お届けワインとグラスの相性(13期vol.10|サルデーニャ/シチリア州)

第10回は、サルデーニャ州とシチリア州のワインを2本お送りしました。

ワインをより引き立たせるためにはどのグラスが一番良いか、比較しましたので参考にしてみてください。写真の一番右側から、スタッフおすすめ順で並べています。

IMG_9455-2ANTONELLA CORDA|Vermentino di Sardegna DOC
アントネッラ・コルダ|ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャ

今回は注ぎたてと少し時間が経った状態とで、グラスによっての違いも楽しめました。お好みのグラスを見つけていただくのも、また面白いかもしれません。

<大きめのボルドー型><小さめのチューリップ型>
品種の特徴であるレモンやグレープフルーツ、南国の果実のような爽やかな香りをダイレクトに感じることができ、心地よい苦みも感じられる。

<中くらいのバルーン型><ブルゴーニュ型>
時間が経ち温度が少し上がると、さわやかと火打ち石ようなミネラルの香りなど複雑性が上がる。香りと味わいのまとまりが◎

 

チャウリアPietro Caciorgna|Etna Rosso DOC “CIAURIA”
ピエトロ・カチョルニャ|エトナ・ロッソ “チャウリア”

<中くらいのバルーン型>
コーヒーやバニラなどの樽香から、黄桃、木イチゴ、スパイスなど様々な香りを感じることができる。酸も穏やかで全体が程よくまとまっている。

<大きめのボルドー型>
若干のアルコール感を感じるが、全体のバランスは大変良い。

<小さめのチューリップ型>
例えば赤系ベリーなどストレートな果実の香りと果実味を感じるが酸も強い。

<ブルゴーニュ型>
ボウルが大きすぎるためか、輪郭がぼやけてしまい香りの印象も弱い。
ワインの温度、何を一緒に食べていたか、抜栓してどのくらい時間が経っている か、その日の体調などによっても感じ方は変わってきます。

上記が解答ではありません。あくまでも、参考になさってください。既にお飲みになられた方も、ご自身で感じたグラスの相性と比べてどうだったか、ご感想お待ちしております!

写真と動画で見る(13期vol.10|シチリア州|ピエトロ・カチョルニャ)

イタリアワイン通信講座受講生のみなさま

第10回にお届けするシチリア州のワインについて、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景、食事、造り手をご紹介します。

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地中海で一番大きな島 シチリア島

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山肌に張り付くブドウ畑

ドローンでシチリア西部を空撮 丘の上にそびえる白い物は...
ドローンでシチリア西部を空撮 丘の上にそびえる白い物は…

プロペラ風車 シチリアやサルデーニャをはじめとする南イタリアでは風力発電が盛んです
プロペラ風車 シチリアやサルデーニャをはじめとする南イタリアでは風力発電が盛んです

荒涼とした土地が広がり、手前には焼畑が行われた丘も
荒涼とした土地が広がり、手前には焼畑が行われた丘も

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風の大地と言われるだけに、心地よい海風が吹き抜ける

シチリアの代表的土着品種ネーロ・ダーヴォラ
シチリアの代表的土着品種ネーロ・ダーヴォラ

シチリアはオリーブの生産量第3位
シチリアはオリーブの生産量第3位

 

エトナ山1
タオルミーナから南西に位置するエトナ山の眺め。イタリアの活火山の中では一番高い。

エトナ登山
標高3,300mほどのエトナ山。約1,900mまでは車で登ることができる。

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エトナ山の溶岩でできた土産物が売られている。

 

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今回お届けするワイン、エトナロッソ”チャウリア”の造り手パオロさんは、トスカーナを中心に活躍する醸造家でもある。友人のマルコ・デ・グラツィア氏に招待され訪れたエトナに将来性を感じ、土地を購入しワイン造りを始めた。

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畑は標高750mと高く、この土地の伝統的なアルベレッロ(株仕立)。

 

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アラブからの影響もうけたシチリアではクスクスもよく食します

こちらはブロードをかけるタイプのクスクス
こちらはブロードをかけるタイプのクスクス

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シチリアの郷土料理 カポナータ

カポナータは地域や家庭ごとに異なるレシピが数多くあるそうです
カポナータは地域や家庭ごとに異なるレシピが数多くあるそうです

大きなナスと羊のリコッタチーズが入ったノルマ風ブシャーテ
大きなナスと羊のリコッタチーズが入ったノルマ風ブシャーテ

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Peperoni ripieni alla sicilianaと呼ばれるこちらもシチリアの家庭料理

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シチリア名産のピスタチオがたっぷり入ったジェラート

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アランチーニと呼ばれるライスコロッケも欠かせません!

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シチリアといったらやはり青い海

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夏の夜は広場でおしゃべり。南国の夜は長い。

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写真と動画で見る(13期vol.10|サルデーニャ州|アントネッラ・コルダ)

第10回でお届けするサルデーニャ州について、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景や食のご紹介をします。

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花崗岩の岩山が特徴的なサルデーニャ島。人の数よりも羊(ペコラ)の数のほうが多いと言われています。

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コルクの産地でもあるサルデーニャ島

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徹底的に清潔に保たれるコルク

コスタ・スメラルダ
高級リゾート地、コスタ・スメラルダの高台からティレニア海を臨む

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コスタ・スメラルダ
海辺のリゾート、ポルト・チェルヴォ

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ガッルーラで有名な熊の形をした花崗岩

ヌラーゲ
サルデーニャ島各地に点在する遺跡ヌラーゲ

サルデーニャの中部の山岳地帯にあるマモイアーダ村。 毎年1月17日の聖アントニオ・アバーテの日に行われるカーニバルの練り歩く様子の壁画。 イッソアドレスという羊飼いが縄を振るいながら、悪霊や悪魔を象徴する黒い仮面を被ったマムトーネスを引き連れて村中を歩く。サルデーニャ島は独自の文化が色濃くいまだに残っている。

実際のカーニバルが行われている様子の写真

マムトーネス
博物館に展示されているマムトーネス像。黒い仮面を被って黒羊の毛皮を纏い、ずっしりとしたカウベルをぶら下げ、練り歩きながらそのカウベルの音が村中に響き渡ります。

 

アントネッラ・コルダ
今回お届けするワインヴェルメンティーノの造り手、アントネッラ・コルダの当主アントネッラさん(右)と夫のクリスティアンさん(左)。

畑
ワイナリーのロゴマークにはグラスの液面と母なる大地=畑の意味が込められたデザインとなっている。

ヴェルメンティーノ種
ヴェルメンティーノ種

サルデーニャ名物”パーネ・カラサウ”。 円盤状の極薄パン。

剣に串刺しにした鰻のグリル。サルデーニャではよく食される。 ローリエと共に炭火で焼かれ、ひとりひとつずつ提供される。

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島の名産品 カラスミとペコリーノチーズ

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エビやムール貝の魚介にセロリ、桃、メロン、オレンジなどがはいった冷菜

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サルデーニャ特産、羊乳のペコリーノチーズ

 

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マテ貝とアサリのガーリック炒め


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熟成タイプのペコリーノチーズ

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樹齢4000年とも言われるオリーブの木

動画で見てみよう!「コラヴァンとは?」(13期_第10回 サルデーニャ州/シチリア州)

近年、コルクを抜くことなくワインを注ぐ画期的なツールが登場!

コラヴァンとは?
・細い針をコルクに刺してワインを抽出するので、コルクを抜かずにワインを楽しめます。
・ワインを注いだ分だけ、純度99.0%の窒素ガスがボトル内に注入されるので、何ヶ月もワインを楽しむことができます。
・ワインコルクから抜いたニードルの穴は自然に封止するので、横にしても逆さまにしても漏れ出す心配はありません。