今月のワイン① バルベーラ・ダルバ ”マイルビー”について

受講生のみなさま Vino Hayashi の広報担当 柴田です。

通信講座 第2回分としてお届けしたワインについてもうお飲みになった方、またこの週末に楽しまれるという方も多いのではないでしょうか。

ピエモンテ州の現地で取材・撮影した写真をアップしましたので、ご覧ください。
(画像をクリックすると、より高解像度の大きな画像をご覧頂けます。)

これらの写真は、2010年より毎年収穫の時期に、ソムリエ林基就、Vino Hayashi代表林功二の二人が現地取材を行い撮影したものです。

ワインが出来た土地の風景、ブドウ畑、造り手を実際に見てワインを飲むと、ワインがより一層味わい深く感じられることと思います。

ヴィジン|バルベーラ・ダルバ ”マイ・ルビー” 2013 の商品ページはこちら

第2回お届けワイン 林基就のテイスティング・ノート

イタリアワイン通信講座第二期生のみなさま

先日お届けしたピエモンテ州の2本のワインは試されましたでしょうか。

林基就によるテイスティング・コメントをアップしましたので、既にお飲みになった方は、ご自身のテイスティング・コメントと比較し学習を深めて頂ければ幸いです。

クリックするとテイスティング・ノートがご覧頂けます(pdf形式 約800KB)

まだワインをお飲みになっていない方は、先にご覧にならずにご自身のテイスティング・コメントをつけてみるのをお薦めいたします。

今後、林基就のテイスティング・ノートを印刷したものは、毎翌月のテキストとしてお送りさせて頂きます。

第2回ワイン グラスとの相性について

受講生のみなさま

先日お届けしたピエモンテ州の2本のワインについて
形状の違う4つのグラスを用いてお試し頂けましたでしょうか。

ワインをより引き立たせるための
私たちスタッフからのおすすめグラスは・・・?

写真の一番右側(ボトルに近い方)から、おすすめ順で並べています。

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ヴィジン バルベーラ・ダルバ “マイ・ルビー” 2013

・グラスによる差は比較的少なく、
4種どのグラスでも悪くない

・ブルゴーニュグラスがより香りを引き立たせ、きれいな熟成を感じられ、穏やかな味わいを楽しめる

・バルベーラ種らしい果実の旨み、ベリー感をより感じたい場合は小さめのチューリップ型グラスも良い

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ストロッピアーナ ランゲ・ネッビオーロ2012

・華やかな香りが際立ち、余韻が最も心地よく感じられるのは大きめのボルドーグラス

・中くらいのバルーン型グラスは味わい、香りのバランスが共に良い

・大きいブルゴーニュグラスは、味わいは穏やかでキレイに感じられるが、香りが若干ぼやけてしまう印象がある

いかがでしたでしょうか?弊社スタッフの意見を総合して、おすすめのランキングをつけてみました。

ですが、ワインは、飲む温度、室温、ワインボトルの個体差によっても感じ方は違います。また、それぞれの好みもあります。

一概に正解はこれ!というものはないので、洗い物はちょっぴり大変かとおもいますが(笑)、是非4種類のグラスで飲み比べていろいろ感じて頂ければと思います。

既にお飲みになられた方も、ご自身で感じたグラスの相性と比べてどうだったか、ぜひ参考にしてみてください。メーリングリストへのご感想の投稿もお待ちしております!

 

第1回お届けワイン グラスとの相性について

先月お届けしたトレンティーノ=アルト・アディジェ州の2本のワインは試されましたでしょうか。

一緒にお送りした4つの形状の違うグラスで1本のワインを実際に飲み比べをしてみて、どのグラスがよりワインの美味しさを引き出せるかを検証するのも、この講座のポイントの一つです。
 
私たちスタッフも、4つのグラスを用いて、それぞれのワインをより引き立たせるものはどれかを選んでみましたのでよろしければ参考にしてみてください。

※写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。
  
Alto Adige DOC Sauvignon
Alto Adige DOC Sauvignon

<大きめのボルドー型>
香りがグラスから昇って来やすい。他のグラスと比べ、時間が経ってくると柑橘系のフレッシュさから蜜の香りのバランスがほどよくまとまり、整ってくる。総合的には一番適している。

<中くらいのバルーン型>
入れたては香りがボルドー型より感じやすく、印象が良い。ボリューム感も程よく適しているが、香りのまとまり方としては上記のボルドー型がベター。

<小さめのチューリップ型>
入れたての香りのインパクトが弱めだが、時間が経つにつれソーヴィニヨンらしい柑橘系の香りが出やすく、味わいもほのかな苦味を伴う。

<ブルゴーニュ型>
入れたては香りが良く、インパクトがありとても良いが時間が経つにつれ香りが飛んでしまいバランスが崩れがちになる。

Alto Adige DOC Schiava"SONNTALER"Alto Adige DOC Schiava"SONNTALER"

<中くらいのバルーン型>
全体的に柔らかい香りが立ち、樽と果実の香りがバランスよく引き出される。   

<ブルゴーニュ型>
香りはバランスがいいが、ワインを注いだ量にもより力が弱く感じてしまうことも。

<大きめのボルドー型><小さめのチューリップ型>
香りのバランスが若干崩れやすく、香りが地味に感じられる。 スモーキーさやヨード香が際立ちやすい。

上記が唯一の正解というわけではありません。
ワインを飲む環境、(温度や抜栓何時間後か)などによって適するグラスは変わってきます。
また、ワインだけで飲んだ場合と、食事とあわせて飲んだ場合とでも印象が変わってきます。
あくまでも参考にされてください。

ご挨拶

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Vino Hayashiの林功二です。

この度はイタリアワイン通信講座にお申し込み頂き、誠にありがとうございます。
お届けしているテキストには収まりきらないイタリア現地の写真や、造り手に林基就がインタビューした取材動画など、こちらのページで共有できればと思います。

1年間、どうぞよろしくお願い致します。
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