クイズに答えて一番下の送信ボタンを押し、結果の送信を押すとすぐ採点し解答がご覧いただけます。
投稿者: wpmaster
お届けワインとグラスの相性(13期第9回アブルッツオ/モリーゼ州)
第9回はアブルッツォ州のワインを2本お送り致しました。
各グラスでどのような良さが引き出せるか。スタッフレポートを参考に、実践されてみてください。
fontefico|Abruzzo DOC Pecorino Superiore
フォンテフィーコ|アブルッツォ ペコリーノ・スーペリオーレ
<中くらいのバルーン型>
<大きめのボルドー型>
中くらいのバルーン型は、洋梨や青りんごのようなやさしい果実の香りとバジルとローズマリーのようなハーブ感やミネラル感など複雑な香りがふわりと立ち上がってくる。さらに紅茶のような飴の甘やかな香りも。
大きめのボルドー型は、青りんごや黄りんごの酸が少し立つようなフレッシュ感を強く感じ、口に含むと酸やミネラルで
グッとまとまった印象。
どちらのグラスも特徴を生かして、どのニュアンスを感じたい取りたいかによって、お好みのグラスを選ぶのもよいでしょう。
<小さめのチューリップ型>
ダイレクトに果実の香りやミネラルを感じることができる。また酸味や果実味もバランスも◯
<ブルゴーニュ型>
はじめに繊細なハーブや果実の印象を受けたが、ボールが大きいため時間が経つにつれ香りと味わいがぼけやすい。
fontefico |Montepulciano d’Abruzzo DOC “cocca di casa”
フォンテフィーコ|モンテプルチャーノ・ダブルッツォ “コッカ・ディ・カーザ”
<ブルゴーニュ型><大きめのボルドー型>
アタックにバラやスミレの華やかさを感じ、梅ジャムやフルーツのコンポートのニュアンスも。後からカカオやチョコレートのような複雑性もあり、余韻も心地よい。
<中くらいのバルーン型><小さめのチューリップ型>
若干複雑な香りも感じとれるが、若干弱い。
あわせるお料理や、温度、体調、抜栓後の時間経過などによってワインの香りや味わいは変わってきます。その時々のシーンにあったグラスをお選びください。
皆さまのご感想もお待ちしております!
写真と動画で見る(13期第9回アブルッツオ州|フォンテフィーコ)
より美味しく飲むためのワインの温度
ワインには適温があります。
ワインは、飲む際の温度によって味や香りが変わる̶。目からうろこの事実です。これがまたワインの奥深さにもなりますので、しっかり学んで最適な状態でワインを楽しみましょう。
vol.12お届けワインの飲み始めの温度は?
【赤】バルバレスコ ”モンテルシーノ”|ヴィジン
14℃くらいから始めて、温度が上がるにつれスパイス感やなめし皮の複雑な香りが広がります。じっくりと香りの変化を感じましょう。ふくらみのある大きめのグラスでお試しください。
【赤】プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア ”アウジリオ”|カリートロ
14℃くらいスタートし、黒系果実の豊かなフレッシュさを感じつつも、その中にあるスパイスのニュアンスも感じてみてください。
vol.11お届けワインの飲み始めの温度は?
【白】グレコ・ディ・トゥーフォ|カンティーネ・ディ・マルツォ
6〜8℃でキリッと冷やしめで初めて、心地よい酸味とミネラルのバランスを感じながら、飲むとよいでしょう。
【赤】イルピニア・アリアニコ|カンティーネ・ディ・マルツォ
今の時期は温度が上昇しやすいので、14℃くらいからスタートし果実味を堪能し、その中にもフレッシュさ、細かいタンニンと伸びやかな酸のバランスも感じてみてください。
vol.10お届けワインの飲み始めの温度は?
【白】ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャ|アントネッラ・コルダ 【赤】エトナ・ロッソ “チャウリア”|ピエトロ・カチョルニャ
vol.9お届けワインの飲み始めの温度は? 【白】アブルッツオ バカン ペコリーノ 【赤】モンテプルチャーノ・ダブルッツオ”コッカ・ディ・カーザ” vol.8お届けワインの飲み始めの温度は?
フレッシュかつ爽やかに、6〜8℃でキリッと冷やしめで飲むのがおすすめ。余韻にレモンのような酸味やミネラルを感じてみましょう。
14℃くらいからスタートしフレッシュな果実感からバニラや黒スパイスなどの複雑な香り味わいを感じてください。
フレッシュかつ爽やかに、6〜8℃でキリッと冷やしめで飲むのがおすすめ。
14℃くらいからはじめて品種由来の黒系果実のピュアさを感じてください。
【白】ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージDOCクラッシコ “イッポカンポ” 【赤】モンテファルコ DOC ロッソ
vol.7お届けワインの飲み始めの温度は? 【白】ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ “セルヴァビアンカ”|イル・コロンバイオ・ディ・サンタ・キアーラ 【赤】キャンティ リゼルヴァ “ピエトロ・ベコンチーニ”|ベコンチーニ vol.6お届けワインの飲み始めの温度は? 【泡】フランチャコルタ “ヌーメロゼロ” ドサッジョ・ゼロ|ヴィッラ・クレスピア 【甘口白】ヴィーノ・パッシート “ドゥラジーボ”|ペルラ・デル・ガルダ vol.5お届けワインの飲み始めの温度は? 【白】ヴェネツィア・ジューリア ビアンコ “ヤシック”|ボルゴ・サン・ダニエーレ 【赤】ヴァルポリチェッラ クラッシコ|セコンド・マルコ vol.4お届けワインの飲み始めの温度は? 【微発泡/赤】レッジャーノ ランブルスコ フリッツァンテ ロッソ セッコ “マルケーゼ・マノドーリ”|ヴェントゥリーニ・バルディーニ 【赤】サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ スーペリオーレ “トレ・ロッケ”|ニコルッチ vol.3お届けワインの飲み始めの温度は? 【白】リヴィエラ・リグーレ・ディ・ポネンテ ピガート “マレネ” 【赤】ヴァッレ・ダオスタ ガメイ
6℃くらいから冷やしめで飲むのがおすすめ。
この時期は温度も上がりやすいので、14℃くらいからはじめて温度が上がり複雑な香りを感じてみましょう。
この時期気温も高めになることもあるので、6℃くらいから冷やしめでスタート。フレッシュな印象とハーブ感を感じることができる。
しっかりとしたタイプですが、この時期気温が高いこともあることから、少し冷やしめ14℃くらいからスタート。
温度が上がるごとに複雑な香りを感じることができる。
しっかりと冷やしてからスタートし、徐々に温度が上がるにつれて、酵母感と華やかな香りを感じ、泡感としっかりとしたボリュームも楽しむことができる。
冷やしめの4℃くらいからスタートし、白い花のような爽やかさを感じ、温度が上がるごとにハーブなど複雑な香りも感じられる。12℃くらいが最もポテンシャルを感じられるでしょう。
キリッとしたフレッシュさを感じていただくために6〜8℃くらいから始めるのがよいでしょう。繊細でアロマティックさ感じてみましょう。
14〜16℃くらいからスタートしてみましょう。
その後温度が上がるごとにも、複雑性を感じてみましょう。
8〜10℃くらいから
通常スプマンテは4〜6℃くらいから始めるのがよいですが、果実味や複雑性を感じるために8〜10℃くらいからはじめ、さらに温度が上がるにつれ、しっかりとした味わいを感じてみましょう。
16〜18℃くらいから
繊細ながら骨格のある、複雑性を感じましょう。
6〜8℃くらいから
温度が上がるにつれ、複雑な香りも感じられるでしょう。
8〜10℃くらいから
少し冷やしめからスタートして、香りの変化や味わいを感じましょう。
ミネラルにつきまして
貴重なご質問を頂戴いたしましたので皆さまに共有させていただきます。
今回ご質問があったのが「ミネラル感について」です。
ワインを飲んでいると「ミネラル感」という言葉は実際よく出てきますが、
とても曖昧でわかりずらい表現ですよね。
というのも、ミネラルというのは「無機成分」なので、
実際には香りもそのものの味わいも感じられるものではありません。
ワインの中に含まれるミネラルには、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、鉄、銅、アルミニウム、鉛、亜鉛などがあります。
特に冷涼な地域の石灰質を含む土壌で造られるワインは、ミネラル豊富なものが
多いといわれています。
それゆえ、ニューワールド系(アメリカ、オーストラリア、チリなど)のワインに
比べ、イタリアワインやフランスワインにはミネラル感の高いワインが多く存在します。
しかしながら、ミネラル感と土壌との関係性は化学上解明されてはおらず、
様々な分析や説があり、「ミネラル感」という表現も各ソムリエによって
捉え方が様々です。
そこで、わかりやすく簡単に3つのカテゴリーにわけてみました。
①潮のニュアンス・・・磯の香り。スポーツドリンクを飲んだときの
わずかな塩っぽさ。
海水が口に入ったときに唇が収斂する感じ。
②石灰のニュアンス・・チョークや校庭に引く石灰のような粉っぽさ。
ヴィッテルやコントレックスといった硬度の高いミネラルウォーターの味。
③鉱物・金属のニュアンス・・・・石などのひんやりした固い感じ。
血の(鉄っぽい)味。蛇口から直接飲む水道水の味。
まずはこのような要素がワインの中に存在するか探ってみてください。
感じながら色々なワインを飲んでいくうちに、
「あ、これがミネラル」という感触を掴んでいただけるのではないかと思います!
【動画配信】オンライン・セミナー|アーカイブ
【動画配信】最終回お届けワインを楽しむ(202200917) 約44分
※以前録画した動画を編集し配信しております。
【動画配信】Vol.11お届けワインを楽しむ(202200821) 約53分
※以前録画した動画を編集し配信しております。
【動画配信】Vol.10お届けワインを楽しむ(202200717) 約39分
※以前録画した動画を配信しております。
【配信お休み】Vol.09お届けワインの動画配信はありません。
【動画配信】Vol.08お届けワインを楽しむ(20220520) 約52分
過去のアーカイブはこちら
【特別録画配信中】イタリアワインの伝道師こと宮嶋勲氏が語り尽くすワインセミナー 約41分
ゲスト講師
宮嶋勲さん(ワインジャーナリスト)
東京大学経済学部卒業。1983年から1989年までローマの新聞社に勤務。イタリアでは2004年から10年間エスプレッソ・イタリアワイン・ガイドの試飲スタッフ、ガンベロ・ロッソ・レストランガイド執筆スタッフを務める。現在「ガンベロ・ロッソ・イタリアワインガイド」日本語版責任者。BSフジのTV番組「イタリア極上ワイン紀行」の企画、監修、出演。著書に『10皿でわかるイタリア料理』『最後はなぜかうまくいくイタリア人』など。
【見逃し配信】講義Vol.07(20220424) 約42分
※動画右下の矢印部分をクリックすると、チャプターが出てトピックの再生ができます。
【見逃し配信】vol.6お届けワインとお料理を楽しむ(20220325) 約62分
※動画右下の矢印部分をクリックすると、チャプターが出てトピックの再生ができます。
動画中の話に出てくる、ヴィッラ・クレスピアのトップキュヴェはこちら
ヴィッラ・クレスピア|フランチャコルタ リゼルヴァ・デル・ジェルソ 2013
【見逃し配信】vol.5お届けワインとお料理を楽しむ(20220304) 約61分
【見逃し配信】スペシャルセミナー|人気講師紫貴あきさん&トップソムリエ若原美紀さんによる特別セミナー!(20220206) 約59分
★紫貴あきさんのプロフィールはこちら
https://www.adv.gr.jp/teachers/detail/82
★若原美紀さんのプロフィールはこちら
https://www.adv.gr.jp/teachers/detail/365
【動画配信】vol.4お届けワインとお料理を楽しむ(20220120)約60分
【見逃し配信】vol.2|オンラインセミナー『ピエモンテ州のワインについて』(20211122)約60分
【見逃し配信】紫貴あき先生による特別セミナー『学べばもっと楽しい!イタリアワイン通信講座』(20211029) 約46分
紫貴あき先生のプロフィールはこちら
https://www.adv.gr.jp/teachers/detail/82
お届けワインとグラスの相性(14期|第2回ピエモンテ州)
イタリアワイン通信講座受講生のみなさま
こんにちは。
第2回お届けのワインについて、スタッフおすすめのグラスにつきましてレポートいたします。添付しました写真では、一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べています。 ご参考くださいませ!
Tenuta Santa Caterina|Barbera d’Asti DOCG Superiore “VIGNALINA”
テヌータ・サンタ・カテリーナ|バルベーラ・ダスティ スーペリオーレ “ヴィニャリーナ”
<ボルドー型>
果実味、タンニン、酸のバランスがよく、花のような香りを感じることもできる。最後まで愉しく飲める。
<リースリング型>
酸や香りがダイレクトに伝わるため、果実の凝縮感を愉しみたい方はこちらで。
<ボジョレー型グラス>
複雑な香りを感じることができ、余韻も長く愉しめる。
<ブルゴーニュグラス>
口が広い分、香りが全体的に広がり過ぎてしまい、ややぼやけた印象。揮発したアルコールも強く感じられる。
Stroppiana Langhe DOC Nebbiolo
ストロッピアーナ|ランゲ・ネッビオーロ
<ブルゴーニュ型>
華やかな香りが感じられ、酸がキレイに伸びる。
タンニンも心地よく、上品でピュアな印象。
<ボルドー型>
ふくよかな果実味が感じられ、口当たりは柔らかい。中盤から詰まったタンニンをしっかりと感じられる。
<ボジョレー型 >
プルーンや赤系ベリーの香りを一番感じられるが、液面が近いためややアルコールが強く感じられる。酸味が強めにキレイにのび、華やかな印象。
<リースリング型 >
花の香りなどがよく感じられるが、全体的にキュッと詰まった味わいでタンニンのパワフルさが際立ってしまう。
確認クイズ(14期|第2回ピエモンテ州)
クイズに答えて一番下の送信ボタンを押し、結果の送信を押すとすぐ採点し解答がご覧いただけます。
写真と動画で見る(14期|ピエモンテ州|ストロッピアーナ)
イタリアワイン通信講座 受講生のみなさま
イタリアワイン通信講座 第2回で特集するピエモンテ州についてお届けするワインの生産者STROPPIANA(ストロッピアーナ)を、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景を動画と写真でご紹介します。
▲画面をタッチすると動画(1分弱)が流れます
写真と動画で見る(14期|ピエモンテ州|テヌータ・サンタ・カテリーナ)
イタリアワイン通信講座 受講生のみなさま
イタリアワイン通信講座 第2回で特集するピエモンテ州についてお届けするワインの生産者TENUTA SANTA CATERINA(テヌータ・サンタ・カテリーナ)を、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景を動画と写真でご紹介します。
▲画面をタッチすると動画(1分40秒ほど)が流れます