写真と動画で見る(16期 ヴァッレ・ダオスタ州|ロッセ・テロワール) イタリアワイン通信講座受講生のみなさま イタリアワイン通信講座 第3回で特集するヴァッレ・ダオスタ州について、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景を写真でご紹介します。 アルプスに囲まれた渓谷が生み出す特異な文化ヴァッレ・ダオスタ州は、ピエモンテ州の北に位置するイタリア最北西の州。北はスイス、南西はフランスと国境を接し、モンテ・チェルヴィーノ(マッターホルン)、モンテ・ローザ、モンテ・ビアンコ(モンブラン)という名峰に囲まれる山岳地帯。冬はスキーをはじめとするウィンタースポーツが人気で、夏はアルピニストの町と化します。 ロッセ・テロワールは、まだ設立20年あまりの若いワイナリー。ワイナリーの電力は、太陽光発電パネルによりまかなうなど、地域の環境保護にも重きを置いている。© Stopdown Studio – www.stopdown.it ロッセ・テロワールの畑は、一番高い標高で1000m近くに及ぶ。 ブドウの選果中。 隣接するピエモンテ州の代表品種のネッビオーロ種も標高500mで造られています。 洗練されたテイスティングルーム © Stopdown Studio – www.stopdown.it ブドウ本来の味を表現するために、一部テラコッタのアンフォラを使用しているワインもある。木樽の木材の典型的なタンニンを放出することなく、微量酸素化を促進し、キレイなワインに仕上がる。© Stopdown Studio – www.stopdown.it アオスタから東に位置する、グレッソネイ=サン=ジェアン村では、山小屋風の建物が目に飛び込んでくる。photo by Yuji Komatsu ヴァッレ・ダオスタ名産フォンティーナチーズは、ヴァルドスターナ種の牛のミルクだけが使われる。photo by Yuji Komatsu Ophoto by Yuji Komatsu photo by Yuji Komatsuヴァッレ・ダオスタの特産のフォンティーナチーズのフォンドゥータ。スイス国境付近なため、チーズフォンドュに似ているが、白ワインが入っていないサラッとしたタイプ。 アオスタの名産、手前からブーダン(豚の血またはビーツ、じゃがいもやベジタブルなど入れた赤紫色したサラミ)、モチェッタ(イノシシ、シカ、ロバの生ハムを乾燥させたもの)、生ハム。