第8回ワイン グラスとの相性について

先日お送り致しましたマルケ州のワイン、もう飲まれましたでしょうか?
師走に入り、パーティーなどでワインを開けることも多くなることかと思います。

どのグラスを用意したらよいか?!スタッフおすすめのグラスにつきましてレポートいたしますので、ぜひご参考にされてください!
添付の写真で、一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べています。

buca
■Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico DOC “Buca della Marcona”
http://store.vinohayashi.jp/products/detail276.html

<大きめのボルドー型>
ラムネ、昆布、塩味、石灰質ミネラル感の香りが、一番心地よく感じられる。
ワインの奥に潜むナッツのような香りを感じ取りやすい。総合的には一番適している。

<小さめのチューリップ型>
一番凝縮して香りや味わいを掴めるので、ヴェルディッキオらしい苦味が感じられる。
品種の個性知るためには良いグラス。ボルドーには劣るがこちらも温度が上がってきたときにナッツのニュアンスを感じ取れる。

<中くらいのバルーン型・ブルゴーニュ型>
入れたては香りが華やかに広がり、インパクトがありとても良いが、
時間が経つにつれ香りが飛んでしまいぼやけてしまう。

campofiorito
■Rosso Conero DOC “CAMPOFIORITO”http://store.vinohayashi.jp/products/detail156.html

<大きめのボルドー型>
コーヒー、チョコレート、ブラックベリー、湿った落ち葉、腐葉土のような香り。
果実味の凝縮感があり、香りの印象を一番しっかりとらえやすく、余韻も長く感じ取れる。時間がたってもバランスを崩さずゆっくりと楽しむことができる。

<小さめチューリップ型>
モンテプルチャーノの凝縮感を非常に良く感じ取れるので、品種の個性の認識をしやすいが、せっかくの良い香りはこのグラスの小ささでは表現しきれない部分がある。

<ブルゴーニュ型・中くらいのバルーン型>
このワインの個性ある香りが柔らかく広がって良いが、特徴である「力強さ」も柔らかく感じてしまう。口当たりまろやかに飲みたい場合などにはこちらのグラスを使うとよい。

あわせるお料理などによってもワインの印象は変わってきますので、向いているグラスも変わってくるものです。
「正解」というものはないですので、気軽にワインとお付き合いしてみてくださいね。

皆さまのご感想もお待ちしております!

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