りは強く感じられるが、より飲み疲れしない印象。<小さめのチューリップ型>
ブルーベリー、スパイスなど品種のもつ特徴がストレートに感じられる。果実の凝縮感が強く出ている。
好みや飲むシチュエーションにより、グラスを選んで楽しむことができるワインと言えます。