第7回お届けワイン グラスとの相性について

こんにちは。いよいよ後半に入りましたね!

第7回のワインについて、スタッフおすすめのグラスにつきましてレポートいたします。

添付しました写真では、一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べています。 ご参考にされてください!

コントゥッチ|ロッソ・ディ・モンテプルチャーノ 2012
Contucci Rosso di Montepulciano DOC 2012

<大きめのボルドー型>
香り、味わいのトータルバランスが一番よい。サンジョヴェーゼらしい赤ベリー系、特にいちごのような果実の香りが引き立つ。タンニン、酸、果実味のバランスも非常に良い。

<中くらいのバルーン型>
香りの広がり方がとても良い。口当たりは柔らかく、タンニンを滑らかに感じることができる。

<小さめのチューリップ型>
このワインにはグラスが小さすぎて、ワインの良さを充分に表現しきれない。もうひとまわり大きければ良いかもしれない。

<ブルゴーニュ型>
このワインにとってはグラスの口が広すぎるため、香りがぼやけてしまう。また、味わいも追いつかないような印象。

yantraセッテ・チエリ|トスカーナ・ロッソ ”ヤントラ” 2011Toscana Rosso IGT “yantra” 2011

<大きめのボルドー型>
他のグラスに比べ味わい、香りのバランスが良く、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローに適するとされているボルドー型のグラスがやはり一番このワインを引き立たせるという印象。

<小さめのチューリップ型>
香りが若干単調にも取れてしまうが、味わいの凝縮感がしっかりと感じられる。 全体のバランスとして考えるならば、悪くはない。

<中くらいのバルーン型><ブルゴーニュ型>
注ぎたての香りは良いが時間が経つにつれぼやけてしまいがち。 味わいにおいても、ボルドー型やチューリップ型の方が凝縮感や品種の良さが伝わりやすい。

 

ワインを飲む環境(温度や抜栓何時間後か)などによって適するグラスは変わってきます。また、ワインだけで飲んだ場合と、食事とあわせて飲んだ場合とでも印象が変わってきます。

今回のように、グラスの違いによりワインの違う特性を引き出すこともできるので、例えば酸味を引き出したい、もしくは穏やかに感じたいといった違うケースではそれに見合ったグラスをお選びください。