お届けワインとグラスの相性(15期|第8回マルケ/ウンブリア州)

第8回は赤・白2本のワインをお送りいたします。弊社スタッフも4種のグラスで試飲してみました。皆様も各グラスごとに香りや味わいの特徴を掴んでみて下さい。

Lucesole|Verdicchio dei Castelli di Jesi DOC Classico “IPPOCAMPO”
ルーチェソーレ|ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イェージ・クラッシコ “イッポカンポ”

<大きめのボルドー型>
酸とミネラルがダイレクトに伝わり、グレープフルーツの果実味もフレッシュに感じる。余韻も比較的長く続きバランスが良い。

<小さめのチューリップ型>
若干柑橘系の香りを弱く感じる。酸味と凝縮感がありしっかりとまとまった印象。

<中くらいのバルーン型>
果実味を感じやすく厚みがある。アルコール感、苦味も感じる。

<ブルゴーニュ型>
スワリングするとハーブや火打ち石のような香りの複雑性を感じるが、全体的にぼやけた印象。

LE CIMATE|Montefalco Rosso
レ・チマーテ|モンテファルコ・ロッソ

<大きめのボルドー型>
カシスやブラックチェリーの華やかな香りやシナモンやペッパーなど複雑性も感じる。なめらかなタンニン、余韻も続く。

<小さめのチューリップ型>
ベリーやイチゴのニュアンスも感じとれる。ただ酸やアルコールを強く感じる。

<中くらいのバルーン型>
アルコールの揮発した香りを強く感じる。

<ブルゴーニュ型>
若干複雑な香りも感じとれるが、アルコールを強く感じる。

あわせるお料理や、温度、体調、抜栓後の時間経過などによってワインの香りや味わいは変わってきます。その時々のシーンにあったグラスをお選びください。

皆さまのご感想もお待ちしております!

写真と動画で見る(15期|第8回マルケ州/ルーチェソーレ)

イタリアワイン通信講座 受講生のみなさま

イタリアワイン通信講座 第8回で特集するマルケ州の造り手Lucesole(ルーチェソーレ)を、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景とともにをご紹介します。

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健康的なモンテプルチャーノ種。

 

ヒマワリ畑の隣のブドウ畑。
ヒマワリ畑の隣のブドウ畑。

 

アドリア海を臨むカンティーナ。
アドリア海を臨むカンティーナ。

 

アグリツーリズモ(宿泊施設)、トラットリアを併設したワイナリー。
アグリツーリズモ(宿泊施設)、トラットリアを併設したワイナリー。

 

ワインにサクランボを漬け込んだ『ヴィショラ』という甘口のリキュールも造っています。
ワインにサクランボを漬け込んだ『ヴィショラ』という甘口のリキュールも造っています。

 

造り手のマッシミリアーノさん。
造り手のマッシミリアーノさん。

 

栽培・醸造家の兄とシェフの弟
栽培・醸造家の兄とシェフの弟

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アンコーナの港湾に沿ってる城壁。
アンコーナの港湾に沿ってる城壁。

 

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アンコーナの大聖堂。
アンコーナの大聖堂。

 

アンコーナにあるサン・ドメーニコ教会。
アンコーナにあるサン・ドメーニコ教会。

 

アンコーナの観光名所のカルモの噴水。
アンコーナの観光名所のカルモの噴水。

 

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ウルビーノにある植物園。

 

ラファエロ・サンティの銅像。
ウルビーノで生まれたルネサンスの代表的なラファエロ・サンティの銅像。

 

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国際アコーディオン博物館
アンコーナから20キロメートル離れたカステルフィダルドには国際アコーディオン博物館がある。

 

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シローロ
1994年からブルーフラッグビーチとして認証されたシローロ。良い入浴水質と環境保護のスポットとして認識されている。

 

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スフェーラ・グランデ(大きな球)という銅像。
ペーザロにあるアルナルド・ポモドーロの有名なスフェーラ・グランデ(大きな球)という銅像。

 

ジョアキーノ・ロッシーニ
1800年代に活躍していた作曲家のジョアキーノ・ロッシーニはペーザロで生まれた。

 

写真と動画で見る(15期|第8回ウンブリア州/レ・チマーテ)

イタリアワイン通信講座受講生のみなさま

イタリアワイン通信講座 第8回は、ウンブリア州の造り手「レ・チマーテ」について、私たちが実際に取材し撮影した現地の風景とともにご紹介します。

 

レ・チマーテのカンティーナ
レ・チマーテのカンティーナは入口からロゴが見える。

 

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モンテファルコ・サグランティーノのブドウ畑。
モンテファルコ・サグランティーノのブドウ畑。

 

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オーナーのパオロさん。

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ステンレスタンクは上下二層式になっており、しっかりと温度管理がなされている。

 

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レ・チマーテが用意したアンティパスト。

 

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Spoleto
スポレートの大聖堂が面する広場。

 

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スポレートのポンテ・デッレ・トッリ(塔の橋)。

 

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ペルージャの眺め。

 

Perugia

Duomo.Orvieto
1591年に完成されたオルビエートの大聖堂。

 

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プロシュートとサラミとブルスケッタのアンティパスト。

 

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オリーブの木で作られた調理器具。オルビエートでは木製の工芸品はよく見かけられる。

 

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オルヴィエートにはかわいいお土産屋さんが集まる。 「ようこそ」「いらっしゃいませ」と書いてあるベルも販売している。

 

Assisi
アッシジのサンタ・キアラ聖堂。

 

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サン・フランチェスコ聖堂の修道院。

 

【動画配信】16期オンラインセミナー|アーカイブ

【動画配信】vol.12お届けワインを楽しむ 約44分
※以前収録した動画になります。


【動画配信】vol.11お届けワインを楽しむ 約53分
※以前収録した動画になります。


【動画配信】vol.10お届けワインを楽しむ 約39分
※以前収録した動画になります。


【動画配信】vol.7お届けワインを楽しむ 約52分
※以前収録した動画になります。


【動画配信】vol.6お届けワインを楽しむ 約46分
※以前収録した動画になります。


【動画配信】vol.5お届けワインを楽しむ 約54分
※以前収録した動画になります。


【動画配信】vol.4お届けワインを楽しむ 約50分
※以前収録した動画になります。


【動画配信】vol.3お届けワインを楽しむ(20221218) 約47分
※以前収録した動画を編集したものになります。


【動画配信】vol.2お届けワインを楽しむ(20221120) 約46分
※以前収録した動画を編集したものになります。


【動画配信】vol.1お届けワインを楽しむ(20221022) 約54分
※以前収録した動画を編集したものになります。


ワインを美味しく飲むポイント

この週末でお届けしたワインを飲む方もいらっしゃるかと思いますので、美味しく飲むポイントとテイスティングする方法をご紹介します。

美味しく飲むポイント

最適な温度について
【白ワイン】ソーヴィニヨン
冷蔵庫で冷やしスタートする。
室温で少しずつ温度が上がってくると香りや味わいが変化し、より一層楽しめます。

【赤ワイン】ソンタレール
一般的に赤ワインは“常温で”と言われますが、飲む直前に軽く冷蔵庫に入れていただき、少し冷んやり感じる温度がベターです。
このワインの繊細な酸味を美味しく感じられます。


2種とも、時間経過や温度変化による香りや味わいの変化もお楽しみください。


グラス・テイスティング方法

①グラスにワインを注ぎ、テイスティングのヒント(第1回テキストp.19基本編)を参照しながら、まずは外観、香り、味わいを感じてみましょう。
 
②次にワインをテイスティング。自分の感性でテイスティングしてみましょう。
 
③その結果を、毎月届くテキスト巻末ページにあるテイスティング・ノートに、まずは自分なりの表現で記入してみましょう。

④お次は、「ワインを楽しむ基本ガイド」のテイスティング・ノート評価項目リスト(p.4~7)を参照しながらテイスティング結果を記録してみましょう。併記されたイタリア語での表現も覚えると、なおよしです。
 
⑤記入後は、「テイスティング・ノート結果の参考例」と照らし合わせてみることで、ワインの理解をさらに深めていただけるのではないかと思います。
 

テキストを楽しむ4つのポイント

イタリアワイン通信講座をもっと楽しむ方法②をご案内いたします。

当講座をより美味しく楽しく学んでいただくためにテキスト内に小さな仕掛けがあり、4つのポイントごとにご紹介しています。

テキスト内のQRコードをスマホで読み込んでいただくか、メール内のリンクをクリックしてご覧ください。


①写真と動画で見てみよう!
(テキストp.22「今月のワイン」左下)

誌面に載せきれなかった現地の取材写真やドローンで撮影した動画など、造り手の魅力も併せてお伝えします。

★実はこの動画、ナポリ駐在員、鈴木が撮影・編集したもの。ほぼ全ての取材先で自らドローンによる空撮を行なっており、空から見ると土の色や地形の変化が一目瞭然。州やエリアの違いを学ぶのにお役立てください。

こちらからご覧いただけます


②VinoHayashiスタッフの試飲レポート
(テキストp.24-25「テイスティング・ノート」右上)

4種のグラスを使用した社内スタッフの試飲レポートをご覧いただけます。ぜひ参考にしてみてください。

こちらからご覧いただけます


③確認クイズ!(テキスト巻末ページ)

毎回のテキストの内容をクイズ形式でおさらいできるようになっています。解くことでより理解が深まりますので、ぜひ力試しを!

こちらからご覧いただけます


④みんなで飲もう!投稿しよう!
(テキストp.20-21「今月のワイン」右上)

お届けしたワインのテイスティング写真をInstagramでシェアして、みんなで盛り上がろう!という企画です。



★実際にペアリングをしている方や、ソムリエの方の投稿も多く必見です!ワインとお料理のペアリング写真には、弊社スタッフもウットリ。参考にしたくなること間違いなしです。

まずは下記リンクより、これまでに受講生さまから集まった投稿をご覧ください!

> 第1回お届けワインのInstagram投稿はこちら

 

今回ご紹介した4つのポイントをご活用いただき、当講座をより楽しんでいただければ幸いです。

【イタリアワイン通信講座の自宅学習方法】

お届け教材の使い方や楽しみ方の自宅学習方法をご案内いたします

①テキストを読む



毎月届くテキストを、雑誌を読む感覚で気軽にお読みください。とはいえ情報量が多く、一度には覚えきれないこともあるかと思います。ご自分のペースで、何度も思い返すようにめくってください。


②思いを馳せながら抜栓する

 

毎月届く2本のワインは、テキストのテーマ、州に沿ったものです。遠いイタリアに想いを馳せながらコルクを抜いてみてください。


③4つのグラスにワインを注ぐ


初回にお届けする4種のグラスとワインをお楽しみください。4つのグラスに同時にワインを注ぎ、グラスによる香りや味わいの違いや変化を感じ取るのがおすすめです。毎回テキストの後半に「テイスティング・ノート」がついていますので、ワインのコメントをメモすると学習が深まります。


④ガイドブックを活用する


小冊子『ワインを楽しむ基本ガイド』(P.8~)にワイン専門用語集を収録。毎月届くテキストの内容でわからない用語は、50音順索引にてお調べいただけます。


⑤QRコードを読み込む

テキスト内にあるQRコードをスマートフォンやタブレットで読み込むと、テキストでご紹介しきれなかった内容を動画や写真でご覧いただけます。また巻末ページには、その回のおさらいができる確認クイズ(その場ですぐ採点を行います)に挑戦することができます。


⑥お便りおまちしております


ご不明な点、テキストでわかりにくい点、ワインがなぜか美味しく感じられない…どんなことでもカスタマーサポートやLINEでご連絡ください。 ※いただいたご質問につきまして、回答と合わせて受講生のみなさまにご紹介させていただく場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。


⑦オンラインセミナー


弊社ソムリエによるお届けワインの補足説明やお料理との相性などを解説する、動画配信や不定期開催オンラインセミナーもございます。その際は事前にメールやLINEにてご案内をいたします。


⑧よくあるご質問


●ワインの保管方法や状態不良だった時どうすればいい?

●毎月のお届け日の指定や変更はどうすればいい?

●付属のバインダーは、どうやってテキストをはさめばいい?

よくあるご質問はこちら


【お問合せ先】
フリーダイヤル:0120-991-202
営業時間:平日11:00-17:00(定休:土日祝)
FAX:03-5643-5559
E-MAIL:support@vinohayashi.com

トスカーナの伝統料理、リボッリータ


硬くなったパンで作るミネストローネ。トスカーナ伝統料理はいかがでしょうか。


リボッリータ

【材料】(6人分)    
バゲット薄切り 6枚  
玉ねぎ(小) 1個 
にんじん、セロリ、キャベツ 各60g
ほうれん草(冷凍) 50g
白いんげん缶詰 1/2缶
ローリエ 1枚
塩、ペペロンチーノ、オリーブオイル 適量

【作り方】
①玉ねぎは角切りに、キャベツはザク切りにする。にんじん、セロリはスライスにする。

②鍋にオリーブオイルとペペロンチーノを入れ弱火で、玉ねぎ、にんじん、セロリをしんなりするまで炒める。

③キャベツを加え、油がまわってきたらトマトを加え炒める。

④白いんげんの水分、水(400cc<らい)、ほうれん草、ローリエ、塩を加え、弱火で30分煮込む。

⑤白いんげんを加え、さらに20〜30分煮込む。(途中で水分がなくなってきたら、湯を加える。)

⑥味を調えてパンを加え、火を止めてしばらく置く。

イタリア料理研究家 星野佳代さんレシピより