イタリアワイン通信講座第のみなさま
イタリアワイン通信講座 第12回は、プーリア州について現地の風景をご紹介します。
イタリアワイン通信講座第のみなさま
イタリアワイン通信講座 第12回は、プーリア州について現地の風景をご紹介します。
イタリアワイン通信講座受講生のみなさま
皆さまも各グラスごとに香りや味わいの特徴を掴んでみて下さい。一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べていますので、どうぞご参考ください。
Baroni Capoano|Ciro Rosso DOC Classico
バローニ・カポアーノ|チロ ロッソ クラッシコ
<中くらいのバルーン型><ボルドー型>
中くらいのバルーン型は、スパイスの香りが強く、後から赤系フルーツ、しそ、梅じそを感じる。タンニンは細かく豊富な印象。口当たりまろやか。
ボルドー型も全体のバランスがよく心地よい。酸を多く感じるがそれが全体を引き締める。
<小さめのチューリップ型>
凝縮感があり、品種の個性が強く感じられるが、タンニンの強さが若干気になる。
<ブルゴーニュ型>
フローラルな香りが強く出ているが、アルコールの揮発臭、余韻の苦味が残る。
CALITRO |Primitivo di Mauduria DOC Ausilio
カリートロ|プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア “アウジリオ”
<中くらいのバルーン型>
品種の特徴であるプルーンやダークチェリーのような熟した黒系果実の香りと、スパイスやハーブなどの複雑な香りも感じとることができる。タンニンも細かく、滑らかな舌触り。エレガントな印象。
<小さめのチューリップ型>
グラスの口の部分(リム)の広がりが小さいため、詰まった果実の香りをダイレクトに感じることができる。口に含むと、柔らかい印象で、全体的にバランスがよい。
<大きめのボルドー型>
口当たりが非常にやわらかく感じる。全体的にまとまりのある香りが綺麗に広がる。
<ブルゴーニュ型>
複雑な香りを感じとることができるが、香りがすぐ消えてしまう。
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1年を通してイタリアワインに触れてきましたが、これらはほんの一部です。引き続きいろいろなワインを試し楽しみながら、この先もイタリアワインの深い世界に浸っていただけたら幸いです。
一年間どうもありがとうございました。
第11回はカンパーニア州のワインを2本お送りします。各グラスでどのような良さが引き出せるか。スタッフレポートを参考に、実践されてみてください。
CANTINE DI MARZO|Fiano di Avellino DOCG カンティーネ・ディ・マルツォ|フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ
<大きめのボルドー型>
ライム、レモン、火打石、グレープフルーツなどの爽やかな香りと程よい苦味、酸味の口当たりが良く全体のバランスも良い。骨格と厚みがしっかりある。
<小さめのチューリップ型>
時間が経つにつれ香りが開いてくる。
酸味、ミネラルなど強く感じ、アルコールのボリュームを一番感じる。
<中くらいのバルーン型>
柑橘系の爽やかな香り。味わいがぼけた印象と苦味を強く感じる。
<ブルゴーニュ型>
ボウルが大きすぎるためか、香りがぼやけてしまいアルコール感も強く感じてしまう。
CANTINE DI MARZO|Irpinia DOC Aglianico Classico
カンティーネ・ディ・マルツォ|イルピニア アリアニコ クラッシコ
<中くらいのバルーン型>
全体のバランスがとても良い。ビターチョコ、甘草など様々な香りを楽しむことができる。
<大きめのボルドー型>
アリアニコ独特のクセが和らいで飲みやすい。酸と力強さもありつつ、全体的に柔らかい印象。
<ブルゴーニュ型>
初めはチョコレートのニュアンスを感じることができるが、時間が経つにつれ輪郭がぼやけてします。
<小さめのチューリップ型>
果実味をダイレクトに感じる。ダークチェリーのほか、ピーマンなどのベジタルなニュアンスも強いが、アルコール感が強くやや飲みづらい。
ワインの温度、何を一緒に食べていたか、抜栓してどのくらい時間が経っているか、その日の体調などによっても感じ方は変わってきます。上記が解答ではありません。あくまでも、参考になさってください。既にお飲みになられた方も、ご自身で感じたグラスの相性と比べてどうだったか、ご感想お待ちしております!
イタリアワイン通信講座第のみなさま
イタリアワイン通信講座 第11回は、カンパーニア州について現地の風景、造り手をご紹介します。
第10回は、シチリア州とサルデーニャ州のワインを2本お送りしました。ワインをより引き立たせるためにはどのグラスが一番良いか、比較しましたので参考にしてみてください。
写真の一番右側から、スタッフおすすめ順で並べています。
MUSITA|Sicilia DOC Regieterre Grillo ムシータ|シチリア レジエテッレ グリッロ
<中くらいのバルーン型>
白い花のような可愛らしい香りがし、レモンやグレープフルーツの柑橘類、ハチミツを感じる。余韻に品種の特徴的な苦みもあり、バランスがよい。
<小さめのチューリップ型>
ハーブやミネラル、優しくふんわりと香りを感じる。キュッと凝縮感あり。
<大きめのボルドー型>
鉱物やハーブ感あり、苦みも感じるが口当たりが柔らかい。香りがふんわりと広がる。
<ブルゴーニュ型>
口が広いぶんアルコールの揮発臭を強く感じる。りんかくもぼやけ、特性がとらえづらい。
ANTONELLA CORDA|Cannonau di Sardegna DOC
アントネッラ・コルダ|カンノナウ・ディ・サルデーニャ
<小さめのチューリップ型><中くらいのバルーン型><ブルゴーニュ型>
今回は、どのグラスも果実と酸のバランスが良く、グラスの特徴で味わいが変わるためお好みでお選びください。
<小さめのチューリップ型>
鉄や赤系ベリーなどダイレクトに感じられ、凝縮感があり、甘みが広がる。酸とのバランスもよい。
<中くらいのバルーン型>
木イチゴ、イチゴ甘い華やかな香り。アタックに甘みがあり、酸がそのあとを追い、アルコールが迫る感じ。
<ブルゴーニュ型>
アタックの甘みが続き、酸を目立たせず包み込む。
<大きめのボルドー型>
他のグラスがよく感じる分、酸が目立つ。
イタリアワイン通信講座受講生のみなさま
第10回にお届けするシチリア州のワインについて、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景、食事、造り手をご紹介します。
第10回でお届けするサルデーニャ州について、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景、食事のご紹介をします。
イタリアワイン通信講座受講生のみなさま
第9回はアブルッツオ州のワインを2本お送りしました。弊社スタッフも4種のグラスで試飲してみました。皆さまも各グラスごとに香りや味わいの特徴を掴んでみて下さい。
トッリ|420 アブルッツオ ペコリーノ
TORRI|420 Abruzzo Pecorino DOC ※こちらの商品は非売品となります。
<小さめチューリップ型><中くらいバルーンの型>
レモンやグレープフルーツの爽やかな香りとハーブの清涼感を感じる。酸味とミネラルがきれいで青リンゴやハチミツのようなニュアンスも。全体的に好バランスでつい飲み進んでしまう。
<大きめのボルドー型><ブルゴーニュ型>
華やかな香りが広がり繊細な味わいに。
ウコンやターメリックのようなスパイスの複雑性が感じられるが、全体的に香りがあまり広がらない。
fontefico |Montepulciano d’Abruzzo DOC “cocca di casa”
フォンテフィーコ|モンテプルチャーノ・ダブルッツォ “コッカ・ディ・カーザ”
<ブルゴーニュ型><大きめのボルドー型>
アタックにバラやスミレの華やかさを感じ、梅ジャムやフルーツのコンポートのニュアンスも。後からカカオやチョコレートのような複雑性もあり、余韻も心地よい。
<中くらいのバルーン型><小さめのチューリップ型>
若干複雑な香りも感じとれるが、若干弱い。
あわせるお料理や、温度、体調、抜栓後の時間経過などによってワインの香りや味わいは変わってきます。その時々のシーンにあったグラスをお選びください。
皆さまのご感想もお待ちしております!
イタリアワイン通信講座受講生のみなさま
第8回はマルケ州のワインを2本お送り致します。弊社スタッフも4種のグラスで試飲してみました。皆様も各グラスごとに香りや味わいの特徴を掴んでみて下さい。
テヌータ・サン・マルチェッロ|ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ ”ブーカ・デッラ・マルコーナ”
Tenuta San Marcello|Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico DOC “Buca della Marcona”
<大きめボルドー型>
和梨、ナッツ、ラムネ、バジルなどの香りがしっかり感じられる。余韻の程よい苦味が心地よく、品種の特徴がわかりやすい。
<中くらいバルーンの型>
ふくよかな果実味が広がり全体的に好バランス。
酸味とミネラルがきれいに感じられる。
<ブルゴーニュ型>
華やかな香りが広がり繊細な味わいに。酸がやや際立つ印象。
<小さめチューリップ型>
果実味が主張されるが、香りがあまり広がらない。
LE CIMATE|Montefalco Rosso
レ・チマーテ|モンテファルコ・ロッソ
<大きめのボルドー型>
カシスやブラックチェリーの華やかな香りやシナモンやペッパーなど複雑性も感じる。なめらかなタンニン、余韻も続く。
<小さめのチューリップ型>
ベリーやイチゴのニュアンスも感じとれる。ただ酸やアルコールを強く感じる。
<中くらいのバルーン型>
アルコールの揮発した香りを強く感じる。
<ブルゴーニュ型>
若干複雑な香りも感じとれるが、アルコールを強く感じる。
あわせるお料理や、温度、体調、抜栓後の時間経過などによってワインの香りや味わいは変わってきます。その時々のシーンにあったグラスをお選びください。
皆さまのご感想もお待ちしております!