第4回お届けワイン グラスとの相性について

イタリアワイン通信講座第6期生の皆さま

第4回は、エミリア=ロマーニャ州の2本のワイン
(どちらもサンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ種100%)になります。
ワインをより引き立たせるためにはどのグラスが一番良いか、比較しましたので参考にしてみてください。写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。P1010973-1024x576サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ スーペリオーレ”イ・マンドルリ”2016 3,456円(税込)

<大きめのボルドー型>
すもものような赤系果実の香りを感じやすく、酸味、タンニンのバランスも良い。
香り・味わいともにボルドー型が一番バランスが良い。

<中くらいのバルーン型>
香りの広がりを楽しめるが、味わいにおいてサンジョヴェーゼの個性が出にくくなる。

<小さめのチューリップ型><ブルゴーニュ型>
チューリップ型はピーマンのような青い香りやアルコールの強さが際立ち、ブルゴーニュ型は香り、味わい共にぼやけがちな印象。

P1010974-1024x576サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ スーペリオーレ”トレ・ロッケ”2016 4,104円(税込)

向かって右から、
<大きめのボルドー型>
甘草、木いちご、赤系果実の香りに加え、シナモンやピンクペッパーといったスパイス系の香りや、木樽熟成由来のコーヒーやバニラといった香ばしい香りも感じ取れる。タンニンはきめ細かく繊細だが存在感が非常にあり、ワインのポテンシャルを感じられる。
スタッフの意見もほとんど一致したのがボルドーグラス。

<小さめのチューリップ型>
甘い香りが際立ち、ボルドー型より酸味やタンニンを感じ取れる。凝縮感がしっかりとした印象。

<中くらいのバルーン型>
メンソールの香りが印象強いが、バランスが崩れがちに。

<ブルゴーニュ型>
香り、味わいともに広がりすぎてぼやけてしまう印象に。

ワインの温度、何を一緒に食べていたか、抜栓してどのくらい時間が経っている か、その日の体調などによっても感じ方は変わってきます。
上記が解答ではありません。あくまでも、参考になさってください。
既にお飲みになられた方も、ご自身で感じたグラスの相性と比べてどうだったか、ご感想お待ちしております!

【質問・お問合せ】
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kouza@ml.vinohayashi.com

写真で見るエミリア=ロマーニャ州|第4回お届けワインについて

イタリアワイン通信講座第6期生の皆さま
事務局の林功二です。

イタリアワイン通信講座 第4回は、エミリア=ロマーニャ州のワインについて、
私たちが実際に取材し撮影した現地の風景、造り手であるニコルッチをご紹介します。

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ムッソリーニの故郷として有名なプレダッピオという街があります。
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プレダッピオの隣の丘の上にある小さな村が、プレダッピオ・アルタ。
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ロマーニャ地方のワイン生産において、歴史的に重要なその村を代表するワイナリーが、ニコルッチです。
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ブドウ畑は標高350~400mの丘の上に位置します。ロマーニャ地方でも特に標高の高い急斜面での栽培。
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また、伝統的な大樽を用いた熟成により、長期熟成に耐え得るパワフルで繊細な赤ワインを造り出す造り手です。
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たわわに実る「サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ」。
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ワイナリー内にずらっと並ぶ古酒。
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セメントタンク熟成の「イ・マンドルリ」は野菜の酢漬けや生ハムと一緒に。
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アレッサンドロ・ニコルッチ氏にインタビュー。
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トップキュヴェ「プレダッピオ・ディ・ピレダッピオ」はガンベロ・ロッソ誌最高評価3グラス獲得の常連アイテム!

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第9回ワイン グラスとの相性について

第9回はアブルッツォ州のワインを2本お送り致しました。

各グラスでどのような良さが引き出せるか。スタッフレポートを参考に、実践されてみてください。

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fontefico|Abruzzo DOC Pecorino Superiore 2016
フォンテフィーコ|アブルッツォ ペコリーノ・スーペリオーレ 2016

<大きめのボルドー型>
果実味がギュッと詰った印象。カリンやレモン、ういきょうなどの香り。口に含むとグレープフルーツの皮の白い部分にあるような心地よい苦味があり、厚みのある味わい。凝縮感をかんじることができ、全体的にまとまっている。

<小さめのチューリップ型>
塩味、ミネラル、ういきょうといった香りが華やかに広がる。味わいにおいても品種の特徴の苦味や、酸味、果実味をバランスよく感じることができる。

<中くらいのバルーン型>
レモン、バジルの華やかな香り。香りはキレイに広がるがアルコール感が強く際立ってしまう。

<ブルゴーニュ型>
グラスに注いだ時にはグレープフルーツの華やかな香りを感じることができるが、ボールが大きいため時間が経つにつれ香りと味わいがぼけやすい。

 

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fontefico|Cerasuolo d’Abruzzo DOC Superiore 2016
フォンテフィーコ|チェラスオーロ・ダブルッツォ・スーペリオーレ2016

<中くらいのバルーン型>
赤い花、ザクロ、といった可愛らしい香りが広がる。クランベリーやアメリカンチェリーのような余韻が感じられ、全体的にキレイにまとまっている。

<大きめのボルドー型>
華やかな香りと果実味をとらえやすく、あとからチャーミングな酸味を感じる。
中くらいのバルーン型に比べ全体的に優しい味わい。

<ブルゴーニュ型>
入れ注ぎたての印象は悪くないが、時間が経つにつれて香りの複雑性が感じられにくくなり、ややぼやけてしまう印象に。

<小さめのチューリップ型>
品種の個性であるミントの香りといった清涼感を一番感じるグラス。時間が経つにつれて、香りは飛びづらいが香りと味わいがばらついてしまいます。
好みや飲むシチュエーションにより、グラスを選んで楽しむことができるワインと言えます。

好みや飲むシチュエーションにより、グラスを選んで楽しむことができるワインと言えます。

 

写真で見るアブルッツォ州|第9回お届けワイン|fontefico(フォンテフィーコ)

イタリアワイン通信講座第5期生のみなさま

第9回お届けアブルッツォ州のワインについて、
私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。

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ブーツ型のイタリア 足首からふくらはぎにかけて長く続くアドリア海の海岸線
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かつてペコラ(羊)が好んでこの実を食べていたことから名付けられたというペコリーノ種 ※今回お送りした2016ヴィンテージより、ラベルが変更となっております。
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地元のチーズとサラミの盛り合わせ

名産 旨辛サラミ ヴェントリチーナ
名産 旨辛サラミ ヴェントリチーナ
棚仕立で作られるモンテプルチャーノ種
棚仕立で作られるモンテプルチャーノ種
ペコリーノ種
ペコリーノ種
マンマお手製の絶品グリル野菜
オーガニック認定の畑
オーガニック認定の畑
弟エマヌエーレ、兄二コラとマンマ
弟エマヌエーレ、兄二コラとマンマ
若き兄弟の情熱により飛躍するワイナリー フォンテフィーコ
若き兄弟の情熱により飛躍するワイナリー フォンテフィーコ

マンマお手製の絶品グリル野菜

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第3回お届けワイン グラスとの相性について

通信講座第6期生のみなさま

第3回はリグーリア州とヴァッレ・ダオスタ州のワインを2本お送り致しました。
各グラスでどのような良さが引き出せるか、スタッフレポートを参考に、実践されてみてください。

一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べています。

ご参考にリグーリア州のワインはこちら

6期生アイモネ

ビオ・ヴィオ|リヴィエラ・リグーレ・ディ・ポネンテ ヴェルメンティーノ ”アイモネ” 2016

<大きめのボルドー型>
バジルやセージの清涼感ある香り。ミネラルときれいな酸味が非常にバランス良く奥行きがある。全体的にまとまっている。

<小さめのチューリップ型>
パイナップルやライムなどトロピカルなフルーツの香り。
酸味が最も感じられるので、フレッシュさを楽しみたい方にはオススメ。

<中くらいのバルーン型>
最初香り味わい共にバランスが良いが、時間が経つにつれて酸味がぼやけてしまう印象。

<ブルゴーニュ型>
香りは華やかに広がるが、このワインにはボウルが大きすぎて味わいが単調になってしまう。

8a84967340f912c1588384bd714e2299-1024x577ビオ・ヴィオ|リヴィエラ・リグーレ・ディ・ポネンテ ロッセーゼ “ウ・バスティオ”2016

<大きめのボルドー型>
バラ、カシスの香りが立ち昇り、可愛らしい酸味と果実味のバランスが良い。
程よいタンニンが心地よく感じられる。

<中くらいのバルーン型>
チェリーやカシス、ザクロといった果実のフルーティーで華やかな香り。味わいのバランスも非常に良く、ボルドー型と僅差で意見が分かれた。

<小さめのチューリップ型>
香りも味わいの凝縮感もギュッと詰まった印象。品種由来の豆の香りが感じ取りやすい。タンニンが硬めに感じられる。

<ブルゴーニュ型>
果実の香りが広がり、よく感じ取ることができる。中くらいのバルーン型よりタンニン、酸味は柔らかい。液体面積が広いため、時間が経つにつれて味わいがぼやけてしまう。

今回のワインはどちらも酸が綺麗な軽快なタイプですので、サラダやお肉を使った冷菜などと合うかと思います。お料理との相性もお楽しみください!

写真で見るヴァッレ・ダオスタ州|第3回

アオスタという小さい土地の中で、量より質を重視した勢いのあるワイナリーです。
アルプスに囲まれた渓谷が生み出す特異な文化ヴァッレ・ダオスタ州は、ピエモンテ州の北に位置するイタリア最北西の州。北はスイス、南西はフランスと国境を接し、モンテ・チェルヴィーノ(マッターホルン)、モンテ・ローザ、モンテ・ビアンコ(モンブラン)という名峰に囲まれる山岳地帯。冬はスキーをはじめとするウィンタースポーツが人気で、夏はアルピニストの町と化します。
高い山々に囲まれたアオスタの盆地は、ヴァッレ・ダオスタ州の中で最も広い平地です。
高い山々に囲まれたアオスタの盆地は、ヴァッレ・ダオスタ州の中で最も広い平地です。

 

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黒ブドウはピノ・ネロ、ガメイ、プティ・ルージュ、フミン、シラー。白ブドウはプ ティ・アルヴィーヌ、モスカート、ミュラー・トゥルガウなどの栽培が主流です。

 

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現在は、伝統、革新をそれぞれ取り入れて、全部で8種類のブドウ品種を作っています。
ヴァッレ・ダオスタ州ではポピュラーな白ブドウ品種であるプティ・アルヴィーヌ

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もともと2~3種類のブドウ品種を作ってきましたが、新たに土着品種や国際品種も栽培し始めました。
イタリアで最も小さな州ながら、日当たりの良い、温暖な気候に恵まれ、ブドウなどの果樹の栽培に適しています。

D&Dはヴァッレ・ダオスタ州の州都であるアオスタから程近いコサン地方にあるワイナリーです。

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ヴァッレ・ダオスタ州は紀元前25世紀頃にはローマ人に征服された歴史を持ち、今日でもローマ遺跡が良い保存状態で残っています。

写真で見るリグーリア州|第3回お届けしたワイン

イタリアワイン通信講座第6期生のみなさま

お届けしたリグーリア州のワインについて、
私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。

リグーリア州は食材の宝庫で、素材を生かしたイタリア料理のイメージにぴったり当てはまります。
実際に隣国フランスのカンヌ、ニースやモナコの高級レストランのシェフが、リグーリアまで食材の調達に足を運ぶほど。

実は、私たちがイタリア出張で一番楽しみにしているのが、第3回でお届けしたワイナリーBioVio(ビオ・ヴィオ)での食事です。

マンマが作る料理はどれも美味しくて優しい。
ついつい食べ過ぎますが、翌日もたれることはありません。
外食続きのイタリア出張では本当に癒されます。
(一緒に食卓を囲む美人3姉妹にはさらに一層癒されてます。笑)

ビオ・ヴィオの写真(私の大好きなバジルを練りこんだ生パスタ”ファルファッレ”も)をアップしましたので、ぜひご覧ください。

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ヴェルメンティーノは、主にサルデーニャ島、トスカーナ州(地中海側)、リグーリア州で作られる白ブドウ。 14世紀にスペインからコルシカ島に持ち込まれ、14~18世紀にリグーリア州へ、その後サルデーニャ島に渡ったとされています。セージやタイム、ローズマリーといったハーブのアロマが特徴的でトロピカルフルーツ、パイナップルの香りも感じられます。
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ピガートは、リグーリア州原産の白ブドウです。ヴェルメンティーノはコンパクトな房で果実が小さく、熟した後でも果皮が緑かかっているのに対し、ピガートは房が大きくて果実の間隔が空いており、熟した後はとてもキレイな黄色になります。

 

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リグーリアの州都ジェノバから海岸沿いに南西へ向かうとアルベンガという小さな街があります。

 

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ビオヴィオのファミリーはこのアルベンガで古くから農業を営んできました。

 

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1999年までは作ったブドウを売却していましたが、2000年にワイナリーを設立。

 

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質の高いピガート、ヴェルメンティ-ノやロセーゼといったこの土地土着のブドウからワインを造っています。

 

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気候条件など自然環境に恵まれたアルベンガでは、伝統的にオーガニック(有機的)な農業が営まれてきました。

 

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ビオヴィオは1989年にビオロジコの認証を取得していますが、取得にあたって特に何も変える必要はなかったとのこと。自然なものだけを使ってブドウ作りを行ってきた生産者です。

 

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2.5キロメートル先に海が広がり、逆側はアルプス山脈の麓という絶好のロケーションにある畑から作られるワインは、誰もが驚く程キレイなビオワインです。

 

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実は、私がイタリア出張で一番楽しみにしているのが、ビオ・ヴィオさんのお宅での食事です。 マンマが作る料理はどれも美味しくて優しい。

 

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ついつい食べ過ぎますが、翌日もたれることはありません。 外食続きのイタリア出張では本当に癒されます。 (一緒に食卓を囲む美人3姉妹にはさらに一層癒されてます。笑)

 

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奥さんの手作り、バジルを練りこんだ生パスタ”ファルファッレ”は絶品です!

 

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<イタリアワイン通信講座>前期期末テストの正解率発表

イタリアワイン通信講座 第5期生の皆様

Vino Hayashi東でございます。

遅くなりましたが、
イタリアワイン通信講座前期期末テストの正解率を集計致しました。

全20問、1問を5点として計算致しましたところ、平均点は83.9点でした。

わかりやすい問題、難しい問題といろいろありましたので、
全体の正解率とご自分の解答と見比べて参考にしてください。

<以下のリンクより問題を見ることができます>
まだテストをされてない方も挑戦可能です。
http://store.vinohayashi.jp/c.php?p=cae89e9524ac465dde0e83d84863325ae
(PCでもスマートフォンでも閲覧・解答できます)
復習をすることで記憶に残ると思いますので、是非活用してください。

テストと共にアンケートにもお応え頂き、有難うございました。

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<イタリアワイン通信講座>ヴェルディッキオについて

<イタリアワイン通信講座>ヴェルディッキオについて

イタリアワイン通信講座第5期生の皆さま

いつもご愛顧いただきありがとうございます。
Vino Hayashiの鶴岡でございます。

イタリアワイン通信講座<第8回>は、マルケ州・ウンブリア州についてご紹介致しました。
今日は、マルケ州の土着品種「ヴェルディッキオ」について少しお話します。

この品種は比較的お手ごろな価格のものから世に出回っており、日本でも割りと見かけることができます。
ちなみに私はファミレスの○イ○リヤで、ヴェルディッキオのボトルを時々注文しますが、安旨でなかなかいけます(笑)!!
昔から売られているペッシェ・ヴィーノというお魚の形をしたかわいいボトルをご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
このヴェルディッキオ種が使われているワインです。(ちなみにイタリア語でペッシェは魚、ヴィーノはワインという意味です。)

ヴェルディッキオに関して言いますと、比較的アドリア海に近く、広いエリアの『ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ』と、
アペニン山脈の麓の小さいエリア『ヴェルディッキオ・ディ・マテリカ』と、二種類あります。
同じ品種のワインと言えどもあえて違う銘柄として確立しています。

品種の特徴としては、ミネラルと酸味!!これが溌剌と感じられるタイプが個人的にはだいすきです!!
ミネラルは石灰系であったり、昆布出汁っぽいニュアンスを見つけることができます。それが感じられるたびに、
これは「和食に合うなあ~」としみじみ感じます。たとえば、おでんであったり、タコとわかめの酢の物であったり。
皆様も是非いろいろと合わせてみてください。私たちの日常の食卓に、非常に合わせやすいブドウ品種なんですよ!
あとは、アーモンドっぽい香りがするのも特徴のひとつといえます。

ヴェルディッキオは比較的早飲みタイプのデイリーワインの生産量が多いですが、RISERVAのカテゴリーもあり、
長期熟成が可能な高いクオリティのアイテムもあります!
日本ではまだあまり出回っていませんが、最近はスプマンテを造る生産者も増えてきています。
品種の名前が長くてでたいへんですが、是非、覚えておいてくださいね!

実際、マルケ州のこの辺りを訪れる機会はなかなか無いと思います。なぜなら、
目立った観光地がない上に、ローマやフィレンツェなど、大都市から行くにしても
アペニン山脈を越えなければならず、とても行きづらいエリアだからです。。
私は個人的にヴェルディッキオが大好きなので、実はがんばって行ってみましたが、
「マテリカ」という駅に着いたとき、この上なく嬉しかったことが今でも忘れられません!

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あと、ご紹介が遅れましたが、みなさまにひとつご案内です。
弊社の福利厚生?!「まかないワイン」をまとめた記事です。社内でブラインドテイスティングを行い、
ワインの味わいの捕らえ方を鍛えております!日ごろの私たちの勉強の様子をご覧頂けます。
https://www.modern-blue.com/page/topics/b018_makanai/150219_b018_makanai.html

参考ついでに、ヴェルディッキオをブラインドテイスティングした際の記事をご案内します。
https://www.modern-blue.com/page/topics/b018_makanai/150402_b018_makanai.html

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<イタリアワイン通信講座>ウンブリア州おすすめの町

イタリアワイン通信講座第5期生の皆さま

いつもご愛顧いただきありがとうございます。
Vino Hayashiの東です。

イタリアワイン通信講座第8回をお送りいたしました。
終盤に差し掛かり、中部イタリアのウンブリア州とマルケ州に入ってきました。

小ネタとしてですが、ウンブリア州にはスポレートというロマネスク建築の建物が多く残る、いかにも“中世”な雰囲気の町があります。
あまり知られてはいないのですが、ここでは毎年春に数多くの生産者を集めたワインの試飲会「Vini del Mondo」が開催されています。
出展する生産者は北から南まで様々で、個性あるワインを試飲することができます。
ちょうど僕がヴェネツィアに留学して間もない頃、このスポレートで行われるVini del Mondoに誘ってもらう機会がありました。
まだ二十歳とお酒が飲める歳になったばかりでしたが、数多くのワインに囲まれて、たくさん試飲したことを鮮明 に覚えています。
イタリアの右も左も、さらにはワインのワの字も知らなかったので、町の建築物を見たり、
試飲会で様々な種類のワインを試飲したりし、感性がとても 刺激された一日になりました。
州都のペルージャからも電車で行くことができ、また、ローマからも一時間半ほどの距離なので日帰り観光も可能です。
スポレートは、一度は是非足を運んでいただきたい町です。

これまでのワインについての疑問などございましたらお気軽に下記のアドレスにご連絡ください。

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