第10回お届けワインのご紹介

イタリアワイン通信講座事務局の水澤です。

第10回のお届けは7月20日()頃となります。(日時を変更済みの方へは、ご指定の日時にお届けいたします)

今回は、古代より独自の文化を持つサルデーニャ州と、ゴッドファーザーやマフィアといったイメージでも有名な地中海最大の島シチリア州を巡ります。

お届けのワインは、弱冠33歳でワイナリーを創設した女性オーナー・アントネッラさんが造るサルデーニャの土着品種ヴェルメンティーノを。もう一本は、トスカーナを中心に活躍する醸造家パオロさんがエトナに惚れ込み土地を購入、エトナ山の恩恵を受けた土壌で作られる土着品種ネロ・マスカレーゼ本体の赤ワインをお届けいたします。

どうぞお楽しみに!


【第10回白ワイン】

Vermentino Sardegna DOC
アントネッラ・コルダ|ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャ

レモン、グレープフルーツなどの柑橘系の香りやミント、ユーカリの清涼感が感じられる。酸味やミネラルも豊富で余韻もきれいに拡がり、全体的にエレガントな印象。

【おすすめアッビナメント】
コニッラ・スッキットゥ(ウサギ肉のケッパー煮込み)、ブリーダ・アッラ・カリアリターナ ( カリアリ風トラザメのレバー煮込み)、イカ塩焼き、アサリのワイン蒸し

【第10回赤ワイン】

Etna DOC Rosso “CIAURIA”
ピエトロ・カチョルニャ|エトナ・ロッソ “チャウリア” 

木イチゴやマンゴー、黄桃といったフレッシュなフルーツの香りが印象的。タンニンは細かいながらもしっかりと感じられる。華やかさと骨格を持ち合わせたワイン。

【おすすめアッビナメント】
トンノ・スコッタート(マグロのたたき)、パスタ・アッラ・スパラゴーニャ(シチリア自生のアスパラガスとチェリートマト、ニンニク、オリーブオイル、唐辛子を和えたパスタ)、メカジキ/マグロのソテー(ケッパーとオリーブのソース)、フィノッキオのポテトグラタン


その他ご質問やご不明点等がございましたら、カスタマーサポートまでお気軽にご連絡くださいませ。


【お問合せ先】
フリーダイヤル:0120-991-202
営業時間:平日11:00-17:00(定休:土日祝)
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ワインに合うレシピ

タコとトマトのジェノヴェーゼサラダ」
ワインの程よい苦味がバジルのハーブ感ととても相性よし!


【材料】(2人分)
茹でタコ 150g 
トマト 2個 
きゅうり 1本
レモン 適量

(ジェノヴェーゼソース)
バジル 1片
にんにく(小) 大さじ2
パルミジャーノ・レッジャーノ 15g
松の実 15g
オリーブオイル 100cc
レモン汁 大さじ1
塩 小さじ1/2〜1

【作り方】
①ジェノヴェーゼソースの材料をフードプロセッサーに入れて、ソースを作る。

②タコは熱湯にサッと通すと臭みが抜けます。食べやすい大きさに切る。

③トマトは櫛形に切る。きゅうりは斜め切りにする。

④ジェノヴェーゼソース(大さじ1〜2)と1、2の材料を混ぜ合わせる。レモンを飾る。

※残ったジェノベーゼソースは冷蔵庫で3〜4日保存可能(冷凍保存も可能)。 パスタソースやサラダソースとしてどうぞ!


「アリスタのプルーン添え」
ワインの特徴の黒系果実やスパイスの味わいがソースとよく合います


【材料】(5~6人分)
豚の肩ロース塊 500g前後  
プルーン 15個前後 
ローズマリー 3~4本
白ワイン 200cc
塩 小さじ1強
こしょう、オリーブオイル

【作り方】
①肉に塩、こしょうをして、採みながら味を馴染ませる。

②肉の塊の真ん中に切れ目を入れ、プルーン(10個前後)を詰め込む。

③ローズマリーをのせて、料理用の糸で3箇所ほど留める。

④鍋にオリーブオイルを熱して、肉を回しながら焼き色をつけていく。

⑤ワインを加え、蓋をして弱火で45分~1時間くらい、途中時々肉を回しながら煮込む(途中水分がなくなったら湯を少々さす)。

⑥最後の10分くらいのところで、細かく刻んだブルーン(4個)を加える。

⑦煮汁が煮詰まったらしばらく味をなじませて、薄切りにしてお皿に盛りつける。

イタリア料理研究家 星野佳代さんレシピより

お届けワインとグラスの相性(20期第9回アブルッツオ/モリーゼ州)

第9回はアブルッツォ州のワインを2本お送り致しました。

各グラスでどのような良さが引き出せるか。スタッフレポートを参考に、実践されてみてください。

TORRI|BAKAN Abruzzo DOC Pecorino
トッリ|バカン アブルッツォ ペコリーノ

<ボルドー型>
グレープフルーツやレモンなどの酸が少し立つようなフレッシュ感を強く感じ、口に含むと酸やミネラルでグッとまとまった印象。

<リースリング型>
ダイレクトに果実の香りやミネラルを感じることができる。また酸味や果実味もバランスも◯

<ブルゴーニュ型>
はじめに繊細なハーブや果実の印象を受けたが、ボールが大きいため時間が経つにつれ香りと味わいがぼけやすい。

fontefico |Montepulciano d’Abruzzo DOC “cocca di casa”
フォンテフィーコ|モンテプルチャーノ・ダブルッツォ “コッカ・ディ・カーザ”

<ブルゴーニュ型><ボルドー型>
アタックにバラやスミレの華やかさを感じ、梅ジャムやフルーツのコンポートのニュアンスも。後からカカオやチョコレートのような複雑性もあり、余韻も心地よい。

<リースリング型>
若干複雑な香りも感じとれるが、若干弱い。

あわせるお料理や、温度、体調、抜栓後の時間経過などによってワインの香りや味わいは変わってきます。その時々のシーンにあったグラスをお選びください。

皆さまのご感想もお待ちしております!

写真と動画で見る(20期第9回アブルッツオ州|フォンテフィーコ)

イタリアワイン通信講座受講生のみなさま

第9回お届けアブルッツォ州のワインについて、
私たちが実際に取材し撮影した現地の風景をご紹介します。

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ブーツ型のイタリア 足首からふくらはぎにかけて長く続くアドリア海の海岸線

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かつてペコラ(羊)が好んでこの実を食べていたことから名付けられたというペコリーノ種 ※2016ヴィンテージより、ラベルが変更となっております。

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地元のチーズとサラミの盛り合わせ

名産 旨辛サラミ ヴェントリチーナ
名産 旨辛サラミ ヴェントリチーナ

棚仕立で作られるモンテプルチャーノ種
棚仕立で作られるモンテプルチャーノ種

ペコリーノ種
ペコリーノ種

マンマお手製の絶品グリル野菜

オーガニック認定の畑
オーガニック認定の畑

弟エマヌエーレ、兄二コラとマンマ
弟エマヌエーレさん、兄二コラさんとマンマのミリアムさん

若き兄弟の情熱により飛躍するワイナリー フォンテフィーコ
若き兄弟の情熱により飛躍するワイナリー フォンテフィーコ

マンマお手製の絶品グリル野菜

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現在のエチケットはこちら。弟のエマヌエーレさんがデザインを担当。

第9回お届けワインのご紹介

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イタリアワイン通信講座事務局の水澤です。

第9回のお届けは6月20日(金)頃となります。(日時を変更済みの方へは、ご指定の日時にお届けいたします)

今回はアドリア海沿いに位置し、人口より羊が多いとも言われる2州、アブルツッオ州とモリーゼ州を巡ります。

お届けするのは海と山に挟まれたBIO認証の畑から生み出される白ワイン・ペコリーノと、ガンベロ・ロッソでトレ・ビッキエーリを獲得した生産者フォンテフィーコの赤ワイン・モンテプルチャーノ。

ペコリーノ種は口に入れた瞬間から伝わる綺麗な酸と強いミネラル感、ステンレス熟成の突き抜ける透明感が印象的で、柑橘を感じた後に心地良い苦みが続きます。

モンテプルチャーノ種は口当たり滑らかで凝縮された果実味とブラックペッパーやスパイスなどの複雑さも感じられます。しっかりと骨格がありながらも、飲み疲れしない品のある味わいです。

どうぞお楽しみに!


【第9回白ワイン】

BAKÁN Abruzzo DOC Pecorino
トッリ|バカン アブルッツォ ペコリーノ

グレープフルーツの白い皮やレモン、ライムなどフルーティーかつ清涼感のある香り。しっかりとしたミネラル感が印象的で、品種の特徴である酸味、苦味、塩味もバランスよく味わえます。

【おすすめアッビナメント】
ブロデット・アッラ・ヴァステーゼ(トマトベースの魚介類の煮込み。さらに残ったスープにリングイネを入れて食べる)、魚介系フリット(イワシ、イカ、タラ)、牡蠣塩焼き、猟師風煮込みカチャトーラ(鶏やウサギなどの白身肉とトマト、ニンニク、パプリカなど)

【第9回赤ワイン】

Montepulciano d’Abruzzo DOC “cocca di casa”
フォンテフィーコ|モンテプルチャーノ・ダブルッツォ “コッカ・ディ・カーザ”

黒系果実やスパイス、鉄や 樹脂など複雑な香り。口当たりはスムーズで、フレッシュな酸味が心地がよい。

【おすすめアッビナメント】
アリスタのプルーン添え、子羊・子牛のトマト煮込み、パッロッテ・カチョ・エ・オヴァ(古くなったパン、ペコリーノチーズ、ニンニク、パセリと卵を小さく丸くまとめて油で揚げ、トマトソースで煮込んだもの。アブルッツオ州の郷土料理)、鳥レバー(タレ)、エビチリ


その他ご質問やご不明点等がございましたら、カスタマーサポートまでお気軽にご連絡くださいませ。


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お届けワインとグラスの相性(20期|第8回マルケ/ウンブリア州)

第8回は赤・白2本のワインをお送りいたします。弊社スタッフも3種のグラスで試飲してみました。皆様も各グラスごとに香りや味わいの特徴を掴んでみて下さい。

Lucesole|Verdicchio dei Castelli di Jesi DOC Classico “IPPOCAMPO”
ルーチェソーレ|ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イェージ・クラッシコ “イッポカンポ”

<大きめのボルドー型>
酸とミネラルがダイレクトに伝わり、グレープフルーツの果実味もフレッシュに感じる。余韻も比較的長く続きバランスが良い。

<小さめのチューリップ型>
若干柑橘系の香りを弱く感じる。酸味と凝縮感がありしっかりとまとまった印象。

<ブルゴーニュ型>
スワリングするとハーブや火打ち石のような香りの複雑性を感じるが、全体的にぼやけた印象。

LE CIMATE|Montefalco Rosso
レ・チマーテ|モンテファルコ・ロッソ

<大きめのボルドー型>
カシスやブラックチェリーの華やかな香りやシナモンやペッパーなど複雑性も感じる。なめらかなタンニン、余韻も続く。

<小さめのチューリップ型>
ベリーやイチゴのニュアンスも感じとれる。ただ酸やアルコールを強く感じる。

<ブルゴーニュ型>
若干複雑な香りも感じとれるが、アルコールを強く感じる。

あわせるお料理や、温度、体調、抜栓後の時間経過などによってワインの香りや味わいは変わってきます。その時々のシーンにあったグラスをお選びください。

皆さまのご感想もお待ちしております!

写真と動画で見る(20期|第8回マルケ州/ルーチェソーレ)

イタリアワイン通信講座 受講生のみなさま

イタリアワイン通信講座 第8回で特集するマルケ州の造り手Lucesole(ルーチェソーレ)を、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景とともにをご紹介します。

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健康的なモンテプルチャーノ種。

 

ヒマワリ畑の隣のブドウ畑。
ヒマワリ畑の隣のブドウ畑。

 

アドリア海を臨むカンティーナ。
アドリア海を臨むカンティーナ。

 

アグリツーリズモ(宿泊施設)、トラットリアを併設したワイナリー。
アグリツーリズモ(宿泊施設)、トラットリアを併設したワイナリー。

 

ワインにサクランボを漬け込んだ『ヴィショラ』という甘口のリキュールも造っています。
ワインにサクランボを漬け込んだ『ヴィショラ』という甘口のリキュールも造っています。

 

造り手のマッシミリアーノさん。
造り手のマッシミリアーノさん。

 

栽培・醸造家の兄とシェフの弟
栽培・醸造家の兄とシェフの弟

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アンコーナの港湾に沿ってる城壁。
アンコーナの港湾に沿ってる城壁。

 

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アンコーナの大聖堂。
アンコーナの大聖堂。

 

アンコーナにあるサン・ドメーニコ教会。
アンコーナにあるサン・ドメーニコ教会。

 

アンコーナの観光名所のカルモの噴水。
アンコーナの観光名所のカルモの噴水。

 

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ウルビーノにある植物園。

 

ラファエロ・サンティの銅像。
ウルビーノで生まれたルネサンスの代表的なラファエロ・サンティの銅像。

 

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国際アコーディオン博物館
アンコーナから20キロメートル離れたカステルフィダルドには国際アコーディオン博物館がある。

 

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シローロ
1994年からブルーフラッグビーチとして認証されたシローロ。良い入浴水質と環境保護のスポットとして認識されている。

 

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スフェーラ・グランデ(大きな球)という銅像。
ペーザロにあるアルナルド・ポモドーロの有名なスフェーラ・グランデ(大きな球)という銅像。

 

ジョアキーノ・ロッシーニ
1800年代に活躍していた作曲家のジョアキーノ・ロッシーニはペーザロで生まれた。

 

写真と動画で見る(20期|第8回ウンブリア州/レ・チマーテ)

イタリアワイン通信講座受講生のみなさま

イタリアワイン通信講座 第8回は、ウンブリア州の造り手「レ・チマーテ」について、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景とともにご紹介します。

 

レ・チマーテのカンティーナ
レ・チマーテのカンティーナは入口からロゴが見える。

 

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モンテファルコ・サグランティーノのブドウ畑。
モンテファルコ・サグランティーノのブドウ畑。

 

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オーナーのパオロさん。

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ステンレスタンクは上下二層式になっており、しっかりと温度管理がなされている。

 

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レ・チマーテが用意したアンティパスト。

 

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スポレートの大聖堂が面する広場。

 

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スポレートのポンテ・デッレ・トッリ(塔の橋)。

 

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ペルージャの眺め。

 

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Duomo.Orvieto
1591年に完成されたオルビエートの大聖堂。

 

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プロシュートとサラミとブルスケッタのアンティパスト。

 

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オリーブの木で作られた調理器具。オルビエートでは木製の工芸品はよく見かけられる。

 

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オルヴィエートにはかわいいお土産屋さんが集まる。 「ようこそ」「いらっしゃいませ」と書いてあるベルも販売している。

 

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アッシジのサンタ・キアラ聖堂。

 

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サン・フランチェスコ聖堂の修道院。