第3回お届けワイン グラスとの相性について

通信講座第6期生のみなさま

第3回はリグーリア州とヴァッレ・ダオスタ州のワインを2本お送り致しました。
各グラスでどのような良さが引き出せるか、スタッフレポートを参考に、実践されてみてください。

一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べています。

ご参考にリグーリア州のワインはこちら

6期生アイモネ

ビオ・ヴィオ|リヴィエラ・リグーレ・ディ・ポネンテ ヴェルメンティーノ ”アイモネ” 2016

<大きめのボルドー型>
バジルやセージの清涼感ある香り。ミネラルときれいな酸味が非常にバランス良く奥行きがある。全体的にまとまっている。

<小さめのチューリップ型>
パイナップルやライムなどトロピカルなフルーツの香り。
酸味が最も感じられるので、フレッシュさを楽しみたい方にはオススメ。

<中くらいのバルーン型>
最初香り味わい共にバランスが良いが、時間が経つにつれて酸味がぼやけてしまう印象。

<ブルゴーニュ型>
香りは華やかに広がるが、このワインにはボウルが大きすぎて味わいが単調になってしまう。

8a84967340f912c1588384bd714e2299-1024x577ビオ・ヴィオ|リヴィエラ・リグーレ・ディ・ポネンテ ロッセーゼ “ウ・バスティオ”2016

<大きめのボルドー型>
バラ、カシスの香りが立ち昇り、可愛らしい酸味と果実味のバランスが良い。
程よいタンニンが心地よく感じられる。

<中くらいのバルーン型>
チェリーやカシス、ザクロといった果実のフルーティーで華やかな香り。味わいのバランスも非常に良く、ボルドー型と僅差で意見が分かれた。

<小さめのチューリップ型>
香りも味わいの凝縮感もギュッと詰まった印象。品種由来の豆の香りが感じ取りやすい。タンニンが硬めに感じられる。

<ブルゴーニュ型>
果実の香りが広がり、よく感じ取ることができる。中くらいのバルーン型よりタンニン、酸味は柔らかい。液体面積が広いため、時間が経つにつれて味わいがぼやけてしまう。

今回のワインはどちらも酸が綺麗な軽快なタイプですので、サラダやお肉を使った冷菜などと合うかと思います。お料理との相性もお楽しみください!