お届けワインとグラスの相性(第8回マルケ/ウンブリア州)

第8回は赤・白2本のワインをお送りいたします。弊社スタッフも4種のグラスで試飲してみました。皆様も各グラスごとに香りや味わいの特徴を掴んでみて下さい。

イッポカンポ1024Lucesole|Verdicchio dei Castelli di Jesi DOC Classico “IPPOCAMPO”
ルーチェソーレ|ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イェージ・クラッシコ “イッポカンポ”

<大きめのボルドー型>
酸とミネラルがダイレクトに伝わり、グレープフルーツの果実味もフレッシュに感じる。余韻も比較的長く続きバランスが良い。

<小さめのチューリップ型>
若干柑橘系の香りを弱く感じる。酸味と凝縮感がありしっかりとまとまった印象。

<中くらいのバルーン型>
果実味を感じやすく厚みがある。アルコール感、苦味も感じる。

<ブルゴーニュ型>
スワリングするとハーブや火打ち石のような香りの複雑性を感じるが、全体的にぼやけた印象。

モンテファルコロッソ1024LE CIMATE|Montefalco Rosso
レ・チマーテ|モンテファルコ・ロッソ

<大きめのボルドー型>
カシスやブラックチェリーの華やかな香りやシナモンやペッパーなど複雑性も感じる。なめらかなタンニン、余韻も続く。

<小さめのチューリップ型>
ベリーやイチゴのニュアンスも感じとれる。ただ酸やアルコールを強く感じる。

<中くらいのバルーン型>
アルコールの揮発した香りを強く感じる。

<ブルゴーニュ型>
若干複雑な香りも感じとれるが、アルコールを強く感じる。

あわせるお料理や、温度、体調、抜栓後の時間経過などによってワインの香りや味わいは変わってきます。その時々のシーンにあったグラスをお選びください。

皆さまのご感想もお待ちしております!

写真と動画で見る(第8回マルケ州/ルーチェソーレ)

イタリアワイン通信講座 受講生のみなさま

イタリアワイン通信講座 第8回で特集するマルケ州の造り手Lucesole(ルーチェソーレ)を、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景とともにをご紹介します。

※動画は近日公開いたします。誠に申し訳ございませんが、今しばらくお待ちくださいませ。

IMG_7253
健康的なモンテプルチャーノ種。

 

ヒマワリ畑の隣のブドウ畑。
ヒマワリ畑の隣のブドウ畑。

 

アドリア海を臨むカンティーナ。
アドリア海を臨むカンティーナ。

 

アグリツーリズモ(宿泊施設)、トラットリアを併設したワイナリー。
アグリツーリズモ(宿泊施設)、トラットリアを併設したワイナリー。

 

ワインにサクランボを漬け込んだ『ヴィショラ』という甘口のリキュールも造っています。
ワインにサクランボを漬け込んだ『ヴィショラ』という甘口のリキュールも造っています。

 

造り手のマッシミリアーノさん。
造り手のマッシミリアーノさん。

 

栽培・醸造家の兄とシェフの弟
栽培・醸造家の兄とシェフの弟

IMG_7254
IMG_7270

IMG_7300-1
IMG_7308
IMGP3501
IMGP3511

IMGP4178
IMGP4196

アンコーナの港湾に沿ってる城壁。
アンコーナの港湾に沿ってる城壁。

 

DJI_0002 - コピー

アンコーナの大聖堂。
アンコーナの大聖堂。

 

アンコーナにあるサン・ドメーニコ教会。
アンコーナにあるサン・ドメーニコ教会。

 

アンコーナの観光名所のカルモの噴水。
アンコーナの観光名所のカルモの噴水。

 

Urbino
ウルビーノにある植物園。

 

ラファエロ・サンティの銅像。
ウルビーノで生まれたルネサンスの代表的なラファエロ・サンティの銅像。

 

Urbino4

Urbino2

国際アコーディオン博物館
アンコーナから20キロメートル離れたカステルフィダルドには国際アコーディオン博物館がある。

 

DSC_1637

シローロ
1994年からブルーフラッグビーチとして認証されたシローロ。良い入浴水質と環境保護のスポットとして認識されている。

 

DSC_1669

IMG_7624

スフェーラ・グランデ(大きな球)という銅像。
ペーザロにあるアルナルド・ポモドーロの有名なスフェーラ・グランデ(大きな球)という銅像。

 

ジョアキーノ・ロッシーニ
1800年代に活躍していた作曲家のジョアキーノ・ロッシーニはペーザロで生まれた。

 

写真と動画で見る(第8回ウンブリア州/レ・チマーテ)

イタリアワイン通信講座受講生のみなさま

イタリアワイン通信講座 第8回は、ウンブリア州の造り手「レ・チマーテ」について、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景とともにご紹介します。

 

レ・チマーテのカンティーナ
レ・チマーテのカンティーナは入口からロゴが見える。

 

P1020611

モンテファルコ・サグランティーノのブドウ畑。
モンテファルコ・サグランティーノのブドウ畑。

 

P1020612

P1020607
オーナーのパオロさん。
P1020654
ステンレスタンクは上下二層式になっており、しっかりと温度管理がなされている。

 

IMG_6975

IMG_6994

P1020690
レ・チマーテが用意したアンティパスト。

 

IMGP0025

Spoleto
スポレートの大聖堂が面する広場。

 

Spoleto2
スポレートのポンテ・デッレ・トッリ(塔の橋)。

 

Perugia2
ペルージャの眺め。

 

Perugia

Duomo.Orvieto
1591年に完成されたオルビエートの大聖堂。

 

DSCN1099
プロシュートとサラミとブルスケッタのアンティパスト。

 

DSCN1114
オリーブの木で作られた調理器具。オルビエートでは木製の工芸品はよく見かけられる。

 

DSCN1116
オルヴィエートにはかわいいお土産屋さんが集まる。 「ようこそ」「いらっしゃいませ」と書いてあるベルも販売している。

 

Assisi
アッシジのサンタ・キアラ聖堂。

 

Assisi2
サン・フランチェスコ聖堂の修道院。

 

お届けワインとグラスの相性(13期/第1回トレンティーノ=アルト・アディジェ州)

受講生のみなさま第1回で発送させていただきました、トレンティーノ=アルト・アディジェ州の2本のワインについてお知らせいたします。

一緒にお送りした4つの形状の違うグラスで1本のワインを実際に飲み比べをしてみて、どのグラスがよりワインの美味しさを引き出せるかを検証するのも、この講座のポイントの一つです。

私たちスタッフも、4つのグラスを用いて、それぞれのワインをより引き立たせるものはどれかを選んでみました。よろしければ参考にしてみてください。

※写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。
IMG_0033-2Alto Adige DOC Sauvignon
コルタッチ|アルト・アディジェ ソーヴィニヨン

<中くらいのバルーン型>
フレッシュな柑橘系の香りや蜜のような香りが広がる。大きめのボルドー型より香りを感じやすく、香り味わい共にバランスが良い。

<ブルゴーニュ型>

香りにインパクトがありとても良い。

<大きめのボルドー型>
香りがダイレクトに伝わるが、グラスのボール部分が大きいものに比べるとやや印象が弱い。

<小さめのチューリップ型>
味わいもバランスよくまとまってるが、グラスが小さい分コンパクトにまとまりすぎてしまう。

 

IMGP9928“Alto Adige DOC Schiava”SONNTALER”
コルタッチ|アルト・アディジェ スキアーヴァ “ソンタレール”

<中くらいのバルーン型>
いちごのような柔らかい香りが立ち、やさしくまとまる印象でエレガントでバランスが良い。

<大きめのボルドー型>
華やかなバラの香りがグラスから立ちのぼってくる。
きれいな酸味に、タンニンが穏やかに感じられる。

<小さめのチューリップ型>
スミレ、イチゴジャム、バラなど様々な香りがつまっているように感じられる。このワインの特徴であるほろ苦さが良く伝わる印象。

<ブルゴーニュ型>
このワインに対してはグラスが大きすぎるため、香りのバランスが若干崩れやすく、香りが地味に感じられる。
味わいもやや弱く感じられる。

写真と動画で見る***(13期/第1回トレンティーノ=アルト・アディジェ州)

イタリアワイン通信講座 第1回で特集するトレンティーノ=アルト・アディジェ州についてお届けしたワインの生産者Kurtatsch(コルタッチ)を、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。

そして…空からドローンで撮った動画をご覧ください!

IMG_0296
グリ系品種のゲヴュルツトラミネール。

 

IMG_0282
ソーヴィニヨン・ブラン
IMG_1985
このように色着いていますが、白ワインが造られます。

 

IMGP0806

IMGP2994

IMGP2995

IMGP3003
色づき始めたスキアーヴァ種。

 

IMGP3005
コルタッチのスキアーヴァは棚仕立て。樹齢は約40年。
IMG_6740
6千リットルの大樽。

 

IMG_6742
発酵・熟成に使用されるセメントタンク。

 

IMG_6744
コルタッチは村の協同組合が経営するアルト・アディジェでは比較的規模の大きなワイナリーです。

 

IMGP3019
チロル様式のカンティーナの建屋。

 

IMGP0780
山塊の麓に張り付くブドウ畑。

 

IMGP4154
北のオーストリアに向かうアディジェ峡谷を走る高速道路(A22)。

 

IMGP4177
道路看板はドイツ語とイタリア語の並記。

 

IMGP4184
ここはイタリアですが、いかにもドイツ的な建物。

 

IMGP4228
屋外にも設置される大きなステンレスタンク。

 

IMGP4313
降雪残る、1月のアルト・アディジェ。

 

IMG_0283
日当たりの良い傾斜の畑。

 

IMG_1947

IMG_1956

IMG_1961

IMG_1964
2,000m級の山脈に囲まれた平地。

 

IMG_1967

IMG_6738

IMG_6749

IMG_6756

IMG_6789

IMGP0726

IMGP0766

IMGP0784

IMGP4152

IMGP4169

IMGP4170

IMGP4171

IMGP4190

IMGP4211

IMGP4242

IMGP4271
貯蔵庫内にはバリックが並んでいます。

 

IMGP4281
IMGP4314
44421368_245227536342409_1128496175918350336_n

1年間どうぞよろしくお願いいたします。

動画で見てみよう!(13期/第1回トレンティーノ=アルト・アディジェ州)

第1回vol.1テキスト8〜9ページでは、“なぜイタリアワインは多様なのか”ということを解説しておりますが、その大きな要素の一つである“生産者の多様性”を理解する上で、大変分かりやすい動画がありますのでご紹介させていただきます。

12世紀から現在までのヨーロッパ諸国の支配領土の遷移を動画にしたものです。

イタリア半島のみならず、ヨーロッパの歴史が感覚的に理解できます。

フランス、スペインに比べ、イタリア半島のがいかに他民族の影響を受けてきたのかというところがポイントです。ぜひご覧ください。

 

写真と動画で見る(トスカーナ州|ピエトロ・ベコンチーニ)

イタリアワイン通信講座受講生のみなさま

第7回お届けするトスカーナ州のワインについて、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景、造り手であるピエトロ・ベコンチーニをご紹介します!!

フィレンツェとピサの間に位置するサンミニアート
フィレンツェとピサの間に位置するサンミニアート

 

60949340_360518121480016_1724713807848144896_n

61067818_360517911480037_5707508827641872384_n
61274323_360518091480019_6801063683670671360_n
61004149_360517714813390_2678251248263626752_n

このエリアはワインだけでなく白トリュフの産地としても有名
このエリアはワインだけでなく白トリュフの産地としても有名

 

サンジョヴェーゼ
サンジョヴェーゼ
いろいろな種のブドウが混植されている畑
いろいろな種のブドウが混植されている畑
畑の地中から出てきた貝殻
畑の地中から出てきた貝殻
表土にも貝殻が!
表土にも貝殻が!
トスカーナらしい糸杉が並ぶ光景
トスカーナらしい糸杉が並ぶ光景
伝統的なセメントタンク
伝統的なセメントタンク
バリック(小樽)と中樽
バリック(小樽)と中樽
3代目当主レオナルド氏
3代目当主レオナルド氏

 

ペッパー入りのサラミ
ペッパー入りのサラミ
生ハムとリンゴ
生ハムとリンゴ
フォルマッジ・トスカーニ
フォルマッジ・トスカーニ
猫たちもカンティーナを見守る
猫たちもカンティーナを見守る