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カテゴリー: イタリアワイン通信講座|メンバーページ(20期生|秋開講)
お届けワインとグラスの相性(20期|第1回トレンティーノ=アルト・アディジェ州)
受講生のみなさま第1回で発送させていただきました、トレンティーノ=アルト・アディジェ州の2本のワインについてお知らせいたします。
一緒にお送りした3つの形状の違うグラスで1本のワインを実際に飲み比べをしてみて、どのグラスがよりワインの美味しさを引き出せるかを検証するのも、この講座のポイントの一つです。
私たちスタッフも、3つのグラスを用いて、それぞれのワインをより引き立たせるものはどれかを選んでみました。よろしければ参考にしてみてください。
※写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。
Alto Adige DOC Sauvignon
コルタッチ|アルト・アディジェ ソーヴィニヨン
<ブルゴーニュ型>
フレッシュな柑橘系の香りやジンような香りが広がる。大きめのボルドー型より香りを感じやすく、香り味わい共にバランスが良い。酸味も穏やかになり甘味さえ感じる。
<リースリング型>
味わいもバランスよくまとまっている。柑橘系ワイン特有の酸味をシャープに表現してくれる。香りを楽しむグラスか、酸味を楽しむグラスかは好みになる。
<ボルドー型>
フレッシュな柑橘系の香りやハーブの香りが広がる。このグラスも良いがブルゴーニュ型の方が香りを感じやすい。
“Alto Adige DOC Schiava”SONNTALER”
コルタッチ|アルト・アディジェ スキアーヴァ “ソンタレール”
<ボルドー型>
華やかなバラの香りがグラスから立ちのぼってくる。きれいな酸味に、タンニンが穏やかに感じられる。
<ブルゴーニュ型>
開けたてのワインに対してはグラスが少し大きすぎるため、香りのバランスが若干崩れやすく、香りが地味に感じられる。
抜栓3日目以降からはフローラルな香りが溢れてくるのでブルゴーニュ型もお薦めです。
<リースリング型>
スミレ、イチゴジャム、バラなど様々な香りがつまっているように感じられる。このワインの特徴であるほろ苦さが良く伝わる印象。
写真と動画で見る(20期|第1回トレンティーノ=アルト・アディジェ州)
イタリアワイン通信講座 第1回で特集するトレンティーノ=アルト・アディジェ州についてお届けしたワインの生産者Kurtatsch(コルタッチ)を、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。
そして…空からドローンで撮った動画をご覧ください!
1年間どうぞよろしくお願いいたします。
動画で見てみよう!(20期|第1回トレンティーノ=アルト・アディジェ州)
第1回vol.1テキスト8〜9ページでは、“なぜイタリアワインは多様なのか”ということを解説しておりますが、その大きな要素の一つである“生産者の多様性”を理解する上で、大変分かりやすい動画がありますのでご紹介させていただきます。
12世紀から現在までのヨーロッパ諸国の支配領土の遷移を動画にしたものです。
イタリア半島のみならず、ヨーロッパの歴史が感覚的に理解できます。
フランス、スペインに比べ、イタリア半島のがいかに他民族の影響を受けてきたのかというところがポイントです。ぜひご覧ください。
第1回お届けワインのご紹介

はじめまして、イタリアワイン通信講座事務局の水澤です。
皆さんと一緒に大好きなイタリアをワインと共に楽しく旅していきたいと思います!1年間どうぞよろしくお願いいたします。
第1回はいよいよ11月20日(水)頃より順次お届けとなります。(日時を変更済みの方へは、ご指定の日時にお届けいたします)
初回のテーマ『イタリアワインの世界へようこそ』では、歴史、地理、文化的な視点からイタリアワインの多様性を理解していきます。
まずお届けするのはイタリア北部アルト・アディジェ地方のワイン2本。年間300日もの日照時間と標高差、寒暖差によって、上質なブドウが出来る地域のワインとなります。
お楽しみに!
【第1回白ワイン】
Alto Adige DOC Sauvignon
コルタッチ|アルト・アディジェ ソーヴィニヨン
柑橘系の華やかな香り。味わいには果実味、塩味がしっかりと感じられる。程よいボリュームがあり、余韻には爽やかな酸が伸びる。
【おすすめのアッビナメント】
焼き鳥(塩)、サーモンのマリネ、ゴーヤチャンプルー、菜の花と筍のパスタ、春野菜の天ぷら、アスパラ、ブロッコリー、ロマネスコなどの岩塩炭火焼き
【第1回赤ワイン】
Alto Adige DOC Schiava”SONNTALER”
コルタッチ|アルト・アディジェ スキアーヴァ “ソンタレール”
チャーミングで華やかなベリー類の香り。口に含むとフレッシュな果実味と、樽熟成由来のほのかに感じられるスモーキーさが絶妙なバランスで広がる。
【おすすめのアッビナメント】
スモークタン、炭火焼き鳥、キノコとサルシッチャのパスタ、イタリア風オムレツ(フリッタータ)
その他ご質問やご不明点等がございましたら、カスタマーサポートまでお気軽にご連絡くださいませ。
【お問合せ先】
フリーダイヤル:0120-991-202
営業時間:平日11:00-17:00(定休:土日祝)
FAX:03-5643-5559
E-MAIL:support@vinohayashi.com
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株式会社Vino Hayashi
〒103-0014
東京都中央区日本橋蛎殻町1-2-3-3F
https://store.vinohayashi.com
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お届けワイン以外のおすすめワイン
※本社移転に伴い、オンラインストアでのご購入品とイタリアワイン通信講座をはじめとする頒布会商品との同梱につきましては、2025年3月より受け付け停止とさせていただきます。
ご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申しあげます。
再開の目途が立ちましたら改めてご案内いたします。

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。
イタリアワイン通信講座事務局の水澤です。
講座でお届けするワインと同じ州で造られている個性溢れるおすすめワインをこちらで紹介してまいります。
次回の教材と同梱希望でご注文いただくと送料無料となりますので、テキストを読みながらまた教材ワインとの飲み比べなどにもぜひご活用ください!
【第3回】ヴァッレ・ダオスタ州とリグーリア州のおすすめワイン
Valle d’Aosta DOC Petite Arvine
ディー・アンド・ディー|ヴァッレ・ダオスタ プティ・アルヴィーヌ
プティ・アルヴィーヌは主に標高600~900mの山の斜面に植えられている冷涼な環境を好むブドウで、スイスでもよく栽培されています。イタリアでこの標高でブドウ畑がある地域はかなり限られていますが、畑は山の斜面に位置し、昼夜の寒暖差もしっかりあることで、ブドウのアロマがしっかりと引き出されます。
たっぷりとした果実味が魅力の凝縮感のあるフルボディ白ワイン。
Valle d’Aosta DOC Fumin
ディー・アンド・ディー|ヴァッレ・ダオスタ フミン
土着品種のフミンは寒さに強く、収穫は10月末と晩熟です。やわらかいタンニンを持ちつつも重厚な味わいで、現地ではジビエ料理やフォンティーナチーズと合わせることも多く、この州を代表するワインの一つと言えます。
さくらんぼやブラックベリーといったフルーツの香りやスパイス香、更にはコーヒーや土の香りなど、複雑味のあるアロマ。
Riviera Ligure di Ponente DOC Vermentino “Aimone”
ビオ・ヴィオ|リヴィエラ・リグーレ・ディ・ポネンテ ヴェルメンティーノ “アイモネ”
お送りするのは「ピガート」という品種のワインですが、ご紹介するのは「ヴェルメンティーノ」という品種で、実はこの2つは同じDNAを持つ兄弟のような関係です。共にリグーリア州を代表する白ブドウとして知られています。
バジルやトロピカルフルーツ、パイナップルの香りが印象的。
【第2回】ピエモンテ州のおすすめワイン
Dolcetto d’Alba DOC “Blackberry”
ヴィジン|ドルチェット・ダルバ “ブラックベリー”
銘醸地ピエモンテ州の人々もいつもバローロやバルバレスコを飲んでいるわけではありません。ネッビオーロは長期熟成ポテンシャルが高ければ高いほど、飲み頃になるには何年もかかるのです。そこで登場するのがドルチェットやバルベーラといったより親しみやすいブドウです。中でもドルチェットはピエモンテの赤ワインの中では最も早くから飲むことができると言えます。
大変飲みやすいフレッシュでフルーティーな香り。
Ruche di Castagnole Monferrato DOCG “Majoli”
ダカーポ|ルケ・ディ・カスタニョーレ・モンフェッラート “マヨーリ”
生産量も非常に少なく、ピエモンテ州のモンフェッラートという限られた地域でしか栽培されていない品種「ルケ」。何と言ってもバラの香りが特徴で、印象に残る個性的な土着品種である上に生産量は少ないという独自性が評価されている銘柄で、一度飲むと忘れられない経験となることから大変人気です。
バラやスミレ、キンモクセイ、ハーブ、赤系ベリーなど、華やかな香り。
Grignolino d’Asti DOC “ARLANDINO”
テヌータ・サンタ・カテリーナ|グリニョリーノ・ダスティ “アルランディーノ”
お届けしたワイン「バルベーラ・ダスティ」も魚料理にも合う赤ワインですが、こちらのグリニョリーノも香り華やか!エレガントで美しい上に、魚料理や和食、出汁の効いた料理にとても合わせやすいです。ワインの色は透明感があり、一見濃いめのロゼのようですが、タンニンはしっかりある赤ワインです。
出汁の効いたアクアパッツァに!魚料理や和食など、幅広く合わせられる驚きの赤ワイン。
【第1回】トレンティーノ=アルト・アディジェ州のおすすめワイン
Alto Adige DOC Gewrztraminer Arenis
コルタッチ|アルト・アディジェ ゲヴュルツトラミネール “アレニス”
アルト・アディジェ地方ではピノ・グリージョに続いて多く栽培されている品種です。白ワインですが、ブドウの果皮は薄くピンクがかった色をしています。このような色のブドウはグリ系と言われており、ピノ・グリージョや山梨県で栽培される甲州などもグリ系の品種です。
バラ、ライチ、ピーチ、白スパイスなどの華やかな香り。
Alto Adige DOC Pinot Nero Ros “Pinose”
コルタッチ|アルト・アディジェ ピノ・ネロ ロゼ “ピノゼ”
ピノ・ネロはデリケートな品種なので栽培が難しいとされますが、冷涼な気候であるアルト・アディジェ地方ではイタリアの中でもクオリティの高いピノ・ネロが造られることで知られています。ここでは珍しいピノ・ネロのロゼをお薦めいたします!
ラズベリー、野イチゴなど、華やかなベリー類の香り。
Trento DOC Blanc de Blancs Brut
マソ・マルティス|トレント ブラン・ド・ブラン ブリュット NV
イタリアのスプマンテの代表格としてはフランチャコルタが挙げられますが(第6回でご紹介します)、トレンティーノ地方で造られるスプマンテのトレントDOCもクオリティの高さで定評があります。是非覚えておきたい銘柄の一つです。
メトド・クラッシコ製法。白い花、グレープフルーツなど柑橘系の香り。
IGT Vigneti delle Dolomiti Teroldego “indulgente”
レドンデル|ヴィニェーティ・デッレ・ドロミティ テロルデゴ “インドゥルジェンテ”
「トレントの王子」と呼ばれるトレンティーノ地方を代表する黒ブドウ「テロルデゴ」。イタリアらしいマニアックな土着品種なので、入手困難なアイテムですが、イタリアワインを探求するVino Hayashiでは取り扱っております!!
フレッシュで野性的なニュアンスの赤や黒のベリー類とチェリーのような香り。
その他ご質問やご不明点等がございましたら、カスタマーサポートまでお気軽にご連絡くださいませ。
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E-MAIL:support@vinohayashi.com
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東京都中央区日本橋蛎殻町1-2-3-3F
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確認クイズ(18期|vol.12|バジリカータ州/カラブリア州/プーリア州)
クイズに答えて一番下の送信ボタンを押し、結果の送信を押すとすぐ採点し解答がご覧いただけます。
ワインに合うレシピ|牛すね肉の赤ワイン煮/スペアリブのパスタ
「牛すね肉の赤ワイン煮」

バルバレスコには、牛肉と野菜の旨みが凝縮した赤ワインソースがおすすめ!
【材料】(4人分)牛すね肉 500g 位
玉ねぎ 1個
にんじん 1/2本
セロリ 1/2本
赤ワイン 300 сс
水 150 cc
ローリエ 2枚
イタリアンパセリ 適量
オリーブオイル・塩・こしょう 適量
【作り方】
①玉ねぎ、にんじん、セロリは角切りにする。
②牛すね肉に塩、こしょうをして小麦粉(分量外)をまぶす。鍋にオイルをひき、肉の表面を焼き、一度取り出す。
③同じ鍋に①を入れ、しんなりしてくるまで10分以上しっかりと炒める。
④鍋に②を戻し、赤ワイン、水、ローリエを加え、弱火で2時間ほど煮込む。(圧力鍋の場合25分)
⑤粗熱がとれたら肉を取り出し、残り(ローリエは取り除く)をミキサーにかける。再びソースと肉を鍋に戻し、30分ほど煮込み、味を調える。(圧力鍋の場合5分、その後自然放置)
※一度冷めてからいただくと更に味が馴染んで美味しいです。翌日がベストです。
※鍋は厚手のものが理想です。水分が蒸発してしまう場合は湯を足しながら煮込んでください。
※ソースは少し多めにでき上がる可能性がありますが、冷東保存をしてカレーやシチューにお使いください。
「スペアリブソースのパスタ」

豊かな果実味とボリューム感のあるワインには、しっかり煮込んだお肉とトマトのソースを合わせてお楽しみください!
【材料】(4人分)お好みのパスタ 240~280g(太麺、ショートパスタがおすすめ)
スペアリブ 400g
玉ねぎ 1/2個
ホールトマト缶 1缶
ビターチョコレート 5g
塩・こしょう 適量
オリーブオイル 適量
【作り方】
①玉ねぎはスライスする。
②鍋にオリーブオイルを敷き、玉ねぎ、スペアリブ、トマト缶(手で崩す)の順で入れ、弱火で1時間ほど煮込む。(圧力鍋の場合、25分)
③スペアリブを取り出し、骨から肉部分を取り除き、細かく刻む。
④肉と骨を鍋に戻し、塩・こしょうをして更に30分煮込む。
⑤骨を取り出し、最後にビターチョコレートを加え、味を調える。
⑥茹でたパスタとソースをからめて、お皿に盛る。
※お好みでパルミジャーノをかけても◎。
イタリア料理研究家 星野佳代さんレシピより
お届けワインとグラスの相性(18期vol.12 ピエモンテ州/プーリア州)
イタリアワイン通信講座受講生のみなさま
第12回はプーリア州のワインと偉大なワインをお送りいたしました。
弊社スタッフも3種のグラスで試飲してみました。
皆様も各グラスごとに香りや味わいの特徴を掴んでみて下さい。一番右側(ボトルに近い方)からおすすめ順で並べていますので、どうぞご参考になさってください。
Vigin Barbaresco DOCG “Montersino”
ヴィジン|バルバレスコ “モンテルシーノ”
<ブルゴーニュ型>
香りに複雑性が感じられ、ワインのポテンシャルが最大限に発揮される。時間が経ってもバランスが崩れない。
<ボルドー型>
タンニンや果実味が力強く感じられるようになるため、しっかりめのお肉などに合わせるなら、こちらのグラスがオススメ。
<リースリング型>
グラスが小さ過ぎてこのワインのポテンシャルを発揮できない。
CALITRO |Primitivo di Mauduria DOC Ausilio
カリートロ|プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア “アウジリオ”
<リースリング型>
グラスの口の部分(リム)の広がりが小さいため、詰まった果実の香りをダイレクトに感じることができる。口に含むと、柔らかい印象で、全体的にバランスがよい。
<ボルドー型>
口当たりが非常にやわらかく感じる。全体的にまとまりのある香りが綺麗に広がる。
<ブルゴーニュ型>
複雑な香りを感じとることができるが、香りがすぐ消えてしまう。
1年を通してイタリアワインに触れてきましたが、これらはほんの一部です。引き続きいろいろなワインを試し楽しみながら、この先もイタリアワインの深い世界に浸っていただけたらと思います。
写真と動画で見る(18期vol.12 プーリア州|カリートロ)
イタリアワイン通信講座第のみなさま
イタリアワイン通信講座 第12回は、プーリア州について現地の風景をご紹介します。